WS000303


シーバス初心者です。
 

3月にシーバスフィッシングを
始めたんですが、その頃は
河口でちらほらと釣れました。

ですが、最近はあまり
釣れなくて困っています。

 

僕はデイゲーム主体なんですが
今の時期、デイゲームで釣れる
場所ってどんなフィールドに
なるんでしょうか?

教えてください。
 

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

河口というフィールド

こんにちは、しんです。
 

3月に始められたんですか?

また、厳しい時期に
始められたんですね。
 

でも、シーバスの居場所が
ある程度ハッキリしているから
釣りやすいは釣りやすいか。
 

なるほど、今はシーバスの
居場所が変わっているから
一筋縄ではいかないんですね。
 

分かりました。
 

ザックリと解説させてください。
 
 

じゃ、さっそく。
 
 

あなたもご存知のように
2月から4月くらいまでは
シーバスが河口に集結します。

 

これは何故かと言うと、河口の
ベイトがいちばん多くなる時期だから。
 

私たちは春を感じはじめて
暖かい時もありますが、
水の中はまだまだです。
 

そのため、他のフィールドは
ベイトが少なくて乏しいんです。
 

でも、河口だけは、この時期
特有のベイトが大量に発生する。
 

これが産卵後のシーバスが
河口に集結する理由のひとつです。
 
 

ですが、温かくなってくると
いろんなところにベイトたちが
姿を見せ始めます。
 

少し前に最盛期で今もまだ
釣れる港湾部バチ抜けパターンも
そのひとつ。

 

そして、マイクロベイトパターンも
寒い時期は河口で起きていたのに
暖かくなってくると港湾部でも
起こってきます。

 

今は一部の港湾部ではイワシが
入ってくる時期でもあります。

 
 

こうなってくると、シーバスは
河口に執着する必要がなくなります。
 

ですから、3月などの寒い時期に
比べてシーバスが散るんです。
 
 
 

こでもう一度、河口に
話を戻しましょう。
 

暖かい時期になると、河口に
集結していたマイクロベイトたちは
どういう行動をとるでしょうか?
 
 

まず、成長して少し大きくなります。
 

大きくなると、遊泳力が上がるので
いろんな場所に移動し始めるんです。
 

これは魚種によっても
個体によっても違います。
 

海へ出るベイトもいれば、
河川を遡上するベイトもいます。
 
 

だけど、これって何が起こって
いるのかと言うと、河口以外の
フィールドのベイトは増えますよね?

ベイトが移動したり、湧いたり
しますから。
 

でも、逆に言えば今度は
河口のベイトが減るわけです。
 

だって、遊泳力を手に入れたら
居心地にいいところ、又は本能が
目的地だと思わせるところへ
向かうわけですから。
 
 

極端に言えば、こういう理由で
今の時期の河口ではシーバスが
釣れにくくなるんです。
 
 

では、どうするか?

あなたも考えているように
場所を変えるというのが正解。

 

だけど、どこを狙うかというのは
ベイトの移動先を予想しないと
見えてきません。
 

適当に移動しても、たまたま釣れた
で終わってしまいます。
 
 

ですから、シーバスの行動パターンを
知るのはもちろん大切ですが、
根本的なところはベイトの行動
パターンを知るという事がキモ。

 

これを基本にあなたの地域での
ベイトとシーバスの移動パターンを
考えてフィールドを選んでみてください。
 

なぜなら、この移動パターンは
地域やフィールドによって
大きく変わってくるからです。
 
 
 
 

河川を狙うといい

参考までにほぼハズレがない
フィールドとしては、河川が
オススメ
になります。
 

あくまで一例として、
聞いて頂けたらと思います。
 
 

河口に居たベイトたちですが、
大半が河川を遡上します。
 

ハクというボラの稚魚もそうですが、
シーバスの大好物の稚鮎も
河川を遡上していきます。
 

当然、それに吊られてシーバスも
ノリノリで遡上していきます。
 
 

ですから、河川を観察しながら、

「シーバスが行けそうだなぁ」

と思われるところまで、ランガン
しながらフィールド探しをして
みると面白いです。
 

ただ、河川にも色々あって
基本的には安定した水深がある
河川をランガンしながら
あなたも遡上してください。(笑)

 

干潮になると干上がってしまって
河川自体の水深も20センチ程度しか
ないような川はシーバスが嫌います。
 
 

逆にこういう浅い河川は
大雨が降ったときに河口を攻めると
ベイトが流されてくるので
そういう時は狙い目です。
 

普段はシーバスが遡上出来ず、
あまりベイトが喰われてないので
運が良いと大量にベイトが
流されてきます。
 
 

でも、大雨じゃない時は深い河川を
叩いた方が確実です。
 

と、言うわけで
水深のある河川を登りながら
ランガンしていってくださいね。
 
 

又は河川を遡上したところで
実績のあるポイントの情報
集めて、そこを叩くのも
オススメです。
 

あなたの地域でそういうポイントを
教えてくれる人が居たら
ぜひ聞いてみてくださいね。
 
 
 
 

まとめますと、

今の時期、河口というフィールドは
少し微妙だという事。

 
 

そして、ベイトが遡上しているので
シーバスが遡上出来そうな河川が
オススメのフィールドだという事。

 
 

さらに、そういう河川をランガン
しながら、あなたも遡上していくと
高い確率でシーバスからの反応を
得る事が出来るという事ですね。

 
 
 

少し前にタイドリバースも
完全に修了して、今は昼間の
方が潮が大きく動く時期に
なっています。
 

まさにこれからが、デイゲーム
主体のあなたの独壇場です。

 
 

バイブレーションの早引きや
ミノーのポイント打ち、シンペンの
ドリフトなど、あらゆる手で
フィールドを攻めまくりましょう。
 
 

そうそう、今はテナガエビ
旬なんで、あなたの地域でも居る
ならテナガエビを表現出来るルアーで
テナガエビパターンも面白いです。
 

少しマニアックでネチネチした
パターンですが、ハマれば
大爆釣です。
 
 

良かったら、工夫して
楽しんでみてくださいね。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!