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シーバス初心者です。
 

リーダーについて
基本的な事を教えて
頂きたいです。

 

私はPEの1号を使っていますが
リーダーの太さはどのくらい
なのでしょうか?

また、長さなども教えてください。
 

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

基本的な強度

こんにちは、しんです。
 

そういえば、リーダーの
基本的な選び方などを
記事にしていませんでしたね。

失礼しました。
 

シーバスフィッシングにおいても
一応、基本的なリーダーの長さや
強度などがあります。

 

まずは強度からいきましょう。
 
 
 

シーバスフィッシングでは
一般的にはだいたい12lbから
25lbくらいまでの強度の
リーダーが使われています。

 

数字の後ろのlbというのは
重さを表す単位で、そのラインが
なんlbまでの重さに引っ張られても
耐える事が出来ますよと言う表示。
 

ラインが切れるlb数の
少し手前で表示されています。
 
 

12lbから25lbという
ラインの強さはナイロンラインで
言うとだいたい3号から7号くらいの
強度にあたります。

 

このラインの号数も実は
ラインの太さを表している
単位ではありません。
 

実際にはラインに書かれている
”号”と言うのはラインの
強度をあらわしています。
 

その証拠にナイロンの2号の
ラインと4号のラインを見比べて
みれば、その太さは全然2倍に
なっていませんね。
 
 

強度もこれと同じです。

2号は1号の2倍の強度がある
わけではありません。
 

lbは日本の単位ではないので
日本用に”号”と言う単位を
作っただけだと思います。
 

これはあなたも知っていると
思いますが、一応解説して
おきますね。
 
 

それでは、を戻します。

リーダーにはだいたい
このlbという単位で強度が
表記されています。

 

なぜなら、ラインの強度は
そのラインによって全く違い、
見かけの太さなどは全く
あてにならないから。
 
 

これはどういう事かというと、

ナイロンやフロロカーボン、
PEやハリスなどで比べてみると
同じ太さのものでもlb数は
ぜんぜん違います。
 

例えば、同じPEラインでも
0.8号のラインで12lbの
ものもあれば、

0.8号で15lbのPEラインも
あるんです。
 

この違いはラインの品質に
よって起こるものです。
 

良いラインは細くて強いんです。
 

これを知って頂ければ
号数というのが、いかに
あてにならないか
分かって頂けると思います。
 
 
 

ではなぜ、リーダーはlb
強度を表記してあるのか?
 

lbって、ちょっと分かりにくい
ですよね?

でも理由があるんです。
 
 

ルアーフィッシングにだけ
言える事ではなく
釣り自体の基本なんですが、

メインラインとリーダーとでは
メインラインの方が強度が
強くないとダメなんです。

 

普通の釣りの仕掛けで言う
ところの、道糸とハリスの
関係ですね。
 
 

この理由は実際に釣りをしていて
根掛かりした時の事をリアルに
想像して頂ければ分かります。
 

ルアーをリトリーブしてきたら
根掛かりしてしまった。

シャクったりしていろいろ
やってみたけど外れない。
 

こうなると意図的にラインを
切るしかありません。
 
 

ではこの時、メインライン
よりもリーダーの方が強度が
強かったらどうなるでしょうか?
 

リーダーは切れずにメインラインの
どこかでラインブレイクする
事になります。
 

運良く結び目で切れてくれれば
いいですが、もし結び目が
強かったら?
 
 

リーダーを結束するFGノットなどの
いわゆる結束方ですが、出来がいいと
かなりの強度を持ちます。
 

ノットが上手ければ上手いほど
実は結び目では切れません。

 
 

では、どこで切れるか?
 

ラインの劣化した部分、
又はロッドティップかリールの
ベールでラインが屈折してる
ところで切れますね。
 

いずれにしても、運が悪ければ
かなり長いラインを海中に
放置する事になります。
 

そんなものが魚に引っ掛かって
絡まったりでもしたら・・・、
 

海に住んでいる生き物が
かわいそうです。

 
 

しかも、あなたはあなたで
大量のラインを失い、余計な
出費がかさみます。

 

更に一概には言えませんが、
メインラインはロッドを守る
最後の砦です。
 

リーダーで切れるように
しておかないと、大きな魚が
掛かってしまった時に最悪
ロッドをへし折られます。
 
 

ですから、ロッドの性能の
ギリギリのメインラインを
使っているなら、リーダーは
わりと弱めに。
 

メインラインを意図的に細く
しているなら、メインラインと
同じくらいの強度か、少し弱め
リーダーを設定してくださいね。
 
 
 
 

基本的な長さ

シーバスフィッシングで使われる
リーダーの長さは一般的には
だいたい1メートルから1.5メートル。

 

だいたい一ヒロで測って
頂ければいいです。
 

一ヒロとは、あなたの右手と
左手を左右にいっぱい広げた
長さの事です。

測りやすいですね。
 
 

基準としては、1.5メートル
くらいまでで、50センチくらいの
方も中にはみえます。
 

ですが、1.5メートルを超える
ような長さのリーダーを使って
いる方は少ないと思います。

という感じ。
 
 

これは、長すぎると投げにくいから。
 

リーダーとPEの結び目は
どんなに小さく作っても
ロッドのガイドに当たって
キャスト時の抵抗になります。
 

そのため、オーバーヘッド
キャストをしなくてもルアーの
コントロールを外さない方は
竿先から結び目を出して投げます。
 

ですが、これはリーダーの
長さが長いほどキャスト時の
たらしが長くなるので投げにくく
コントロールがしにくいです。
 

ですから、私はまずシーバスを
始める方たちにはオーバーヘッド
キャストを推奨しています。

 

これを極めればどんな投げ方でも
ポイントに命中するように
なりますから。
 
 

そして、これが出来ると
今度は状況に合わせてリーダーを
長くする事が出来るようになります。

 

例えば、ナイロンリーダー。

ナイロンは伸びるので
その日のシーバスの活性などに
よって、長さを調節して
バイトに持ち込む事ができます。
 

アタリはあるけど、弾いてしまって
のらない時なんか有効ですね。
 
 

他にはロッドを買ったのは
いいけど、思いのほか張りが
あってシーバスのバイトを
合わせた時にアワセ切れするとか。
 

応急処置として、ナイロンリーダーで
長さを微調整して慣れるまで
アワセ切れを防ぐなど、ナイロン
リーダーはいろんな事ができます。
 
 

反対にフロロカーボンリーダーは
伸びがほとんど無く、水中の情報を
正確に把握するのに長けています。

 

さらにナイロンよりも根ズレに
強く、根が荒いフィールドや、
ストラクチャー際の釣りに
重宝しますね。
 

こちらのフロロは1.5メートルを
超えるような長さで使う事は
ないと思います。
 
 
 
 

まとめますと、

あなたがPE1号を使っいるなら
そのポンド数を確認して、そこから
リーダーのポンド数を決めればOK。

 

標準的にはPE1号は15ポンド
くらいなので、リーダーは
12ポンドくらいがいいでしょう。

 

品質のいいPEラインで18lbくらい
あるなら、16lbリーダーも
使えるという事です。

 
 
 

そして、リーダーの長さは
基本一ヒロ程度で、あなたの
事情やフィールド状況によって
変えていけばいいという事です。

 
 
 

ちなみにおまけとして、
リーダーになっているナイロンは
品質がいいのでPEラインよりは
ぜんぜん根ズレに強いです。
 

普通のナイロンラインとは
格が違うので、頭の片隅に
置いておいてくださいね。
 
 
 

寒いですがそろそろ第一期
バチ抜けです。

バンバン、釣りに行きましょう。
 
 
 
 

それでは、グッドラック!
 
 
 
 
 

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