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初めまして。

今月頭からシーバス釣りを始めて、
本日8回目の釣行で初めての
シーバスゲットすることが出来ました。

本当に嬉しくて、これもしんさんの
記事を読んだお陰だと思っています。

 

今日の状況は大雨で、雨のあたらない
橋の下から船着き場のスロープを
バイブでギリギリを狙って釣り上げる
事が出来ました。

私のフィールドは大河川なのですが、
今日の場所は川から川に抜ける
50メートル幅くらいの水路が流れ込む
ところの手前にある船着場でした。

 

今回は連絡水路みたいな所の釣果で、
本当は本流の方でも釣りたいと思って
いろいろやってみましたが
今まで全く手応えがありません。

大河川と言うのは初心者には
難しいのでしょうか?

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

単純に的がデカいだけ

こんにちは、しんです。
 

お問い合わせ、
ありがとうございます。
 

そう言って頂けると嬉しいです。

泣いて喜びます。(笑)
 

私のブログを参考にして頂いて
ありがとうございます。
 
 

そして、

素晴らしい!

初シーバス、おめでとうございます。
 

今月から始められて早くも8回目の
釣行、そして初シーバス。
 

結果を出すのが速く、しかも
すでに8回の釣行というハイペース。
 

さてはあなた、
“出来る男”ですね?
 
 

しかも、あなたのフィールドはこの
時期シーバスの活性が全体的に低く、
多くの凄腕アングラーに攻められる
ハイプレッシャーなフィールド。

 

河川と河川を繋ぐ連絡水路が
いくつも存在する、
地域屈指の超メジャーフィールドです。
 

その中で的確に状況を読んで
正確で繊細な釣りにしか反応しない
シーバスを釣られたんですから
お見事としか言いようがありません。
 
 

さて、
本流つまり大河川の攻略法ですね。
 

あなたが感じているように
大河川の攻略には経験値が
必要になってきます。

 

それでは、いろいろと
見ていきましょう。
 
 

じゃ、さっそく。
 
 

あなたのおっしゃるように、確かに
大河川は初心者には難しいと言えます。

 

この原因はあなたも察しているとおり、
フィールドが広すぎるから。
 
 

広くて水深のあるフィールドが多く、
ポイントが無数にある上にシーバスが
いつでも何処へでも移動出来るので
反応がないと不安になります。
 

さらに水量が多く、目に見えない
ポイントが数多く存在するので
ポイントが絞りにくい。
 

そしてこの時期に限らずプレッシャーが
強く、特定の繊細な釣り方にしか
反応しない事が多い
ので、シーバスが
居ても「居ないのか?」と不安になる。
 

そうやって、そこに居るシーバスを
釣り逃して快調にランガンしていって

「なんだここ、居ないじゃん。」

みたいな悪循環になってる
事もたまにあります。
 
 
 

だけどある程度経験値を積んでくると
シーバスがどんなところに付いて
いるのかが正確に予想出来る
ようになってきます。

 

ちょっと分かりにくいですが、

「釣れないな〜、居ないのかな〜。
いや、間違いなく居る!たぶん!」

みたいな感じになってきます。
 

これは今までの釣れた経験で
シーバスがどんなところに付いていて
どんなふうにルアーにバイトしてくるか
想像出来るようになってくるからです。
 

そして、そのフィーディングゾーン、
そのポイントでどう攻めたらルアーを
喰わせられるのかを考えられるように
なってきます。
 

ですから、ポイントに応じて
的確な攻め方が予測出来て
実行出来るようになります。
 
 

ンスタントに釣るアングラーは
これが意識していなくても自然に
出来ているんです。
 

だけど、経験値が少ないと
バイブレーションを投げて反応しない
から、居ないという事で移動します。
 

でも例えば、実はボトムから20センチ
以上バイブレーションが離れないように
キープするだけで釣れてしまったり
する事が結構あるんです。
 

このように、ポイントに応じて
ルアーのタイプを変えたり、レンジを
変えたり、ルアーのトレースコースを
変える事が無意識に出来てしまう、

これが、経験値からくる違いです。
 
 
 

大場所が苦手なアングラーの多くは
ルアーに反応がないからシーバスは
そこには居ないと判断する。

だから、ポイントを移動します。
 
 

もちろん、本当に居ない場合も
多々あります。

でも、コンスタントに釣るアングラーは
自分のルアーと釣技では、そこに
居るであろうシーバスに口を使わせる
のは現時点では難しい。

だから、自分が対応出来る場所へ
ポイントを移動する。

という考えでフィールドを変えます。
 
 

要するに、そもそもシーバスが
居る前提でルアーをキャストするので
打つポイントに迷いがないし、
アタる攻め方が出来ます。
 
 

このランガンする時の考え方が、
大場所が苦手なアングラーと、関係なく
コンスタントに釣るアングラーとの
決定的な違いです。
 
 
 

つまり、初心者ではシーバスが
セレクティブな時期に大河川を
攻めるのは難しいと言えます。

 
 
 
 

大河川で狙うべき場所

では、次はこの時期に大河川では
どんな場所を狙えばいいのかを
順番に見ていきましょう。
 
 

まずは上げ潮時の流芯部。

だけど、大河川の流芯部というのは
ルアーが届かない事が多いので
届くようなら狙ってみてください。
 

中層からボトムに向かって
レンジを刻んでいくといいですね。
 
 

また、夜であったり岸際に水深が
ある河川なら、岸際も
いい感じのポイントになります。

 

表層から中層の少し下あたりまで
レンジを刻んでいくといいですね。
 
 

上げ潮時のハゼ釣りの名所もいいです。

表層を探ったら、ボトムを探って
みてください。
 

リフト&フォールなどのアクションを
入れるのもオススメですが、
ボトムを這うようにボトムから
あまりルアーを離さないのがオススメ。
 
 

中洲があるならそのまわりも
いいポイントになります。

表層を重点的に探ってください。
 
 
 

次は下げ潮。

ハッキリとした流れの変化が出る
流れ込みの流れの脇を探ります。

ボトムすれすれを丁寧に探ります。
 

リトリーブするというよりは
流される感じで。

強い流れの中からベイトが
弾き出されるような感じです。
 
 

岸際のシャローエリアとその先の
ブレイクもいいです。

水位が下がってシャローからベイトが
深い方へ出てくるのをブレイク際で
シーバスが待ち受けています。
 

シャローエリアをトップで探ったら、
ブレイク際をかすめるトレースコースで
表層からレンジを刻んでください。

重要なのはブレイクを直撃しない事。
 
 

後は河川と河川の連絡水路の出口。

連絡水路の流れから、本流へ
流されるベイトを演出する感じです。
 

ベイトが見えていれば表層から。

ベイトが見えなければ、本流流れが
合わさって流速差が出来る境目などを
バイブレーションで探ってください。
 

出来ればボトムを流される感じの
動きがいいですね。
 
 
 

これらが今の時期にシーバスの
反応が得やすい大河川の狙いどころ。
 

いちばん重要なのはベイトの
存在ですが、この時期見えないベイトが
シーバスに補食されてる事も
けっこうあります。
 

ですから、水中の酸素濃度。

これが高そうなポイントを重要視して
丁寧にランガンしてみてくださいね。
 
 
 

さらに、しばらく雨が降っていない
ようなら河口から離れた上流部を
重点的に狙うといいです。
 

逆に大雨が降った後は河口に
近づいた方がシーバスの反応を
得やすいでしょう。
 
 

あなたが釣果をあげられたように
天候でシーバスの動きは
まったく変わります。
 

シーバスが釣れた、もしくは
反応があった時は、なぜその時
その状況でそのルアーにシーバスが
バイトしてきたのか、

この理由を毎回分析されると
今後の釣行にかなり役に立つので
この分析を毎回考えることを
オススメします。

 
 
 
 

まとめますと、

今の時期は特にそうですが、
初心者には大河川のシーバス攻略は
難しいと言えるという事。

 
 

そして、同じフィールドでも
大場所であれば攻略すべきポイントは
無数にあって季節や天候、時間帯で
全く違ってくるという事。

 
 

さらに、この時期あなたのホームで
釣果をあげるなら、水中の酸素濃度に
いちばん気を使うのがシーバスを
釣るのに重要だという事ですね。

 
 
 

さて、いかがだったでしょうか?
 

この時期、あなたのフィールドは
特に酸素濃度が低く基本的にシーバスの
活性は良くないので、丁寧で正確な
釣り
が求められます。
 

すぐにマスターとはいかないでしょう
けど、丁寧に丁寧にポイントを
探ることをあなたなりに練習して
いって頂けるといい感じです。
 

いろいろとお話しましたが、
あくまでほんの一例で、
これらが全てではありません。
 

ですから、参考程度にして頂いて
いろんな可能性に視野を向けながら
今回の攻略法を使ってみてください。
 
 

これから、いい時期に突入します。
 

その調子でガッツリと
シーバスフィッシングを
楽しんでいきましょう。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!