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しんさん、
おはようございます。

 

小規模河川の中で小魚が
バチャバチャあちこちでしていまして
5分起きにシーバスが出てきています。

このような時どういう
攻め方がありますか?

 

その時シーバスは表層?中層?
ボトム?に居ますか?

やはり本物の餌があるときは 
ルアーに反応は難しいですか?

ちなみにプガちょふ アサシン 
パチライン ロリベ全て投げましたが
ダメでした(TT)

 

水深は1メートルくらいだと思います。

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

表層パターン

こんにちは、しんです。
 

ベイトだらけで
そこにシーバスのライズ。
 

それはなかなか楽しそうですね。
 

おそらくそれは、
イナッコフェスティバル
というヤツだと思います。(笑)
 

小さな群れで頭だけ出して
まるで酸欠状態かのようにワラワラと
水面をドックウォークで移動している
ベイトたちを時々見かけませんでしたか?
 

そういう群れが居ればイナッコ
パターン
の可能性は高いです。
 
 

ですが、一筋縄ではいかない
かなり難しいパターンのひとつ。
 

とは言え、シーバスがそこに居て
なおかつ補食しているのが分かって
いるので、後はどうにかしてルアーに
バイトさせるだけ。
 

シーバスが居るかどうかを
疑う必要がないので、ある意味
おいしい状況です。
 

じっくりと分析していきましょう。
 
 

じゃ、さっそく。
 
 

まずシーバスの位置ですが、
ボトムのちょっとした変化に
張り付いてベイトが射程範囲に
入ってくるのを待っています。

 

例えば、ボトムにある変化とも
言えないような20センチくらいの
砂の段差だったり、30センチくらいの
石の側面だったり。
 
 

また、ボトムすれすれを静かに泳いで
地形変化などを探しながら回遊している
シーバスも居ます。
 
 

これは何故かというと、水深が
浅いので中層とか表層を泳いでいくと
ベイトたちに見つかったり気配を
察知されて不意討ち出来ないから。

 

だから、ボトムを這うように移動して
良さげな地形変化に身を寄せて
ベイトが上を通るのを
待ち構えているんです。
 
 

つまり、シーバスが出たポイントを
観察して何度も何度も同じ場所で
出るような点を探せたら、そこには
いい地形変化があるという事。
 

こういう状況に当たった時は
シーバスの補食音に全神経を張り
巡らせるといろんなものが見えてきます。

 
 
 

そして、今度はベイトのレンジ。

シーバスは上を見ているから
頭上を通るすべてのベイトに
反応するかと言ったら、
そんな事はありません。

 

なぜなら、ムダな攻撃を仕掛ければ
仕掛けるほどベイトたちが警戒して
パニックになり、逆に補食しにくく
なってしまうから。

パニック状態のベイトなんて
簡単に捕らえられませんからね。
 

だけど、おびえて固まってゆっくりと
群れで移動しているベイトなら
捕らえやすいと思います。
 
 

そういうわけで、より補食しやすい
ベイトだけを狙っていきます。

 

5分起きくらいのペースだったら
何かしらのスイッチが入って
ガンガン水面にシーバスが出ている
というわけではないようなので。
 
 

で、シーバスがどのレンジのベイトを
狙っているかというと、いちばん上の
トップウォーターのベイトを
狙っている可能性が高い
です。
 

なぜなら、ベイトが水面から顔を出して
上を見て泳いでいるから。
 

もちろん魚の眼はわりと広い
範囲が見えるようになっています。
 

ですが、さすがに水面から頭を
出してしまったら水中、特に深い
ところは見にくくなります。
 

これは私達もそうです。

水上に顔を出していると水面下は
見えにくいですが、
潜るとよく見えますよね
 
 

つまり、水面から顔を出している
ベイトは下から来るシーバスを
目視で発見しにくいんです。

 

こういうベイトは高い確率で
補食出来ると思いませんか
 
 

そして、先ほどお話したように
活性が超高いわけではないので、
トップウォーターのレンジの
ベイトにしか反応しません。
 

そう、シーバスが偏食するのは
ベイトの種類だけではなく、
同じベイトの中でも偏食をするんです。

 
 
 

そして、ベイトがたくさん居ても
ルアーにバイトさせる事は出来ます。

それも、けっこうな確率で。
 

ーバスはベイト群れを狙っている
時であっても、無差別に攻撃する
わけではないんです。
 

これは知っている人は知っていますが、
あの小さなベイトのアミですら
必ず一匹ずつ補食します。
 

それほど、狙い撃ちしているんです。
 
 

では、どういうベイトから先に
狙われるかというと、単純に
視認しやすくて違和感のない
ベイトから狙われます。

 

例えば、一瞬だけ群れからハグれた
ベイトや、一瞬だけ疲れてレンジが
下がったベイト、光の加減か何かで
たまたま見やすくなったベイトなど。

いろいろです。
 

ですから、その時さりげなく
目立つルアー
を投げれば当たる
可能性があります。
 

では、どんなものがいいのか

次はそんなお話です。
 
 
 
 

ルアーについて

先ほどお話したように、基本的には
トップウォーターのルアーで攻めていく

というのが有効になってきます。
 

ちばん凡用性の高いのは、
リトリーブしてある程度泳いで
くれるタイプのルアー。
 

トップウォーターの代表アクション
でもある、スプラッシュ、ドック
ウォーク、引き波アクションの
全てが簡単に出来るもの。

 

例えば、ガボッツなどが
これにあたります。
 
 
 

そして、ドックウォーク最強ペンシルの
TDソルトペンシル。
 

ドックウォークで喰わせるなら
このルアーがイチオシですね。

タダ巻きでも釣れますし。
 
 
 

さらに、スプラッシュアクションは
わりと見落とされがちですが、
これでしか釣れない時もあります。
 

こちらのオススメはなんと、
チヌ用のポッパーです。
 

大きすぎず小さすぎないものが
いい感じで、小さくても5センチ
くらいまでの大きさがいいです。
 

それ以下はベイトサイズ的にきついので。
 
 
 

これらが持っていると安心な
トップルアーたちです。
 
 

いろんな色を揃えると、いくら
お金があっても足りないので、
必要なカラーだけ。
 

基本的には
ナチュラルカラーがいいですね。

大体はこれでイケます。
 

ただ、特殊な条件下に対応するために
白と黒があるといいです。

 
 

そして、この特殊な条件下の時だけは
カラーが重要になってきます。
 

黒いルアーであれば、真っ黒なものを。

白いルアーであれば、若干クリアが
混じった白
がいい感じです。
 

これら三色で大体は対応できます。
 
 
 

さらに今回のケースはおそらく
違うとは思いますが、あれだけ
トップウォーターと豪語しておきながら
実はハゼパターンになってる事も。

 

この時期の特徴として、ベイトの
種類の中ではイナッコとハゼで
偏食するのがよくあるパターンです。
 

まあ、地域によっては違うところも
あるんですが。
 

あと、ヒイラギがベイトになってる
事もありますね。
 
 

ハゼパターン、ヒイラギパターンに
なってる時はバイブレーションで
小さなアクションを入れながら
ボトムを引くと釣れます。

 

出来るだけ、ルアーをボトムから
離さないのがコツ。
 
 

そして、これと同じくリアクションの
パターンですが、シンペンを使って
水面直下をジャークしていると
シーバスにスイッチが入る事が。

 

ジャークに対応出来るシンペンを
持っているといいですね。
 

カームなんかがこれに当たります。
 
 

持っていない場合はシンペンの
連続トゥイッチ
も有効な時があるので
試してみてくださいね。
 
 
 
 

まとめますと、

活性が超高いわけではなく、水面の
ベイトを狙っていると思われるので
基本的にはトップウォータールアーで
攻めていくのがオススメだという事。

 
 

そして、ルアーについては
スプラッシュ、ドックウォーク、
引き波アクションの三種類を押さえて
おくといい感じだという事。

 
 

さらに、表層にイナッコがわいていても
ハゼパターンやヒイラギパターンに
なっている事もあるので、頭に置いて
おいてほしいという事ですね。

 
 
 

さて、いかがだったでしょうか?
 

良かったら参考にしてみてくださいね。
 
 

イナッコパターンには、それはもう
いろんなパターンの釣り方があって、
シーバスフィッシングをしていく上で
避けては通れない必須科目です。
 

知れば知るほど釣果に結び付くので
これからのハイシーズン、同じ
イナッコでも釣り方が変わってきます

ガッツリ楽しんでいきましょう。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!