さて、今日は
ヨレヨレミニについて。
仕様
・ウエイト、13グラム
・全長、68ミリ
・アクション、ワイドウォブンロール
・レンジ、トップ以外の全層
・対応ベイト、イナッコ ハク ハゼ
シンキングペンシル?
フラフラとやる気の無さげな泳ぎを
見せるシンキングペンシルです。
ゆったりと余裕をかまして泳ぐ
ベイトを演出しています。
このルアーは硬質発泡素材で
作られており普通のルアーとは
水の中での馴染み方が違います。
ラパラCDと同じく、プラスティックではない
動きで、もちろんラパラCDのバルサとも
違った硬質発泡素材でしか出せない
動きや波動を生み出します。
見た目には分かりませんが
魚たちには全く別のものに
写っているのかもしれませんね。
その証拠によく釣れます。
動きが好きだから釣れるのか、
動きが珍しいから釣れるのかは
定かではありませんが。
さて、ヨレヨレといえば、
初代のヨレヨレと後継のヨレヨレミニとでは
コンセプトが違い、ごっつあんミノーと
同じくその仕様がまるで異なります。
ヨレヨレはアクションや水噛みが
弱く、浮き上がりにくいように
作られています。
ボトムから中層を得意とし、ある程度の
流れが合っても中低層をしっかりと
泳がせる事が出来ます。
タイトロールアクションです。
一方、ヨレヨレミニはリトリーブの
強さによって水を噛み、
近くであっても遠くであっても
任意の場所で浮上させることが可能です。
中層から表層を得意とし、なおかつ
しっかりとボトムを取れる
潜行能力を備えています。
こちらはワイドウォブンロールです。
そのコンセプトは?
ミニのコンセプトは河川などの
底にあるブレイクラインに沿って
上下に動く細かい対応を可能に
することです。
ただの発泡アクションで
シーバスを取るためのルアーでは
ないのです。
極めてテクニカルなコンセプトで
開発されたものなのです。
そしてこの表層を引ける能力や
任意の場所で急浮上させる能力を
使うことで、バチ抜けにも
対応することが出来ます。
スローで表層をリトリーブする
ことで表層を泳ぐバチを演出できます。
底に沈めてゆっくり引いてもよし。
そこから浮上するバチを
演出するのもいいですね。
私は試した事はありませんが
マイクロベイトパターンにも
対応出来るらしいです。
高い戦闘力を持ったルアーだと言えます。
シンペンのローテーションに
あなたもひとつ、いかがでしょうか。