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突然ですが、

ランディングツールというものが
どんなものか知っていますか?
 
 

今回は初めてのシーバスを捕るために
あなたが選ぶべき、ランディング
ツールをその種類と違いを明確に
して考えて行きたいと思います。
 

間違っても私みたいに
ランディングツール無しで
港湾部の釣りに
出かけないように。(笑)

 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 
 

ランディングツールとは?

こんにちは、しんです。

ランディングツールとは、
魚を釣り上げて捕獲するための
道具です。
 
 

シーバスフィッシングにおいては
大きく分けて、ランディングネット、
ギャフ、フィッシングクリップが
あります。

それぞれがまったく違った
個性を持っているので詳しく
解説させて頂きます。

 
 
 

ツールとは道具の事。

では、ランディングとは?
 
 

ランディングとは本来、
”着陸させる”という意味で、

掛けた魚を上手くいなして
最終的に自分のところに
着陸させるという意味合いで
使われるようになりました。
 
 

つまり、簡単に言うと
魚の動きを完全に封じ込めて
自らの手中に収めるための
捕獲道具です。
 
 
 

それでは個々の特性や違いに
ついて見ていきましょう。
 
 
 
 

ランディングネット

ランディングネットとは
シーバスフィッシングにおいては
伸び縮みするシャフトが付いた、
大きなタモの事。

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漁港や港湾部、河川などの
自分の立ち位置から水面まで
数メートルの距離がある場合に
重宝する道具です。

シーバスフィッシングを
始めたばかりの頃やホーム
フィールドによっては、かなり
使用頻度が高く最も一般的に
使われている必須アイテムです。
 
 
 

とくに漁港や港湾部においては
これがないと釣りになりません。

 
 

足場が高いとロッドとPEラインと
リーダーの力だけで魚を
数メートルある落差で引っ張り
上げないといけません。

魚が水の中にいるうちは
まだ、タックルの性能だけで
カバーできますが、空中に
魚体が出るとあたりまえですが
魚重がモロにかかります。
 
 

おとなしくしていてくれれば
いいんですが、90%くらいの確立で
引き上げ途中で暴れます。

するとラインシステムやロッドが
耐えられなくなって、ラインが
切れたりロッドが折れたり
魚が外れたりします。
 
 

ここで登場するのがこの
ランディングネットというヤツです。

これはかなりの大きさがあり
手持ちだと相当かさばります。
 
 
 

でも大丈夫。

以前、ゲームベストについての
記事を書かせていただきました。

ゲームベストには背中に
ランディングネットをぶら下げる
ための仕掛けが付いてます。

プラスチックの輪っかみたいな
ものなんですが、ここに
ランディングネットのシャフト部に
付いているフックみたいなのを
引っ掛けて、手ぶらで持ち運べます。

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このランディングネットが
最もスタンダード
使われているアイテムですね。
 
 

私は初期の頃、ランディングツール
無しで港湾部の釣りに臨んで
シーバスを引き上げようとした時に
暴れられてルアーを無くした事が
あります。

「マジかぁ!」と叫んだのを
覚えています。

そう、アレは忘れもしない
アストレイア 99F-SSRの
コーラルピンク。(泣)
 
 
 
 
 

ウェーディングネット

ランディングネットによく似た
感じの道具です。

大きさもほぼ同じ。

そして、同じくゲームベストの
背中にしょって運びます。

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決定的な違いはシャフトが
極端に短く、伸び縮みしない事。

購入される際には絶対に
間違えてはいけません。

 
 

こちらはいわゆる、近距離専用と
なっています。

あなたが手に、
このウェーディングネットを
握った状態で届く範囲に魚が
いることが必要条件です。

つまり、足を伸ばせば届く
くらいの距離感です。
 
 

どんな時に使われるかというと、

あなたはウェーディングという
釣りスタイルを知っていますか?

腰くらいまでの丈がある
長靴みたいなものを履いて
水の中に立ち込んで釣りをする
スタイルのことです。
 
 
 

シーバスフィッシングでは
メジャーでポピュラーな釣り方。

ですが、専門知識や経験値、
安全に対する高い意識
が必要に
なるために初心者のあなたには
オススメ出来ない釣り方です。
 

ウェーディングネットは
よりダイレクトな魚とのやり取りを
楽しむコアアングラーのための
アイテムで、凡庸性はほとんど
ありません。
 
 
 
 
 

ギャフ

簡単に言うとリーチのある
でっかい釣り針。

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ご想像通り、引っ掛けて
魚を捕るための道具です。

長いのから短いのまでありますが
シーバスフィッシングにおいては
同じくウェーディングで使われます。
 
 
 

ですが、ほとんどの方が
使いませんし私としても
まったくオススメできません。

なぜなら、魚を傷つける事
前提とした道具だからです。
 
 

魚をキープして持ち帰って
食べるのならいいんですが、

シーバスフィッシングの場合は
ほとんどの魚をリリースするため、
この道具はイケてません。

そんなにたくさん持ち帰っても
仕方ないですからね。

持ち帰らない魚には出来るだけ
ダメージをあたえずに
リリースしたいものです。

 

ちなみにリリースとは釣った
魚をそのまま水に返してあげる事。
 
 
 

この道具の特徴は、
ランディングツールの中では
最も処理速度が早い事。

捕る事に特化している
漁師さんの道具です。

ただし、魚との距離が
もっとも近く危険を伴うため、
熟練した技が必要になります。
 

なぜなら、動く魚に対して
確実にギャフの針先を
打ち込まなければならないから。
 
 
 

想像してみてください。

釣られたシーバスがギャフを
打ち込む時にあなたの周りを
縦横無尽に泳ぎ回っています。
 
 

言い方を変えましょう。

ルアーフックがあなたの周りを
縦横無尽に泳ぎ回っています。

パニクった状態で・・・。
 
 
 

もう、わかりましたね?

そう、ギャフの打ち込みを
外せば外すほど、危険な時間
長引きます。

パニクって泳ぎまわってる
ルアーフックが
いつ、あなたのウエーダーを
貫いても不思議ではありません。
 
 

そう、つまり
オススメではないと言う事。
 
 
 
 

フィッシングクリップ

最後に本来はランディングツール
ではないのですが、フィッシング
クリップという物があります。

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これは触ると危険な魚を
掴むために開発されたもので
シーバスフィッシングにおいては
必須の道具となります。

最大の利点は暴れる魚の
頭を固定出来るために、ルアー
フックを外す時に重宝する事。

実は魚というのは、頭を
固定すると8割型、動きを
封じることができます。
 
 

そして、小さいシーバスは
気になりませんが、
実はシーバスにはがあります。

ぼちぼちのサイズの口を
素手で掴むと地味に痛い。
 
 

そんなわけでこの
フィッシングクリップはかなり
使えるので始めから準備して
おいたほうがいいですね。
 
 
 

ギャフと同じくウェーディング時には
ランディングに使えますが、
魚との距離感や危険度は同じです。

ウエーディング時、又は
釣った魚をそのまま陸上まで
ずり上げた時にランディング
ツールとして使えます。

そして、魚に刺さった
ルアーフックを外す時。
 
 
 

必須の道具ですが
ランディングツールとしては
慣れていないとオススメ出来ません。
 
 
 
 
 
 

以上、まとめますと、

最初に買うべきランディング
ツールはランディングネットと
フィッシングクリップだという事。

 
 
 

それでは、また。
 
 
 
 
 
 
 

記事前半に出てきた
ゲームベストとは?

前回、ゲームベストの記事を
書かせて頂きました。

下のリンクから飛んで
御覧ください。↓↓↓↓↓↓↓↓
>>>ゲームベスト、
フローティングベスト、
ライフベスト、あなたの命を守る
救命胴衣の選び方。