WS000008


小さいものは別ですが、

まともなサイズのシーバスを
釣ろうと思ったら
闇雲に出かけて、闇雲にルアーを
キャストしても何も釣れません。

これで釣れる人はただ
運がいいだけです。
 
 

では、どうすればいいのか?

シーバスを釣ろうと言うのなら、
まずシーバスについて
良く知る必要があります。

 
 

シーバスフィッシングの中級者や
上級者たちは適当に気分で釣りを
しているわけではありません。

彼らにはシーバスの居場所や
どうすればルアーにシーバスが
食らいつくかが分かっているのです。

 
 
 

では、さっそく。

シーバスとは、小魚、カニ、エビ、
イソメなどを好んで捕食する
海水性肉食魚です。

ちなみにイソメとは釣り餌に使われる
足が何本もあるミミズみたいな
多毛類です。

ゴカイもそうですね。

WS000029
 
 

シーバスという魚は適水温の幅が広く、
淡水にも対応できるため
オールシーズン狙えて、ほとんどの
場所にいる狙いに行きやすい
ターゲットです。
 

かなり貪欲に餌を追い回しますが
警戒心もたかく、非常に賢い魚です。
 
 
 

具体的に説明すると、

普通にただ餌を追いかける訳ではなく、
暗い場所に隠れていて通りかかる
ベイトに襲いかかるとか。

物陰に隠れて通りすがりを狙うとか。

深い場所にいて、はるか上の層を
通りかかるベイトに下から
襲いかかるとか。

強い流れを利用して遊泳力の
弱い魚の動きをある程度封じて
襲いかかったりします。

ベイトとは捕食対象となる
生物の総称の事です。
 
 
 

実はシーバスは・・・、

シーバスは本来そんなに泳ぎが
得意な魚ではありません。

スピードもそれほどではありません。

ただしパワーはありますが・・・。
 
 

ですから、効率よく餌をとるために
こういった賢い方法を使います。
 
 

つまり、人側から言わせれば、
これらの餌を取るための
補助的要素がある場所にやる気のある
シーバスがいると予想出来るわけです。
 
 
 

「シーバスは流れに付く」とも言われます。

なぜなら、シーバスという魚は
わりと酸素を必要とする魚なんです。

その証拠にストリンガーという
クリップにひもが付いた
水中で魚を長時間活かして
おくための道具で繋いでおくと、
余程の流れがないかぎり、
10分も経つと瀕死の状態になります。
 
 

大きい魚は小さい魚にくらべて
遊泳力が大きいため、楽に流れの
中に定位できます。

そして、流れの中に定位していれば
止水域で泳ぎまわるよりも楽に
酸素を取り入れることが出来る。

 

そしてなおかつその流れを使って
小魚を捉えることができる。

流れの変化がある場所は
プランクトンが豊富で小魚も
集まりやすいですから。
 
 
 

夜行性と言われていますが、
私は状況に合わせて動いている
だけだと思います。

割りと岸際にいますが、
人の気配や異変を感じると
すぐに逃げますね。
 
 
 
 

私の感じた状況から分析すると
こんな感じです。

だいたいどんな魚か
分かって頂けたでしょうか?。
 
 

このシーバスの特性
知っておくことが非常に大切です。

頭の片隅に置いておいてくださいね。
 
 
 

それでは、また。
 
 
 
 

ガングロ釣りバカおじさんの
記事はここをクリック!