釣れますか?。
私は最近忙しくてなかなか
釣りに行けてません。
行かなければ!。
さて、早いところではとっくに
バチ抜けが始まっているところも
あるでしょう。
地域によっても違いますが
実はフィールドによっても
変わってきます。
フィールドによっては、
たとえば風の当たりにくい
シャローエリアの汽水域。
つまり、北風、北西風があたりにくく
大潮の干潮時にだけ干上がるという
河川が流入するエリア。
風が当たりにくいというのは
北風や北西風が吹いた時に
風うらとなるフィールドです。
干潮時に干上がると言うのは
大潮の干潮時に河口付近のエリアが
半分くらい露出して、潮が上げてくると
水没するというエリアです。
大潮の日は真昼くらいに
干潮を迎え、日暮れ時前後に
満潮を迎えます。
つまり、日差しが強い時間に
地面が暖められ、そこに海水が
満ちてくるために寒い時期でありながら
水温が高いエリアが出来上がります。
そしてこれが港湾部よりも
河川のほうが先にバチ抜けを起こす
理由の一つだと私は思っています。
一般的には河川がバチ抜けを起こし
そのあと港湾部のバチ向けが
始まると言われていますね。
だから”風の当たりにくい
シャローエリアの汽水域”なんですね。
コレ以外にも、港湾部の
シャローで水が入れ替わりにくく
風うらになるフィールドとか。
いろんなパターンが
考えられます。
あなたもこんな場所、
探してみてください。
さて、2月から始まり、
夏くらいまで楽しめる
バチ抜けパターンですが、
毎回簡単ではありません。
バチが見えているのに
当たらない、釣れない。
あるいはバチが見えてないのに
知らないところでバチ祭りが
開催されていて見逃している。
な~んて事、けっこうあります。
では、なぜ釣れないのか?。
この原因はズバリ、
シーバスの偏食性によるものです。
シーバスの偏食性とは
シーバスは複数のベイトが存在する
場合、最も捕食しやすい、あるいは
最も美味しい、ベイト一種類しか
狙わないという性質を持ちます。
そしてコレは
コロコロと変わります・・・。
バチ抜けシーズンが始まる前、
バチはいないけど流れがあり
目に見えないレンジでバチが
流されていて、バチ抜けに
気がつかない。
なんて事も運が悪いとあります。
ところがシーバスはバチを
捕食しているので流れを受けて
ブリブリ泳ぐバイブには
見向きもしない。
そしてバチ抜けシーズンというのは
長く、その間で同時にアミパターンや
マイクロベイトパターンなどの
美味しい祭りが開催されます。
3月くらいにはアミパターンが
始まり、そのあとにはハク(ボラの
幼魚)や背黒(カタクチイワシ)の
マイクロベイトパターンがあります。
ですが、その間ずっと
バチは見られます。
でもシーバスは他のベイトを
狙っているため、バチルアーには
見向きもしない。
しかもこの偏食は
コロコロ変わる・・・。
さらにシーズン終盤には
潮変わりが起こるので、ほとんどの
シーバスが河川を昇ってしまい
港湾部の数が減ってしまう。
こわいですね~
おそろしいですね~
難しいですね~。
ですが、逆に言えば、
捕食ベイトがわかれば
いとも簡単に爆釣できるわけです。
さて、バチに戻りましょう。
バチパターンのキモになるのは
やはり、アクションとレンジでしょう。
カラーはギラギラしてなくて
腹に赤とか橙が入ってれば
とりあえずOKだと思います。
アクションは典型的な
バチアクションのもの、
たとえばにょろにょろとか。
と、ロールアクション主体の
波動の弱いミノーやペンシルを
持っていれば大丈夫でしょう。
問題はレンジです。
河川でいうと、バチを捕食している
シーバスは最も流速の早いレンジに
サスペンドします。
もちろん、早いと言っても
限度がありますが。
このレンジと他に何か一つ
シーバスが付く要素があれば
ボラだらけのフィールドから
シーバスを見つけられるわけですね。
たとえば明暗部とか。
港湾部においてはトップで
釣る場合、引き波をいかに本物の
バチに近づけるかがポイントに
なるようです。
まじめにレンジを攻めようと
すると、最低でも10種類くらいの
ルアーが必要になります。
とりあえずはトップと
水面直下、ボトム周辺の
3種類くらいでいいでしょう。
自分の好みで選びましょう。
私の場合は上から
にょろにょろ
カーム
ローリングベイト
ですね。
ワンダーなんかも
持ってると強いです。
では、グッドラック!。