LOS!  秋の大河川  ブレイクの絡む夜のシャロー  ダウンドリフト  暗闇の攻防戦LOS!  秋の大河川  ブレイクの絡む夜のシャロー  ダウンドリフト  暗闇の攻防戦


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寒い寒い。

暑くなったり寒くなったりで
いい加減風邪を引きそうな今日この頃。
 

まいど、私のブログに遊びに
来て頂いてありがとうございます。

 

あなたも上着などを使って
丁寧に体温調整をしながら
風邪など引かないように
気をつけてくださいね。
 
 

私たちには風邪など引いている
時間はありません。
 

なにせ、釣りに行かなきゃ
ならないんですから。(笑)
 
 

まあ、それはさておき
今回はそんな気候が安定しない
厳しい条件の中、秋の大河川を
フィールドに選んでみました。

 

というのも最近は小規模河川ばかり
攻めていて、スケールのデカい
自然あふれる開放的なフィールドで
釣りをしていなかったから。
 

今年は始めて入るフィールドです。
 

ただ、寒くなるとの事なので
風と水温低下が心配でした。
 
 

仕事の後、急いで雑用を済ませると
サクッと仮眠を取ります。
 

そして、3:00から朝マズメまでを
狙った釣行
です。
 

さてさて、どうなることやら。
 
 
 
 

いい感じの高反応

こんにちは、しんです。
 

今回は秋の大河川。

せっかくのハイシーズン、
ちょっぴりデカいシーバスを
狙いに行ってみようという
楽しい作戦ですね。
 
 

天候は晴れ。

潮まわりは小潮。

満潮=23:04。
干潮=6:21。

風は北の風、4m/s。
 

泣く子もすやすや眠る、
3:00〜6:30までの釣行です。

 
 

ここはわりと離れた場所にしか車を
停められないので、ポイントから
遠い場所に駐車。
 

迷う事なくフル装備を準備します。
 

そして護岸を足下に注意して歩き、
草むらを掻き分けて数百メートル
歩いてポイントへ。
 

ちょうどいい水位の下げ具合でした。
 
 
 

「さて、やりまっか。」
 

足下には水深が30センチもない
シャローエリアが広がっているため
まずはマニックをチョイス。
 

本流に対してダウンクロスで
キャストして探ってきます。
 

と言うのも、本流は左へ流れて
いるんですが手前のシャローエリアは
反転流で右に流れているため
です。
 

そして、反転流のエリアをアップ
クロスでルアーを入れてドリフト。
 

・・・、
 

「・・・、流れてないな・・・。」
 

反応なし。
 
 

とりあえず流れが止まっているので
そのままマニックで扇状
探っていきます。
 

・・・、
 

・・・、
 

反応はありません。
 
 

でも、ベイトは居ます。
 

おそらくはイナッコで出来るだけ
浅い岸際まで寄ってきてシーバスに
喰われるのを避けている感じ。

 

こういう時はウェーダーを履いてても
入水はしません。
 

何故なら、シーバスも大胆に足下まで
入って来ている可能性が高いから。
 

リールの機能を使わなくても
ロッドの長さと同じくらい垂らしを
取って、ロッドでルアーを振り込んだ
だけでアタる事があるほどです。
 
 

さて、次はルアーをモルモにチェンジ。
 

今度は私の右側から扇状に
探りを入れていきます。
 

・・・、
 

・・・、
 

こちらも全く反応なしです。
 
 

ベイトも居るし、かなり稀に
補食音が聞こえる
ので、間違いなく
シーバスも居ると思われます。
 
 

「もしかして、レンジが水面じゃ
ないのかも。」

 

今度はフィールをチョイス。

同じように探ってくる。
 

・・・、
 

全く反応しません。
 
 

「う〜ん、アクションが違うな。」
 

次はカームをチョイス。

左側の方へキャストします。
 

・・・、
 

コンッ。
 

「ウオッ!」
 

合わせても乗りません。
 
 

もう一度。
 

・・・、
 

コンッ。
 
 

「速いのか?」
 

シャロー過ぎて、気持ち速く引かないと
ボトムを拾ってしまうんです。
 

今度はレンジを変えずにリトリーブ
スピードを落とすために、1つ下の
サイズのカームにルアーチェンジ。

 

同じところを通してきます。
 

・・・、
 

・・・、
 

ガツッ!!!
 

「ほい来た!」
 

フッキング成功。
 

本流に乗ろうとするのを
力業で止めて、こっちを向かせる。

そして、すんなり寄せてくる。
 

40センチ程のシーバスです。
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「ん〜、いい感じ。ありがとう!」
 

しっかり縦に泳ぐのを
確認してリリースします。
 
 

「いいルアーなんだけどな、コレ。」
 

カームはけっこう好き嫌いが
分かれるルアーで苦手だという
アングラーが多いんです。
 
 
 
 

暗闇の攻防戦

「よし、本流に付いてる
シーバスを狙うか。」

 

カームを1つ大きなサイズに戻します。
 
 

冷たい北風が吹いています。
 

「この風と本流のあのヤバい流れ、
若干アップクロスだな。」

 

カームをアップクロス気味にキャスト。

着水と同時にロッドを煽って
ラインを少しだす。
 

そして、リールのベールを戻して
ルアーが沈んでいくのをロッドで
着いていってボトムまで沈めます。
 

とはいえ、この風と流れのコラボでは
ルアーの着底は分かりにくいので、

「大体こんなもんでしょ?」

くらいの感じで沈めます。
 
 

トムを取ったらルアーを少し
リフトして、本流の流れに
乗せていきます。
 

勢い良く流れたのでロッドで
微調整して狙いたいピンスポットへ
誘導していきます。
 

「あそこでU字ターン。」
 

と思っていた矢先に、
グッ、グッ!!!
 

「なに!」
 

フッキング。
 

一気に浮上してエラ洗い。
 

「デカい!」
 

エラ洗いの鈍さでお手頃なヤツか
ヤバいヤツかが大体分かるんです。
 
 

あっという間に本流に乗られる。

「あ〜、あ〜、あ〜。」
 

ドラグがフル稼働・・・。
 

ほんの少し失速したタイミングで
指でスプールをポンピングしながら
シーバスを止めて一気に反撃開始。
 

ほどほどにロッドを横に倒す向きを
逆にして、出来る限りシーバスの
頭をこっちへ向けるようにして
なんとか本流から引きずり出す。
 

「よしっ!」
 

思ったら、またしても強い
引き込みで本流に乗られる。
 

そして、・・・。
 

「あっ!」
 

ラインブレイク。

どうやら本気を出したようです。
 
 

チェックしてみるとPEラインの
途中で切れていました。
 

私はPRノットでリーダーを
結束するので、リーダーの結束部で
ラインが切れる事はまずありません。
 

これはルアーのアイの部分で
切れるようにして、最悪の場合
シーバスの体に残る物体を
ルアーだけにするためです。
 

ですが、どうやらPEラインのどこかに
がついていたんだと思います。
 

「ごめんよ。。。」
 

シーバスにかわいそうな事を
してしまいました。
 
 
 
 

朝マズメのダウンドリフト

気を取り直して再びPRノットで
リーダーを結束します。
 

ところがここで緊急事態発生。

急いで車に戻り、ウェーダーを
脱いでコンビニへ向かいます。
 

そして、早朝のコンビニの
小さな個室に失礼して、
私の飽くなき過去をひねり出す。(笑)
 

すみません、失礼しました。
 
 

それはさておき、朝マズメが
近かったので急いでフィールドへ
戻ります。
 

車を停めて再びフル装備。

草むらを掻き分けて
ポイントをめざします。
 

着いた時にはわりと明るくなっていました。
 
 

先ほどの少し下流のポイントへ。

ここは少し出っ張った地形に
流れが当たって、いい感じの
ヨレを作り出すポイント。
 

明るいのでリバードのナチュラル
カラーをチョイス。
 

アップクロスに投げるとラインが
流され過ぎるので、ダウンクロスに
キャスト
します。
 

そして、ドリフト。
 

・・・、
 

「ダメだ、流れが強すぎる。」
 

リバードでは上手くボトムまで
ルアーを違和感なく届けられません。
 
 

「普通のミノーを入れても
この流れで喰わせるのは難しいな。」

 

そこで、仕方なく先日作ったばかりの
オリジナルミノー
をチョイス。
 

これは波動が弱めのスーパータイト
ウォブリングアクションの
ちょっと変わったミノーです。

同じようにダウンドリフトで仕掛けます。
 
 

強い流れの向こうにキャスト。

リップの力を使って30センチほど
ルアーを潜行させます。
 

でもこのルアー、わりと潜るので
一度ベールを返してラインを
フリーにしていい位置まで送り込む。
 

ベールを戻してそのまま狙っている
ピンスポットの横までゆっくり
ルアーを潜行させます。
 

・・・、
 

・・・、
 

流れのヨレのボトム付近に入った瞬間、
グッ!、グッ!!!。
 

「うっしぃ!」
 

一瞬だけ流れに乗られそうになったけど
ちょっと強引に引っ張り出して
頭をこちらへ向けます。
 

そしてそのまま運良く
流れるようにランディング。
 

40センチ程のシーバスに出会えました。
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その後すっかり明るくなり
干潮アラームがなって通勤ラッシュが
本格的に始まると反応がなくなったので
ここで終了としました。
 
 
 
 

まとめますと、

やっぱり大きな魚は大きな流れの
いい場所に付いていて、
しっかりとルアーを届けてあげるのが
重要になってくるという事。

 
 

そして、どんな時でもしっかりと
タックルシステムをチェックして
詰めていかないと、大きな魚を
逃す結果になるという事。

 
 

さらに、ドリフトは明暗に
多少適当に流しても釣れますが、
その本質はやっぱりピンスポットを
狙っていく釣りだという事ですね。

 
 
 

さあ、いよいよハイシーズン
真っ只中ですね。
 

フィールドは少し寒めですが、
気合いを入れて今年のハイシーズンを
ガッツリと楽しみましょう。
 
 

そして、

あなたも風邪には気をつけて
くれぐれも体調、安全面において
ムリのない釣行で楽しんで
頂けるといい感じです。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!