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今日は前回の続きです。

たしか・・・、
 
 
 

「最近、河口でルアー釣りをしています。」
 

「そろそろルアーがまともに飛ぶように
なってきたド素人です。」

 

「そこではシーバスが
釣れているようです。」

 
 
 

「適当にルアーを買ってきて
投げていますが、底に引っかかって
しまったり、変な方へ飛んでったりと
なんだかよく分かりません。」

 

「店頭で買う時に種類が多すぎて
なにがなんだか・・・。」

 
 

「選び方なども教えてください。」
 
 
 

という【Q&A】でしたね。

今回はその後編。
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

具体的なルアーの選び方

こんにちは、しんです。
 

さて、前回の続きです。
 

さっそく、いきましょう。
 
 
 

まず、あなたがルアーを選ぶ時、
第一に考えなければいけないのが
ホームフィールドとの相性です。

 

ルアーフィッシングを始める時、
よくあるパターンは釣れるで
有名
なルアーを揃えてしまう事。
 
 

ですが、どんなに名のある
ルアーでも使い所を間違えれば、
実はまったく当たりません。

 
 

もちろん、有名ルアーなら
持っていて損はないです。
 

なぜなら、パターンにハメれば
釣れる可能性はかなり高いから。
 
 
 

ルアーというのは生き物では
ないので、状況に合わせて柔軟に
動きを変える事ができません。

極端に言うとワンパターンなんです。
 
 

その時どういう天候や明るさ、
どんな流速、どんなレンジ、
どんなリトリーブスピードで
シーバスが食ってくるのか?
 

それを長年の釣りで把握した
うまい人たちが、
 

例えば、時間は夜。

橋脚の上の照明が創りだす明暗部。

緩やかな下げ潮の流れ。

シーバスは中層まで上がってきて
橋脚に寄ってくるベイトを
水面直下で捕食する。
 
 

「こんなシーバスを捕るための
ルアーを作りたい!」

と言って、その条件に合った
ルアーを創造します。
 
 

そして、そのルアーを
同じく橋脚に寄ってくるベイトを
演出して激流の中を通しても
ルアーは回転して泳がない。
 

ゆるやかな流れでちょうどいい
ルアーは流速が激しく変化すると
使えません。
 
 

この時の仮のシチュエーションが
パターンと呼ばれるものです。
 

そして、それはルアーによって
まったく違います。
 
 

つまり、フィールドやパターンが
合わないものを使うと、たとえ
有名ルアーであってもシーバスは
うんともすんとも反応しないんです。

 
 

例えば港の一番奥の1メートルしか
水深がないような狭い場所で
5~8センチくらいのベイトしか
見当たらない。
 

そこで140ミリのミノーを投げるとか。
 
 

こんなことをすれば、仮に
シーバスが居たとしても
一瞬でいなくなります。
 
 
 

では、どうやってルアーを
選べばいいのか?
 

ルアーではなく
パターンを選ぶんです。

 
 

まず、あなたのホームフィールドを
じっくりと観察してください。
 
 
 

水深や濁り具合、流速や
キャスト範囲にあるポイントの
特徴などを観察します。
 
 

そして例えば、
 

あそこに大きな杭が何本かある。

あの杭スレスレを通して
リアクションバイトを狙いたい。

水深は2メートル。

水はいい感じの潮濁りが入っていて
底が全く見えない。

上げ潮と下げ潮で流れが
逆転する少し流れの効いた場所。

ほとんどいつも釣り人を見かける。

ベイトサイズは10センチ無いな。
 
 

「よし、アピールの弱めなスレにくい、
軽めのバイブレーションだ!」

という具合に買うルアーを決めます。
 
 

でも、あなたは多分ここまで
細かい分析はできませんよね?
 

では、どうするか?

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シーバスという魚について
勉強してください。
 

そして、ホームフィールドの
だいたいの満潮時の水深と
よく見かけるベイトサイズ。

 

出来ればベイトの種類も
特定してください。

 

あとは簡単なフィールドの特徴です。
 
 
 
 

水深はラインの先にオモリを
付けて竿をまっすぐ水面の方に
出して、オモリが着底するまで
沈めます。
 

そしてオモリが底に着いたら
そのオモリが浮き上がらないように
リールを巻いて竿先を水面まで
持っていきます。
 

あとはリールを巻かずにオモリを
回収して、ラインの長さを測るだけ。
 
 
 

ベイトは目視で見つける。
 

そして、近くの釣り人に
「あの魚はなんですか?」
と聞いてみます。
 
 
 

フィールドの特徴とは、
川なのか、漁港なのか、港湾部
なのか、サーフなのか、河口なのか
という大まかな特徴と
そのフィールドの規模です。
 

大きい河川なのか、小さい
河川なのか?といった具合ですね。
 
 
 

そして、ルアーを買う店に行って
シーバスフィッシングに詳しい
店員さんを呼び出してください。

 

そして、まず初心者である事を
告げてください。
 

それから、先ほどのフィールドの
特徴を話してどのルアーがオススメか
相談してください。
 

その際、出来ればあなたが
どのポイントでどのパターンで
釣りたいのかを告げると
ドンピシャでルアーを選んでもらえます。
 
 
 

コレは出来るだけあなたの
ホームフィールドに近い
釣具店がいいです。

 

なぜなら、店員さんが
そのフィールドを知っている
可能性が高いから。
 

よくあるフィッ○○グ遊などの
チェーン店を選んでください。
 

個人店はルアー専門店なら
大丈夫ですが、エサ屋さんなどでは
この相談には対応できません。
 
 
 

そして、店員さんを呼ぶのが
ためらわれるなら、一番上の
グローバルメニューの右端の
”お問い合わせ”から、私に聞いてみる
という方法もあります。
 

この時は先程の情報に加えて
あなたの使っているタックルの
正式名称も教えて頂ければ
ナイスなチョイスが出来るかと。(笑)
 
 
 
 

ルアーフィッシングの基本的な考え方

ルアーフィッシングのコツと言うか
押さえておかなくてはならない
概念があります。
 

それは、まず第一に魚の居る
場所にルアーを通すという事です。

 
 

なぜなら、ルアーはエサではないから。
 
 

水中に入れて放おっておけば
ある程度は魚の方から寄ってくる
エサとは違います。
 

ルアーというのは基本、動かさなければ
単なるゴミです。
 

そして、動かしても所詮は物体。
 

ですから、自分からシーバスの
目の前に行く必要があるんです。
 
 

これが一番の基本になるので
必ず意識して釣りをしてください。
 
 
 
 

そして、もうひとつ。
 

決してポイントを直撃しない事。
 

よほどうまい人でないかぎりは
ポイントを直撃するとシーバスは
それを攻撃だと判断します。
 
 

当たり前ですよね?
 

空からあんな危険物が
降ってくるんですから。
 

私達、人間から言わせてもらえば
爆弾やミサイルと変わりません。
 
 

あくまでもポイントの向こうへ
キャストして、ルアーにポイントを
通過させるという基本を
覚えておいてください。
 
 
 

さらに基本的には上の層、
上のレンジから先に探って、
順番に下の層へと探るレンジを
変えていくのが一般的です。

 

なぜなら、いきなり底から探ると
上の層にはラインが通るので
フィールドを一撃で潰してしまう
可能性があるから。
 
 
 

これら基本的な事を
知っておいてくださいね。
 
 
 

そして、一番大事な事は
ルアーフィッシングを楽しむ事。

 

たまには、

「このルアー、目がかわいいから好き!」

で、ルアーを買ってもいいんです。
 
 
 
 

それでは、グッドラック。
 
 
 
 
 

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