シーバス  ドリフト時の細かい感覚が今一つ分からない  根掛かり確実のシャローエリアでの釣り方のヒントも教えて。  【Q&A】

WS000303


初めまして。

いつもホームページ
拝見させて頂いてます。

初歩的な質問で恐縮ですが、
よろしくお願いします。
 

夜釣りをしているとルアーが何処を
流れているか分かりません。

ネットなどを見てると、ポイントまで
流して誘いを入れるとか、ドリフト
させるとかありますが、ルアーを
見失ってしまいます。

ラインを追っても途中で着水していて
ラインが先行で流されていて
ルアーまでたどり着けません。

当然、流れが変わるポイントが
分かっても、その時はルアーが
何処にあるか分かりません。
 

人に聞くと、カンとか言われますが
そんなものでしょうか?

シーバス初めて1年ほどですが
そのあたりの感覚が分かりません。

何かコツみたいなものはありますか?
 

また、ラインはオレンジを
使用していますが見やすい
色とかはありますか?

あと、ルアーが見えないからなのか、
適度なテンションを緩く張って流すのも
出来ているか分かりません。

途中でラインが着水してしてたら
テンションが緩いって事でしょうか?

アドバイスお願いします。
 

自分はとあるエリアで釣りをしていて
水深は浅く、ボトムは牡蠣ばかりなので
フローティングを流しての
釣り方をメインにしております。

釣り方等もアドバイスして頂けると
嬉しいです。

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

ルアーについて知る事

こんにちは、しんです。

じめまして。

お問い合わせ、
ありがとうございます。

私のブログに遊びに
来てくれているんですね。

嬉しいです。

いろいろとウンチクを書いているので
どうぞゆっくり徘徊していってくださいね。

こちらこそ、
よろしくお願いいたします。
 
 

さて、夜の釣行でルアーを流れに
のせてドリフトさせている時に
ルアーの位置が分からない
という事ですね。

なるほど。

結論から申し上げますと、
あなたが人から聞いたように”カン”で
ルアーの大体の位置を掴んでいます。

ですが、このカンは釣り人によって
違っていて、またその精度も
ぜんぜん違います。

中には少し練習しただけで
かなりの精度で感覚を掴んでしまう
天才系?の人もいるんです。

私は努力系なんで簡単には
行きませんでした。

でもそのおかげで人に
教える事が出来ます。

ういう事かというと、
そういった天才系の人と努力系の人では
実は見えている世界が違います。

そんなわけで、天才系の人たちが
無意識に見えている感覚を私達が
見るための方法をお話させて頂きます。

努力系の私達が夜の釣行でルアーの
位置をほぼ正確に掴むには
重量なプロセスがあるんです。
 
 

じゃ、さっそく。
 

なたが夜にそのポイントで使おうと
しているルアーがありますよね?

いくつかのルアーがあると思います。

そのルアーたちについて
かなり深く知る必要があります。

これは、

「このルアーはフローティングで
潜行レンジは80センチだ。」

とかいうレベルではなく、

そのルアーがどのくらいのリトリーブ
スピードでどこまで潜るだとか、

このくらいの流れだといい感じに
レンジをキープ出来てマッチする
などという細かいルアーの動きまで
知る必要が出てきます。

そして、どのくらいの暴れ具合で
シーバスがバイトしてくるのか、
緩いテンションをかけた時のルアーの
姿勢はどうなっているのかなど、

その1つのルアーを使いこなす
レベルでよく知る
必要があります。
 
 

体的にどうするかというと、
あなたが夜に攻めるフィールドに
昼間の明るい時間帯に入ります。

出来れば上げ潮下げ潮も夜に釣る時の
状況に合わせた方がいいです。

そして、あなたが夜に使う予定の
ルアーを実際に流してみます。

すると明るいのでルアーの位置が
なんとなく分かると思います。
 
 

でもこの時、ただルアーの位置を
確認するだけではダメです。

あなたが理想的に思える流し方に
なるまで流したら、今度はその時の
ラインテンションを感じてください。

これはロッドティップの
押さえ込まれ具合やリールの
巻き抵抗で感じ取って覚えていきます。

そしてそれと同時にその時の
竿先の位置やロッドを構えている角度、
ラインのたるみ具合やラインの着水点、
ルアーの位置
を覚えていきます。

何度も何度も流して徹底的に
体に感覚として覚え込ませます。
 
 

なお、ルアーを流す時にはラインは
基本的にルアーよりも先行します。

アップクロスであれば100%、
ダウンクロスでもラインが
先行する事はよくあります。

ラインが曲がった先のどのくらいの
位置にルアーがあるのかも
なんとなく把握しておきましょう。

 
 

昼間に練習をしてあなたが使う
ルアーについて、その時の動きや
流れ方、ラインの張り具合や手に
伝わる感触を掴んでいきます。

これをあなたがよく使うルアーで
いくつかの種類を納得いくまで流して
流す感触を覚えていくと
他のルアーでもある程度応用出来ます。

とにかく経験数の勝負です。

私達は天才系とは違って
回数で勝負します。(笑)

天才系だと数回の釣行で感覚的に
これらの細かいところを
掴んでしまうんですよね。

でも、理屈は分かっていないので
聞くと“カンだよ!”と帰ってくる
というわけです。

本当に感覚で掴んでいますから。

でも見るべき場所が分かって
それを意識することが出来れば
私達でもそこに近づける
という事。
 
 
 
 

実際に夜に実釣する

次のプロセスです。

度は実際に夜にそのフィールドで
昼間に掴んだ感覚を試します。

先ほどお話させて頂いたとおり、
天才系は感覚でやってしまって
しかも上手くいきます。
 
 

では、私達はどこを見ればいいのか?

状況次第では見えないこともありますが、
まずはルアーの着水点ですね。

その次はラインが水面のどこに
横たわったか
を見ます。

そして、ロッドを立て気味にして
素早く糸ふけを回収してから
ルアーを流れに任せます。

アップクロスでラインが先行している
状態であれば流れがラインを引っ張り、
そのラインがルアーを泳がせます。

リトリーブという感じではなく
ラインのたるみ具合を調整する感じ。

この時、先行しているラインの頂点、
つまりラインの曲線の山になってる
部分の位置を確認します。

それに加えてラインテンション、

竿先から出ているラインが水面に
着いている点までのラインの
たるみ具合を調整
して流していきます。

そして、ラインの先行がなくなって
ルアーの頭があなたの方へ向いたら
今度はゆっくりリトリーブ。

その後リールの巻き感が軽くなったら
リトリーブスピードを少し上げるか
ルアーを回収します。

これを何度も納得いくまで
試してみます。

そしてまた昼間に練習して夜に実釣、
ひたすらこれの繰り返し
です。
 
 

んな感じで確認するところを
見ながら流して来るのが、
簡単で基本的な練習法になります。

これが掴めて来たら今度はリールの
ベールを返してルアーを流れに
送り込んだりとか、

ルアーが着水した時点でリールの
ベールを戻さずにスプールをそのまま
指で押さえてラインを出しながらの
ドリフトなんかもやってみてください。
 
 

んにしてもルアー本体が見えている
訳ではないので、やはりカンですね。

だけど人によって精度は違えど
なんとなくルアーの位置は
掴めているというわけ
です。
 
 

して私個人的には、
白いラインがオススメですね。

なんやかんやで良く見えます。
 
 
 
 

シンキングペンシルのススメ

なたは根掛かり防止作として
フローティングミノーを使っていると
私に教えてくれました。

確かに水深が浅く根掛かり率が高い
フィールドでは有効な手段です。

ただし、パターンにハマればです。

フローティングミノーというのは
実はドリフトで流す場合に
案外融通の利かないルアー
なんです。

なぜなら、ルアーの潜行力を
リップで産み出しているから。
 
 

ういう事かというと、

例えば流れが弱い時に狙っている
レンジ
へルアーを届けようとした時
リールを巻く必要があります。

すると場合によってはドリフトでは
なくなってしまいますよね?

そして、リトリーブでレンジを入れた
場合はルアーが動きすぎていて
シーバスがバイトしてこないという
ことが起こります。
 
 

では微妙に流れが強い場合。

ラインテンションを掛けすぎると
ルアーが潜り過ぎてしまうので
ラインを出したりします。

だけど、調整が難しく水中では
ルアーが不自然に浮き沈みしています。

もちろんシーバスは喰ってきません。
 
 

つまり、レンジを合わせようとした
場合に流れとたまたまマッチして
いないと、アクションやルアーの
着水点にかなり無理が出てくる
んです。

Fミノーの場合、ルアーの着水点を
計算して流れとのバランスを取って
レンジと位置を合わせられますから。

だけど、場合によっては変な遠い
ところへキャストして逆に合わせるのが
難しくなる場合もあります。
 
 

ですから、これからの時期を考えて
シンキングペンシルを使って
ドリフトさせる釣りをオススメします。

シンキングペンシルであれば
ほかっておけば勝手に沈んでいくので
ドリフトさせる場合には
かなりやり易いです。

その上、自然な波動で送り込めば
沈むのでピンポイントでのレンジ操作も
やり易く、シーバスも違和感を
持ちにくい
のでバイトしてきます。
 
 

シンキングペンシルはその時の
流れの強さを元に、ルアーの比重で
レンジを調整
していきます。

あまりにも浅いようなら
フィールやメバカームなどが
主戦力になります。

水深が1メートルあるならカームや
ワンダー、ブルースコードⅡ、スネコン、
リバードなんかが使えます。

シンキングペンシルの波動は
寒くなればなるほど使えます
から
シンペンを使った釣り方がオススメです。
 
 
 
 

まとめますと、

夜にルアーの位置をだいたい知るには
ルアーを使いこなす事が大切で
昼間の昼間の釣行が大きな鍵を
握っているという事。

 
 

そして、昼間に練習して夜に実釣で
答え合わせ、この繰り返しで
ドリフトの感覚が掴めてルアーの位置も
分かるようになっていくという事。

 
 

さらに、これからはシンペンを使った
釣り方がオススメで、シーバス
フィッシングをする上で必須なので
チャレンジしてほしいという事ですね。

 
 

さて、いかがだったでしょうか?

少し感覚的なことで、分かりにくい
部分もあったと思いますが、
良かったら参考にしてみてくださいね。
 

なお、昼間に練習される時に
シンペンの根掛かりがあまりにも
怖いようならフックを外してしまえば
回避率が少しあがります。

そして、フックを付けた時には
若干ルアーの比重が上がるので
そこも気にしながら練習してみて
頂けるといい感じです。
 
 
 

それでは、グッドラック!