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シーバスについて、
教えてください。

 

シーバスって、回遊待ちの
釣りなんですか?

シーバスやってる人が場合に
よっては朝から晩までルアーを
投げて待つ事もあると言ってました。

 

シーバスを始めてみたいのですが
そんなに釣れない魚なんでしょうか?

 

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

回遊シーバス

こんにちは、しんです。
 

なるほど、朝から晩までですか。
 
 

簡単ではないかもしれません。

確かに釣れない魚かもしれないです。
 
 

ですが、簡単だと言う方も
みえます。

「あんなに釣りやすい魚はいないよ!」

という方もみえますね。
 
 

では、なぜ釣りやすいという
方がいるのか?
 

それはシーバスが個性的
魚だからです。
 

その地域、フィールドによって
どこに集まってどこでベイトを
捕食するのか、これがかなり
ハッキリしています。

 

ですから、そこを知ってしまえば
逆に釣りやすいんですね。
 

だって、どの時期にどこへ行けば
釣れるかが、どんな条件が揃えば
ルアーを食ってくるかがハッキリ
していますから。
 
 

神出鬼没の魚に比べたら
遥かに狙いやすく、釣りやすい。
 
 

でも、その釣れる条件を
知っていく前に、シーバスという
魚が大きく分けて2種類居るという
事を知っていただきたいです。
 
 

では、いきましょう。
 
 

まずは、回遊型のシーバス。

こちら、基本的には海の少し
沖の方に居ます。
 

そして、シーバスのエサである
ベイト、いわゆる小魚ですね。
 

このベイトの群れを追いかけながら
常に移動しています。
 

そのため、回遊型のシーバスと
呼ばれていて身体全体の色が
なんとなくシルバー寄りです。
 
 

海を移動しながら漁港や河口などの
ベイトが溜まりやすい場所を
まわりながら生活しています。
 

そして、潮の上げ下げに乗じて
河川を遡っては、また海へ帰って
行くというシーバスですね。
 
 

常に場所を移動してベイトを
捕食しているため、基本的に
釣り人にスレた個体が少なく、

タイミングさえ合わせられれば
ルアーで釣るのは簡単です。

 

ほぼ、警戒心なくバイト
してきます。
 
 

外洋のエリアが近い地域に
多く見られるシーバスで、
湾奥や河川、運河の奥の方では
ほとんど見かけません。
 
 

水面のボイルに対して
ライズしているシーバスは
この回遊型である事が多いです。
 
 
 
 

居付きシーバス

こちらは回遊型とは対象的
特定のフィールドに居着くように
なったシーバスです。
 

ベイトがよく集る水域に
住み着いて、通りかかった
ベイトを捕食する待ち伏せ型
シーバスですね。
 

浅いフィールドに居る時間が
長く、日焼けしたのか背中が
黒や茶色がかった個体が多いです。
 
 

この居付き型のシーバスはず~っと
一箇所に居るわけではないんですが
あんまり頻繁に移動しません。
 

漁港や河川の上流、テトラ帯などに
居着いて、ベイトの数が少なく
なってくると、また次のフィールドへと
移動して居付き場を変えます。
 
 

常に釣り人の脅威にさらされて
いるため、警戒心の強い個体が
当たり前ですね。
 

そのため、釣るには捕食パターンを
なるべくキッチリ合わせてあげる
必要があります。

 

ですが、待ち伏せ型のため
ベイトの喰いどころがハッキリ
していて、回遊型よりも
パターンで釣るのは容易です。
 

と言うよりは、捕食パターンを
読みやすいです。
 
 

回遊型は一気に何匹も釣れますが
居付きは単発でポロッと釣れる
事が多いですね。
 

そのポイントに居る数しか
連チャンしません。
 
 

私達シーバスアングラーに
距離が近いのは、この居付きの
シーバスですね。

と言ってもフィールドにも
よりますが。
 
 
 
 

まとめますと、

シーバスは大きく分けると
この回遊型と居付き型に
分けられます。

 

中には極端な個体もいるけど
どちらも基本的に沿岸部に居る
魚だという事。

 

つまり、生息域はざっくり言えば
ほぼ同じ。
 
 

そして、シーバスはこの両方の
タイプを狙う事でオールシーズン
釣る事が出来る楽しいターゲット。

 

回遊待ちの大爆釣を狙うも良し。

居付きのシーバスを探して
あなたの引き出しを増やして
いくのも、また良しです。
 
 

時には回遊待ち狙いで
じっくりと腰を据えながら
体力の続く限りルアーを投げ倒して
見るのも面白いでしょう。
 

ですが、そこに固執しなければ
そんなにも釣れない魚ではないと
私は考えています。

 
 

ただ、あなたが狙っている
シーバスがどっちのタイプなのかを
しっかりと認識しておく必要が
あります。

 

なぜなら、ここから使うルアーや
釣り方が決まってきますから。
 

同じ場所で釣りをしていても
どっちのタイプを狙うかで
まるっきりルアーや攻め方が
変わってきます。
 
 

これは結構見落とされている
方が多いので、頭の片隅にでも
置いておいて頂けたら嬉しいです。
 
 
 

大丈夫です。

シーバスフィッシングは
楽しめますよ。
 

是非、始めてみてください。
 
 
 

分からない事があったら
また私に聞いて頂ければ
無駄に長い文章でお答えさせて
いただきます。(笑)
 
 
 
 

それでは、また。