いつも、読んで頂き
ありがとうございます!。
WS00000b
 
 

難解パターン?

さて、早いところではもう
始まっているでしょうか?。

魚系マイクロベイトパターンの
季節がやってまいりました。

厄介な季節でもありますが
パターンがハマればかなり楽しめます。
 
 

マイクロベイトパターンとは
約、5センチ以下の生物がシーバスの
捕食対象になっている時の事をいいます。

有名なベイトはアミ、ハク、シラス、
稚鮎の4つですね。

ハクとはボラの稚魚のことです。

これら以外にも、この季節には
いろんな魚の稚魚が生まれてきます。

シーバスにとっては実にありがたい
よりどりみどりの季節です。

アングラーにとっては
頭を悩ませる楽しい季節ですが。
 
 

では、なぜこんなに釣りにくいのか?。

その理由は大きく分けて3つあります。
ひとつづつ考えていきましょう。
 


1. ベイトが小さくシーバスルアーでは
  マッチさせにくい。

マイクロベイトと言うだけあって、その
ベイトサイズは小さくシーバスタックルで
キャスト出来るルアーではベイトサイズを
合わせにくいのです。

私はシーバスを釣るときはシーバス
タックルのみでメバルタックルは
使いません。

そして、ソフトルアーも使わない
という硬い性格ですのでシーバス用の
ハードルアーだけで対応します。

ですが、メバルタックルで対応すると
マッチ・ザ・ベイトを使えます。

取り込みに時間はかかりますが
70センチくらいまでのシーバスなら
なんとか取り込めるみたいですよ。
 

「俺はメバルタックルやソフトルアーは
使わない!」という方はどうするか?。

ルアーの大きさではなく
ルアーの波動をマッチさせましょう。

なるべく波動の小さいシンペンなどの
ルアーを使うといいと思います。

とくに夜は有効な作戦です。

ラッキークラフト ワンダーなどが
オススメです。
 

昼間はすぐに見切られます。

ではどうするか?。

できるだけ小さなルアーを
選びます。

ローリングベイトなんかが
いいと思いますよ。
 
 

もう一つは定番の方法。

小型バイブレーションなどの
動きの早いルアーでリアクション
バイトに持ち込むやり方です。

オススメはレンジバイブシリテンバイブ
ミニエントコウメですね。

小魚がベイトになっているせいか、
シーバスも逃げる小魚を高い確率で
餌だと認識するようで、なんでもない
時期よりもリアクションに好反応な
気がします。
 
 
 


2. いろんなベイトが混在しており
  ベイトの特定が難しい。

いくつか方法があります。

当たり前ですが、まずは目視。

この時期は昼間の明るい時間に
どんなベイトがいるのか確認しておく事が
釣果に繋がります。

表層を泳ぐ稚鮎やボトムでヒラを打つ
ハクが確認できると思います。
 

もうひとつは捕食音です。

捕食音が大きい時はだいたい
魚系のベイトを表層で食べています。

よ~く注意していないと分からない
「チュポッ!」という捕食音の時は
アミである可能性が高いです。

派手ではないけど明らかな捕食音が
たくさん聞こえてボラジャンプが
多発している時はバチです。

捕食音がない時は表層にベイトが
いない時で、底バチかハクの
パターンになりますね。
 

こんな感じで捕食音は
かなり大きな手がかりになりますので
フィールドに立ったらまずは”音”に
注意してみてください。

他にもいろいろと見えて来ると
思います。
 

夜であれば、タイドミノースリム
使います。

知っている人は知っていますが
このルアーは夜であれば、バチパターン、
アミパターン、マイクロベイトパターンに
対応できます。

それぞれのパターンに合わせた
リトリーブアクションで反応があれば
ベイトの正体がほぼ分かります。
 
 
 


3. シーバスの居場所がわからない。

明るい時間に下見に出かけましょう。

魚系マイクロベイトパターンが
成立するかどうかは食物連鎖の
図式でだいたい分かります。
 

どういう事かというと、

水温が10度を超えると植物性
プランクトンが活動を始めます。

植物性プランクトンが活動し始めると
それらを餌とする動物性プランクトンが
現れます。

するとそれらのプランクトンを
餌とする小魚がたくさん現れます。

そう!、まさにこのくらいの水温が
小魚が卵から羽化する水温なんです。

自然というのは良く出来ていますね。
 

そして、それらの小魚を餌とする
”奴ら”が現れる!というわけです。
 
 

では昼間に何を下見するのか?。

ひとつは水にプランクトンの濁りが
あるかどうかです。

スケスケでは水温が低い事を意味します。

もうひとつは小魚が目視できるかです。

単純にシーバスはベイトが豊富な
場所に集まります。

つまり、小魚もいて、バチもいて、
アミもいる場所に集まるのです。
 
 

以上の3つが
マイクロベイトパターンを難しく
する理由ですね。

ですが反面、非常にテクニカルな
釣りを楽しめる季節でもあります。

この季節に思い通りに釣りまくる
事が出来ればかなり腕があがります。

さあ、あなたも釣りに行きましょう!。