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今回の【Q&A】はこちら。
 
 
 

「シーバスを釣るとき、ルアーの
着水音がしないようにすると
釣れるんでしょうか?」

 
 

「また、
ボラがたくさん跳ねているような
場合でも着水音は抑えたほうが
いいんでしょうか?」

 
 

「着水音はアピールになるとも
言われますがどうなんでしょうか?」

 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

着水音を抑えると釣れるのか?

こんにちは、しんです。
 

今回はこの質問について
解説させてください。
 
 

着水音を抑えると釣れますか?
 

魚がたくさん跳ねてる時は?
 

アピールには使えますか?
 
 

と、いう事でした。
 
 
 

では早速いきましょう。
 

まず、結論から言うと
その時の状況に寄ります。
 
 

どういう事かというと

あなたのホームフィールドは
どんな場所でしょうか。
 

ホームフィールドと言うのは
けっこう通って何度も何度も
釣りをするし、だいたい攻め方や
狙う場所なども決まってきます。

 
 

こういう場合は回遊性
シーバスを狙っていない限りは
着水音は抑えるほうがいいです。
 
 
 

あなたは何か音を聞いただけで
その後起こる出来事を予想出来る
事はないですか?
 
 
 

コレは聞いた話なのですが、

とある仕事場での女性の方が
話してくれた内容です。
 
 

その方は自分のデスクで
パソコンに向かって仕事をしている
ときに、人が歩いてくる時の
足音で見なくても誰がきたのか
分かるらしいです。
 
 

もちろん、
 

一人はスニーカーを履いているとか

又はハイヒールを履いているとか

あいつは下駄だからすぐに分かる
 

とか言う話ではないんです。
 
 

まあ、職場に下駄はなかなか
居ないでしょうけど・・・。
 
 
 

みんなスニーカーか革靴系だと
言ってました。
 
 

同じような靴を履いているのに
足音だけで誰かを予想できるんです。
 
 

なんでも、人によって
足音の大きさ、間隔、音質が
違うらしいです。
 
 
 

スゴイですよね?
 

コレと同じように実はホーム
フィールドに限らず、よくアングラーが
入っている場所、メジャーフィールド、
水深が浅い場所など、

シーバスの警戒心が強くはたらく
フィールドで回遊性ではない
シーバスを相手にするような場所では
同じことが起こります。

 
 
 

特にいつも行くような場所では
釣りがワンパターン化する
傾向があります。
 

立ち位置も同じだし
ルアーの軌道も着水時の
入水角度もルアーの大きさも
音も同じみたいな。
 
 

さらに、みんな釣り方を
知っているとしたら、あなた
以外の人も同じような
攻め方をしていると考えて
ほぼ間違いありません。
 
 

だとしたら、シーバスたちの
様子を想像すると、

「ん?、おいみんな、
また例のヤツが来たぜ。」

みたいな事になってるのは
容易に想像出来ますよね?
 
 

居付きのシーバスであれば
着水音で釣りが始まった事が
分かるんです。
 

なぜなら、警戒心が高いほど
音に敏感になるから。
 
 

コレはあなたも同じですよね?
 
 
 

つまり、そういうフィールドで
釣りをするならば着水音を抑える、
又は着水音を意図的に変えてやる
事が必要になるんです。
 
 
 
 

ボラが跳ねている場合は?

ボラが跳ねている時も
基本的には同じです。
 
 

ただし、

コレはボラが跳ねている
音しかしない場合です。

 
 

どういう事かというと

他の魚も跳ねていて、雨が
降っていて、流れが複雑でいろんな
音が交じり合って常に聞こえて
いるようなフィールドなら
着水音は気にしなくていいでしょう。
 

いわゆる、うるさい場所ですね。
 
 

このように水中にいろんな音が
絶えず存在している場合は
聞き分ける事ができません。
 

水中で石を使ってフライパンを
叩きまくるとかしない限りは
大丈夫でしょう。(笑)
 
 
 

反対にものすごく静かで
ボラジャンプの音しか聞こえない
という時は、音を判別できます。
 

こういう時は着水音に
気を使ってくださいね。
 
 
 
 

アピールになるのか?

これは、難しいです。
 

たしかに音に興味を持たせて
魚を寄せることは出来ます。
 

ですが、言い換えれば
ベイトが出す音と同じ音でないと
ダメなわけですから難しい。
 
 

音は音でもルアーが出す波動で
寄せるほうが現実的です。

 

だって、ベイト達が出す音を
ベイトを使ってではなく、ルアーを
空からぶち込んで創りだそうと
言うんだからコレは神業です。
 
 
 

ですが、実は着水音をアピールに
使える状況というのがあります。
 

それは、
 

・スレていない回遊性の
シーバスを狙っている時

・一部のエリアにベイト達が
追いつめられてる時

・ナブラが立ってる時

です。
 
 
 

スレていないシーバスは
分かりますよね?
 

直ぐ側に着水させなければ
音に興味を持って寄ってきます。
 
 
 

後の2つの状況の時は
すでにシーバスがベイトを
食べる気満々の状態です。
 

マッチ・ザ・ベイトを意識する
方もみえますし、それが有効な
事もあります。
 
 

ですが、こういう時はシーバスが
興奮状態にあるために、むしろ
他のベイトたちとは少し違った
ものに興味がいく場合があります。
 

例えば、ベイト達よりは少し
大きめのシルエットで食欲を
刺激したり、

着水音でベイトを蹴散らして
「俺を見ろ!」みたいな状況を
作るとか。
 
 

以上の3つが着水音をアピールとして
使える主なパターンですね。
 
 
 
 

つまり、結論を言うと
その時その場所の状況による
という事でした。

 
 
 
 
あなたも時々着水音を
意図的に変えてみたり
してみては?
 

面白い釣りが出来るかも
しれませんよ。
 
 
 

また、何かありましたら
お問い合わせください。
 
 

ハイシーズンです。

ガンガン釣りに出かけましょう。
 
 
 

それでは、また。
 
 
 
 
 

ちなみに
釣果報告など頂けると
泣いて喜びます。

お待ちしていますね。