ws000540

先日、ちょうど連休が取れたので
妻といっしょにとある地方へ
ヒラメ釣行にいってきました。
 

潮まわりは小潮で前日には
まとまった量の雨が降ったばかり。
 

決して良いとは言えない状況の中、
サーフに立ち妻と並んでヒラメを
狙ってきました。
 
 

結果は妻がマゴチ一匹。

私はスーパーホゲ。
 

流石にヒラメは出ませんでしたが
妻に初マゴチをゲットさせられたので
まあ意味のある釣行でした。
 

初めてのマゴチに妻も嬉しそうで
テンションが上がっていたので
私としてもひと安心。

 

また来年、リベンジしたいですね。
 
 

そんな釣行を終えて、帰りに
妻とラーメンを食べてから帰ってくる。
 

夜に出ていって朝マズメを釣って
帰ってくるという釣りだったので
とりあえず寝ます。
 
 

でも、そこは連休。

当然私は、

「滅多にない連休なのに、この私が
シーバスを釣りに行かない
わけにはいかない!!!」

という、訳の分からない使命感と
闘志
を燃やして、起きてちゃっちゃと
雑用を済ませて出撃する。
 

だって、釣りバカですから。(笑)
 
 

ただ、釣れると分かっている場所で
簡単に済ませてもアレなんで、
せっかくの連休でポイントの
新規開拓をしてみようというノリ。
 

そこで、今回は今年はまだ実釣
していない小規模河川の入った事のない
エリアをフィールドに選びました。
 
 

さてさて、どうなることやら。
 
 
 
 

芦際からチーバスの気配が

今回のフィールドは
とある小規模河川の下流域の上の方。

前々から気になっていたフィールド。
 

潮まわりは小潮。

満潮=20:23。
干潮=3:18。

水温は20℃。
 

天候は曇りで時折雨がぱらつき
突風が吹く、軽く荒れ気味な状態。

 

22:00〜3:00までの釣行です。
 
 

夜で初めてのフィールドなので
とりあえずフル装備で始めます。
 

最初に入ったのは橋の明暗部。

綺麗に護岸された足場の良い
ポイントですが、潮位が下げているので
濡れていてかなり滑りそう。
 

でもフェルトスパイクのウェーダーを
履いているので、まったく問題なく
足下は安定しています。

フル装備で来て正解。
 
 

面を覗いてみると、ボトムが
見えるほど水が澄んでいる。
 

「これは手厳しいな。」
 

いきなり手前の橋脚をリバード
ドリフトで狙ってみる。
 

・・・、
 

・・・、
 

反応なし。
 
 

いて、その橋脚の向こうの
明暗部にリバードを流し込んで
境目付近をリトリーブしてくる。
 

・・・、
 

反応なし。
 
 

度は奥にある橋脚を同じく
リバードのドリフトで狙う。
 

・・・、
 

これも反応なし。
 

「少し遅かったか。」
 

水位がかなり下げていて水が
どクリアなので、シーバス達は
すでに下流へ落ちた様子。
 

次は大潮の時に狙ってみようと
思い直してポイントを後にします。
 
 
 

右側に打ち上げられている大雨の
後のゴミの山の上を乗り越えて
今度は芦が群生するポイントへ。

 

今度は明暗が絡まないので
いい感じの暗闇が広がっています。
 

水深が浅いのは分かっていたので
マニックをチョイス。

アップクロスでキャストして
水面ドリフトで探る。
 

・・・、
 

・・・、
 

反応なし。
 
 

そのままクロス、ダウンクロスで
探ってみましたがバイトはありません。
 

「この風じゃ、トップは出にくいか。」
 

この時、けっこう風が吹いていました。
 

風自体はそれほど強くはなかった
んですが、河口側から吹いていて
時折水しぶきが飛ぶような突風も。
 

そう、河川の流れとは真逆のほうから
風が吹く、厄介で難しいパターン
です。
 
 

今度はモルモ80で水面直下5センチを
少し速く巻いてドリフトに入ります。
 

強く流れを受け出した時にモルモが
水面に出ない程度に巻き速度を調整。
 

・・・、
 

反応なし。
 
 

同じようにダウンクロスまで
試してみましたが、
バイトは得られませんでした。
 
 

今度はカームを使って水面下
10センチをドリフトで探ります。
 

・・・、
 

「これもダメか。」
 

・・・、

「もう少し下流へいってみるか。」
 

と思ったんですが、私の下流に
見えている芦際が気になったので
その付近をカームで探ってみます。
 

芦際をトレース出来る限界の位置の
芦の手前にダウンストリームでキャスト。

 

ゆっくり引いてきます。
 

・・・、
 

・・・、
 

クッ!
 

「てぃ!!!」
 

合わせを入れるもノリません。
 

「あの軽快なアタリはチーバスだな。」
 

そんな勝手な想像をしながら
もう少し探ってみるけど、
反応はありませんでした。
 
 
 
 

さらに下流へ

芦際のポイントに見切りをつけて
護岸の接続部から生えている
草をかき分けながら、
芦のエリアを抜けてみる。
 

すると、そこには水位が下がって
露出したボトムが一部だけ
見えていました。

 
 

フル装備なので、迷わず護岸から
降りてウェーディング
シャローエリアに立ち込みます。
 

小規模河川で水深も基本的に
浅いフィールドなので、護岸の高さも
下に降りても膝の少し上くらいまでしか
ないので登り降りしやすいんです。
 
 

エリア10をチョイス。

アップクロスでキャストして探ります。
 

「芦際を抜けた開けたフィールド、
どこかに必ず流れで形成された
ブレイクがいくつかあるはず・・・。」

 

・・・、
 

「ダメだ。エリ10じゃ完全に
風に負けてる。」

 
 

「ん?」

微かに補食音が聞こえました。
 

「居る!」
 
 
 

「ここはカームだ。」
 

ルアーをカームに戻します。
 

アップクロスでキャスト。

ドリフトで探ってきます。
 

・・・、
 

・・・、
 

「おかしい・・・、
何かがズレている・・・。」

 

・・・、
 

考える。
 

・・・、
 

「そうか!、水の透明度が
高すぎるんだ。」

 
 

今度はカームをアップクロスでキャスト。
 

水面直下を早巻きしてくる。
 

・・・、
 

反応なし。
 
 

今度はクロスストリームで早巻き
してみたけど、バイトはありません。
 
 

次はダウンクロスで水面にカームが
飛び出さない程度に早巻きしてくる。

 

・・・、
 

・・・、
 

ゴッ!!!
 

「ぬん!」
 

フッキング成功。
 

・・・、
 

「小さいな・・・。」
 

・・・、
 

上がってきたのは30センチちょいの
かわいいチーバス君。

ws000541
 

「ありがとう。」
 

正しい姿勢でまっすぐ泳ぐのを
確認してからリリース。
 

「なんとか出会えたかぁ、良かった〜。」
 
 

その後もじわじわと下流へ下りつつ
アイアンマービーのリアクション
狙いで広範囲に探っていきましたが、
反応を得られずに終了。
 

今度は河口側から風が吹いていない
大潮の時にリベンジしたいものです。
 
 
 
 

まとめますと、

初めてのポイントに夜にひとりで
入るのは、知識がなければ危なくて
怖いので、出来るだけ誰かを
みちずれにしましょう。(笑)

 
 

そして、出来れば私みたいに
行き当たりばったりの思い付き釣行じゃ
なく、しっかりと計画して条件の
いい時を狙った方がいいという事。

 
 

さらに、水が澄んでいる夜では
アクションを入れない単調な早巻きの
リアクションパターンが通用する
場合もあるという事ですね。

 
 
 

さて、いかがだったでしょうか?
 

相変わらずの無茶苦茶な釣行で
私的にはいい感じでした。
 

「えっ、ハードスケジュールだって?」
 

だって、釣りバカですから(笑)
 
 

でも、良い子のあなたは決して
こんなバカな真似はしてはダメですよ。
 

何かあったら大変ですから。
 

えっ、

「お前が言うな!って?」

そうですね。
ごもっともです。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!