いつも記事を読んでいただき
ありがとうございます!。

今年のバチ抜けシーズンを
どう、お過ごしでしょうか?。

さて、今回はアミパターンについて
考えてみました。

早い場所ならそろそろ
始まっているでしょう。

アミパターンとはアミエビ、
つまり3センチくらいまでの
小さなエビ(動物性プランクトンらしい)
たちの総称ですが、

このアミを偏食しているシーバスに
対応する釣り方のことです。

ベイトサイズが極めて小さく
攻略が難しい
と言われるパターンですね。

では、なぜ攻略が難しいと言われるのか。
その理由は以下の2つではないかと思います。

・ベイトが小さすぎてシーバスタックルでは
マッチサイズのルアーがキャスト出来ない。

・バチ抜けシーズン中にバチ、アミ、
マイクロベイトパターンが重なる時期が
あり、捕食ベイトが特定出来ない。

アミパターンを見破るには
フィールドをよ~く観察する
必要があります。

ポイントは目視できるアミが
たくさんいること。

ライズが無い、または捕食音が
やたらと小さいことです。

このふたつの条件に当てはまれば
アミパターンである可能性は高いです。

では、アミパターンのシーバスを
どうやって釣っていくのか?。

アミパターンではベイトが小さく
ルアーでアミだと思わせるのは
かなり無理があります。

メバルタックルを使えば簡単ですが。

でもシーバスタックルで釣ることに
ポリシーを持ってる人もいるはず。

それにルアーサイズがマッチして
なくても釣れたという話はよく聞きます。

となれば、まずルアーサイズを
無視
します。

サイズを無視した場合、釣れる要素を
考えたらレンジ、アクション、波動、カラー、
リアクションになります。

まずはレンジ。

アミエビのレンジは全層です。
ルアーフィッシングの基本通りに
上から探っていくのがいいでしょう。

一般的には流れが強い時には
ボトムよりで、流れが弱くなってきたら
中層に集まる傾向があるようです。

次はアクション。

アミは泳ぐというのは想像できません。

と、いうわけで、ブリブリ系の
ウォブリングルアーではかなり
難しいでしょう。

ほとんど泳がないけど確かに動きを
アピールする、そんなルアーがいいでしょう。

しかもサスペンドに近いものだと
いいと思います。

次は波動。

アクションの部分とかぶります。

できるだけ弱く、確かに波動を
出すルアーでなければいけません。

全く動かない波動のないルアーは
流れてくるゴミと同じですから。

次はカラーです。

ベイトの特質上、あまりギラギラして
いないカラーがいいと思います。

反射系はやめといたほうが無難ですね。

よく透明感のあるカラーがいいと
言われますね。私もそう思います。
実証は出来てませんが。

最後はリアクションですね。

コレは「アミパターンもクソもないだろ!」
と言われそうですが、ストラクチャー
ギリギリをファーストリトリーブで
通すと釣れるらしいです。

しかも、アミを食べてる奴が。

だいたい見えてきました。

では、どこをねらうのか。

アミは普通のベイトみたいに
追い回さなくても簡単に捕食できます。

ですから、シーバスはわざわざ
追い回して群れを散らすよりは
待ちぶせ式で静かに捕食していると
思われます。

と、なればストラクチャーや
暗部に隠れて流れて来るのを
待っているのでしょう。

だからリアクションでも反応
する
んですね。

普通のストラクチャーの
釣りが成立します。

たとえば、こんな感じ。

WS000061

アミっぽい波動の動きを
ルアーに与えながらドリフトで
明暗部にステイするシーバスの
レンジにルアーを送り込みます。

つまり、このレンジ操作が可能で
波動が弱いルアーを選択して
攻めていくテクニカルなゲームに
なりますね。

アミパターンだと思われる時に
試してみましょう。

では次は釣りにくいパターン。

流れの無いエリアでアミパターンが
成立している時。

この場合はアミは流れて来ないので
待ちぶせ式の捕食は成立しません。

こんな時はアミがいるエリアで
静かに捕食しています。

なかば出会い頭的に。

しかもシーバスはどんなに
ベイトが小さくても必ず一匹づつ
食べるみたいです。

ゆっくりと泳ぎ回りながら
見つけたアミを一匹づつ捕食する
という、絶望的にセレクティブな
パターンです。

この状況でバイトを得るには
まず、サスペンドのルアーを
使うことです。

そして、そのときのアミのレンジの
すこし下のレンジでサスペンド
させられるルアーをチョイスしましょう。

大半のベイトを狙うとき
シーバスは下から狙いを付けて
襲いかかります。

ほとんどのベイトが自分の
下が死角になるからです。

そして、一匹づつ食べるということは
アミが群れから少しハグレる瞬間を
狙っていると思います。

ハグレないと一匹づつ食べれないし
群れを散らしてしまいますからね。

それにたくさんいると狙いが定まらずに
かえって効率が悪いのでしょう。

このパターンのときは
沈んだストラクチャーや
シーバスのステイ場所を見つければ
勝てます。

まず、見つかりませんけどね。

そして、アミパターンの時は
他のパターンも混在するため、
場所を変えるとパターンも
変わります。

アミパターンを避けて通るのも
一つの手段ですが、あなたもぜひ
アミパターンにはめてシーバスを
釣ってみてはいかがでしょうか。

難しいパターンだけに
攻略できるとかなり嬉しいですよ!。

それでは、グッドラック!。