シーバス初心者です。
ルアーのカラーについて
質問です。
先日、シーバスは実は目が
ほとんど見えていないという
話を聞きました。
でも、ルアーカラーはいろいろと
発売されているし、シーバスも
その時釣れる色とそうでない色が
あるように思います。
そして、シーバスは偏食性が
強いと聞いています。
だとしたら、どうやって
ルアーのカラーを見分けて
いるのでしょうか？
本当に魚種を判断して
ベイトを食べているんでしょうか？
気になったので教えて下さい。
よろしくお願い致します。
と、言うのが今回の【Q&A】
私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。
あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
よろしくお願いします。
ベイトの魚種は完全に見分けている
こんにちは、しんです。
なるほど、
確かに興味深いですね。
ただ私も生物学者ではないので
これから先のお話は半分以上
勝手な推測で解説させて頂きます。
間違っている見解も多々あるかと
思いますから、そこだけはご了承
頂けたらと思います。
では、さっそくいきましょう。
こちら、結論からいきます。
シーバスはベイトの種類を
完全に判別しています。
これはあなたも指摘しているように、
判別出来なければ偏食がそもそも
出来ないからです。
そして、ルアーのカラーも
そうですね。
判別出来ていないのなら、
アタるカラーとアタらないカラーが
ある事が説明できません。
そして、一番の証拠が
沿岸部に命を落としたシーバスが
ほとんど浮いていない事。
例えば、魚種を判別出来なければ
危険なものまで食べてしまいます。
沿岸部に限らず、海には
デンジャーな奴らがいっぱい居る。
代表的なのがフグですね。
あんなの丸呑みにして
消化してしまったら確実に
あの世行きです。
つまり、海に居るフィッシュ
イーターはベイトの種類を判別
出来なければ、とてもじゃないけど
生き残れないんです。
もし、フグを認識出来なければ
沿岸部で浮いているシーバスが
たくさん居るはずなんです。
目だけで判断しているかと
言えば疑問ですが、
シーバスは魚種もルアーのカラーも
判別して捕食している可能性が
高いというわけです。
どうやって見分けているのか？
実はシーバスの目は色を認識
出来ていないと言われていますね。
ですが、その色が濃いか薄いか
くらいは分かるらしいです。
おそらくはこの濃いか薄いかで
ある程度の判別をしていると
私は考えています。
なぜなら、本当に色の違いが
分からないなら、特定のカラーに
アタリが集中したり、ルアーの
フラッシングに反応するはずがないから。
あなたは、色というものが
どういったメカニズムで私達の
目に見えているかを知っていますか？
実は色というのは、その物体が
発しているものではないんです。
実はこれ、全て光の反射によって
私達の目に見えているものなんです。
これは闇を考えて頂ければ
分かりやすいです。
もし完全な闇を作ることが
出来たとしたら、
その中に入れたものは
全て黒にしか見えませんよね？
つまり、物体自体が色を
発しているわけではないんです。
物体の表面の物質が光を
反射することによって、始めて
色という形で私達の目で
認識出来るようになります。
だから、ルアーのカラーや
フラッシングに反応するという
事はシーバスにも色の違いが
認識できているんです。
ただ、私達のように色として
カラフルに認識できているかは
分かりません。
でも確実にその違いを
認識しています。
でも、もしかしたら
目で分かる情報だけでは
足りないかもしれないです。
そんなわけで例えばニオイとか。
ベイトの種類によって
全然ニオイが違うのかもしれません。
そして、更にベイトが出す
波動などもそうですね。
私たちにはニオイの違いは
分からないかもしれませんが、
この波動については確実に
違いがあるのは分かりますよね？
あなたも知ってのとおり、
シーバスには側線という
感覚器官があります。
これで水中の波動などを
読み取ってベイトの集まる
場所を探せるらしいですね。
こういった様々なシーバスの
情報機関を使ってベイトの種類や
ルアーの違いを読み取っているんだと
私は考えています。
まとめますと、
シーバスには私達とは違う
景色やベイトに見えているかも
しれません。
でも、いろんな情報を元に
的確にベイトの魚種の違いを
ほぼ完璧に判別して捕食している
可能性が高いという事です。
そして、そのいろんな情報の
中には、目で見た情報も含まれて
いるのは確実だということです。
以上が私の見解です。
参考になれば嬉しいです。
そうそう、こちら
どう見ても初心者の質問とは
思えないので、
”中級者の知識”
のカテゴリにしておきますね。
それでは、また。
