シーバス  ルアーを補充したい  ホームになりそうな大阪周辺または日本海で使いたい  太平洋側と日本海側の違い  【Q&A】

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しんさん初めまして。

いつも楽しくブログを読んで
勉強させてもらっています。
 

今回の質問は、この間の初めての
釣行で数少ないルアーをロスト
してしまったので新しく補充しようと
思うルアーの購入についてです。

 

購入を考えているのは以下のルアーです。
・ラパラCD7
・コアマンVJ-16
・ハードコアリップレス120F
・マニック135
・コアマンCZ-30
・コアマンIP-26

 

今の手持ちのルアーが以下の通りです。
・コアマンPB-30
・シーバスハンターⅢ110Fと90S
・ワンダー80
・ダイワlazy
・レンジバイブ70esと55es

 

自分なりにホームになりそうな
大阪湾や福井周辺の日本海を
想定して組み合わせてみたのですが、
何か足りないものがあれば
ご指摘よろしくお願いします。

 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

太平洋側と日本海側の違い

こんにちは、しんです。

はじめまして。
 

私のブログを楽しんで頂いて
うれしいです。
 

そして、お問い合わせ
ありがとうございます。
 

改めまして
よろしくお願いします。
 
 

さて、

“この間の初めての釣行で”

という事で、少なくとも
シーバスフィッシングにおいては
初心者という解釈で

お話させて頂きますね。
 
 

あなたのルアーの選択ですが、
全体的にほとんどの状況に対応
出来るようにチョイスされています。
 

シーバスフィッシングについて
しっかりと勉強されたようですね。

素晴らしいです。
 

ただ、1つ気になったのがこちら。

“大阪湾や福井周辺の日本海を想定して”

という一文です。
 
 

これについて、もしかしたら
ご存知かもしれないですが
少し細かく見ていきましょう。
 
 

じゃ、さっそく。
 
 

まず太平洋側のフィールドですが
満潮と干潮の水位差が大きく
大体が2メートル前後、場所によっては
4メートルも水位が変わる地域もあります。
 

そのため、強い流れが発生しやすく
基本的にはほぼ流れの中を釣る
釣り
になります。
 

これによって港湾部や河川などの
フィールドではリップレスミノーや
泳ぎがおとなしめなミノーなどが
かなり有効に使えて良く釣れます。
 

さらに時間が経つにつれて
干上がってしまうようなフィールドも
多く、それに伴うベイトの移動を
視野に入れた釣り方がメジャーです。
 

そのためサブサーフェイス、つまり
水面直下を泳ぐようなミノー、又は
シンペンなどがけっこう使えます。
 
 
 

一方、日本海側の特徴としては
満潮と干潮の水位差がほとんど無く、
潮位変動によって発生する流れが
弱いという違いがあります。
 

そのため、河川や増水、荒天などの
要素でしか流れが発生しません。
 

ですから、太平洋側の流れを釣る釣りが
あまり使えない事が多く、基本的には
ストラクチャーや地形変化を
狙った釣り
になる事が多いです。
 

もちろん、シーバスフィッシングは
流れを釣る釣りなので、日本海側でも
流れを狙っていくんですが、
太平洋側ほど簡単にはいきません。
 

流れが少なく泳ぎが弱いミノーなどは
シーバスの反応が悪く、サーフの
波などを叩く釣りになる事が多いので
水噛みの悪い波に弱いルアーは向きません。

 

そして、水の透明度が高く
基本的にはシーバスのホットレンジ、
80〜100センチをしっかりと
探っていく釣りになります。
 
 
 

このように太平洋側と日本海側とでは
フィールドの特徴や狙うポイントが
ガラッと変わります。

 

つまり、基本的に使っていく
ルアーが全然違ってくるんです。

 
 

あなたは幅の広い対応が出来る
ルアー軍団をお持ちで、新たに
購入予定のルアーも今の幅をさらに
広げるチョイスになっています。
 

ですから、あまり問題はありませんが、
どちらのエリアで釣るかによって
戦略や狙いどころが違います。

これを知っておかないとシーバスの
反応がまったく無いという
恐ろしい状況に陥るので念のため
お話させて頂きました。
 
 

あなたのルアーチョイスで足りない
ものはありません。
 

ただ持っていると役に立つルアーたちが
いくつかあります。
 

次はそちらを見ていきましょう。
 
 
 
 

オススメルアー

まずはサイレントアサシン 99F。

このルアーの最大の特徴は
シーバスのバイト誘発率
極めて高い事。
 

何を投げても釣れない時や
シーバスの反応を探す時には
大きな力になってくれます。
 

特に日本海側ではシーバスの反応を
探してランガンしていく釣りに
なるので、タックルに忍ばせておくと
効率のいい釣りが出来るでしょう。
 
 
 

「俺はシマノは使わねぇー!」

と言うならこちら。
 

DUOタイドミノーSLD-F125。
 

どんな状況下でも対応出来る事が多く
流れにも波にも負けない暴れ過ぎず
おとなし過ぎないパイロットルアー。
 

シーバスハンター3の組み合わせ
のように幅広いレンジはカバー
出来ませんが、戦闘力の高い
信頼できるルアーです。
 

特に日本海側で釣るにはフローティング
ミノー1本で効率良く探っていくのが
基本戦術になるのでオススメです。
 

シーバスの反応があるまでランガンして
反応があったポイントをシーバス
ハンターで緻密にレンジを刻んで
いくという戦術ですね。
 
 
 

次はDUOタイドミノー120サーフ。

こちらはサーフを叩く場合に
持っていた方がいいルアーですね。
 

シーバスフィッシングでは
基本的に荒れたサーフを狙うので
シーバスハンター3やハードコア
リップレス120Fでは戦力不足。
 

バイブレーションなら泳がせる事は
出来ますが荒れたサーフでシーバスは
ボトムなんか見ていません。

そして、表層を引いたとしても
動きが速すぎて見づらいので
シーバスがルアーを捉えられません。
 

そのため、こういった状況下では
DUOタイドミノーSLD-F125やタイド
ミノー120サーフの独壇場になります。
 
 
 

もう1つオススメなのが、タックル
ハウス ローリングベイト88SSS。
 

こちらもどちらかと言えば
日本海側で活躍するルアーです。
 

先ほどバイブレーションでは
シャローでの移動速度が速すぎると
お話させて頂きました。
 

このルアーはシャローエリアや
表層をゆっくりなスピードで引いて
これる上にバイブレーション的な
要素も持ち合わせたルアーです。
 

反応が薄い時の喰わせ
リアクション系のパターンが有効な
時にあると重宝します。
 

もちろん、シャローエリアでの
ボトム攻略でも優れた
パフォーマンスを発揮します。
 
 
 

以上が今持っているルアーと
購入予定のルアーに加えて持っていると
心強い4つのオススメルアー。
 

必ずしも必要なものではないので、
日本海側に釣行しない限りは
今すぐに購入される必要はありません。
 

予算重視で考えてみてください。(笑)
 
 
 
 

まとめますと、

現在あなたが持っているルアーと
購入予定のルアーでほとんどの状況に
対応出来るので大丈夫という事。

 
 

そして、必要に応じて今回オススメ
させて頂いたルアーも視野に入れて
考えて頂けるといい感じという事。

 
 

さらに、太平洋側と日本海側とでは
基本戦術や狙いどころが異なり、
その違いを知った上で釣行に望むと
いい感じだという事ですね。

 
 
 

さて、いかがだったでしょうか?
 

今回、フィールド特徴が大きく異なる
エリアをホームにという事だったので
念のため重要な事をザックリと
解説させて頂きました。
 

わりと長くなっしまいましたが
何度も読んでしっかりと解釈して
頂けるとうれしいです。
 

良かったら参考にしてみてくださいね。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!