シーバス  広大なオープンエリアに合わせてタックルを新調したい  冬の河川の釣り方、漁港の釣り方も知りたい  【Q&A】

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こんにちは、お久しぶりです。

いつも閲覧して参考にしています。

また疑問が出てきたので
質問させていただきます。
 

ロッドとリールを新調しようかと
思っています。

ロッドはダイワ ラテオ
リールはシマノ ナスキー16
を考えています。

私のホーム河川は大河川、河口も
オープンエリアになっています。

このことから、ロッドも長めのほうが
いいのかと思い、今のところは
96MLを考えています。

また、リールはシマノなら3000番と
聞いているのでそうしようかと
思いますが、同じ3000番でも何種類か
あるので、違いがわかりません。

ロッドやリールについて何か
アドバイスがあればお願いしたいです。

リールはもともとナスキーに
変えようと考えていたので、
それにぴったりのロッドがいいと
考えています。

予算は15000から25000円を
予定しています。
 

また、晩秋から冬のシーバス
フィッシングははじめてになります。

河川で釣るには水温が低すぎて
シーバスが海に下ると聞き、
危機感を感じています。

冬でも河川でシーバスを釣るには
やはりシンペンメインに
なるのでしょうか?
 

また、漁港などにホームを広げる場合、
ポイントや攻め方、オススメの
ルアーはどんなものでしょうか?

漁港でまだやったことがないので、
攻め方がピンとこないです。

アドバイスがあればお願いしたいです。
 

長い質問になってしまいましたが、
寒い中でもシーバスを釣りたくて
質問させて頂きました。

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

タックルの候補

こんにちは、しんです。
 

おや、ご無沙汰です。

再びのお問い合わせ、
ありがとうございます。

私のブログを参考にして頂き
嬉しく思います。

ゆったりと楽しんでいってくださいね。
 
 

さて、タックルを新調したいという
事ですが結論から言うと、あなたが
選ばれたラテオ96ML・Qが
最もオススメのチョイス
になります。

でも、今回は広大なフィールドという
事なので、少し長めのロッドも
視野に入れたらどうなるのか?
という事も考えてみました。

3パターンほどあるので
解説させてください。
 
 

じゃ、さっそく。
 

まず、シマノ 16ナスキーの
種類についてですが、各品名表記の
意味は下記のようになっています。

HG=ハイギア仕様
XG=エキストラハイギア仕様
C=コンパクトボディ
S=シャロースプール仕様
DH=ダブルハンドル

 
 

イギヤとは、ノーマルのリールよりも
ハンドル1回転あたりの糸巻き量が
大体ですが20センチほど長い仕様。

キストラハイギアとは、ハイギヤより
少しだけハンドル1回転あたりの
糸巻き量が長い仕様です。

ンパクトボディとは、他のモデルに
比べて若干コンパクトになっている事。

ャロースプール仕様とは、

リールのスプールにはラインを
巻き取っておくための溝が
付いていますよね?

このスプールの溝が通常のリールよりも
かなり浅く作られている仕様の事。

これにより、細く強いPEラインが
ちょうどいいくらいの長さで
巻けるようになっている、言わば
PEラインを巻くための仕様です。

ブルハンドルとは、通常のリールの
ハンドルとは違ってハンドルが二股に
別れていてハンドルノブが
2つ付いている仕様の事です。

これによってハンドルの重心を
回転軸の中心にもってきて、ハンドルの
巻き取り時のムラや、ハンドルが
勝手に回ってしまうのを防ぐ仕様。

軽いルアーを使う時や繊細な操作を
要求される釣りに使われています。

ですが、リールが重くなるし
ハンドルを回す時に邪魔くさいという
理由でシーバスアングラーからは
案外嫌われています。

もちろん、その利点を重要視して
ダブルハンドルを使っている
方も見えますけどね。
 
 

これらを踏まえた上で、タックルの
候補を見ていきましょう。

初めにラテオ96ML・Qです。

これがいちばんオススメですね。

タックルバランス的には、
シンペンを多様する、又は今まで
ノーマルギヤを使ってきたというなら
16ナスキーC3000がいいでしょう。

これはノーマルからハイギヤにすると
ラインの巻き取り量が違うため、
今までのリトリーブスピードでは
釣れなくなってしまうから。

ただ、リールのスプールに下巻きが
必要になるので、店頭でご購入
されるのならシーバスに詳しい
店員さんに相談してみてください。
 

そして、バイブレーションを多様したり
デイゲーム主体でミノーを多様する
場合は16ナスキーC3000HGを。

ルアーの飛距離重視でピンスポットを
狙ってシーバスを釣るという場合は
たとえシンペン主体でも
こちらのハイギヤがオススメです。
 
 

次はさらに飛距離を重視して
ラテオ100ML・Qです。

これはもう飛距離のみを追及している
感じなので、16ナスキーC3000HG。

ただ、タックルバランス的にみると
少しリールが軽いように思えるので
使ってみて必要ならリールの
バランサーの使用をオススメします。

又は別でダブルハンドルを注文して
ダブルハンドルハイギヤ使用にすると
タックルバランスが整います。
 
 

次は飛距離に特化して、なおかつ
16ナスキーのポテンシャルを
最大限に発揮しようとした場合で、
シマノ ディアルーナXR S906M。

と、16ナスキー4000XGの組み合わせ。

16ナスキーは上位機種の性能に
迫る勢いで、ハガネギヤを搭載して
ギヤの強度も高くなっています。

ですから、このリールはメタルジグを
扱うショアライトジギングにも
十分に使える上に、この価格でそれに
向いているのはこの16ナスキーだけ。

そんなわけで、あなたのフィールドで
ヒラメや青物が釣れるとか、誰よりも
遠くのピンスポットを狙いたいという
場合はこの組み合わせもいいですね。

ただ、今回のあなたのロッドの
予算からは、外れてしまうと
思います。

それにタックルバランスは良くても
ヘビーになり、リールの巻き取りも
滑らかですが重くなります。

さらに言うと、4000番はシーバス
フィッシングには大きすぎる。

そのため、この組み合わせを
選ばれるなら少し覚悟が必要ですね。
 
 

3パターンほど挙げさせて頂きましたが
いちばんのオススメはラテオ96ML・Qと
16ナスキーC3000HGの組み合わせ。

なぜなら、96で飛距離を重視して
ルアーをキャストした場合、当然
遠くのポイントを狙う機会が増えるから。

そのため、ノーマルギヤでは巻き取りに
時間が掛かって、その日のキャスト数が
減ってしまう上に、ルアーの回収に
時間が掛かって疲れも増します。

バイブレーションなんかを投げて
扇状に広範囲に探った時にノーマル
ギヤだったら、たまったもんじゃない。(笑)

そして、ラテオ96ML・Qは
わりと軽くて実はラテオ90ML・Qと
同じ重量だったような気がします。

そのおかげでキャストも使用感も
快適だからというのが理由です。
 
 
 
 

冬の釣り方

冬の大河川の釣り方ですが、
基本的にはシンペンが主体になります。

ミノーではデイゲームの
ストラクチャー打ちくらいでしか
喰わせる事は出来ないでしょう。

ですが、シンペン以外にも
有効なルアーはあります。
 
 

ここで寒い時期の大きな特徴を
2つ覚えておいてください。

1つ目はシンキングペンシルが
主戦力になるという事。

2つ目はシーバスがボトムに
付くという事です。

これらが冬にシーバスを釣るための
重要なヒントになります。
 
 

では、大河川の釣り方
見ていきましょう。

まずはヒイラギパターン。

12月になると各地で河川の
ヒイラギパターンが始まります。

これは河口付近のカケアガリに
ヒイラギという体高のある平ぺったい
ベイトが付いて、これをシーバスが
補食します。

大河川の河口の河川側で
砂地のカケアガリがあるところを
バイブレーションを使って
探っていきます。

シリテンバイブなんかいいですね。

コツは、

・ボトムスレスレを引く
・出来るだけボトムノックさせない
・波動が弱めのバイブを使う

という事ですね。

気が付いたと思いますが・・・、
 

・・・、
 

そうです、かなり難易度が高いです。

ですが、かなり強力なパターンなので
練習して頂けるといい感じです。
 
 

そして大河川に限り、よほど寒い
地域でなければシーバスは
冬でも残っています。

どこに居るかというと、
海からいちばん近い橋の
橋脚に付いています。

ですが流れが強い橋脚に付くので
相当な飛距離が必要になります。

さらに流れが強くボトムに付くので
ヘビーシンペン、バイブレーション
などのルアーが必要です。

そのうえ、橋脚ギリギリを通さないと
バイトしてこない事が多く、
こちらの方が難易度が高いです。
 
 

ヒイラギの他にも冬には河口付近に
コノシロが入る事があるので、
バイブレーションや大きなルアーも
あるといいですね。
 
 
 

では、次は港湾と漁港を
見ていきましょう。

港湾部ではコノシロ、イワシ、
エビ、カニ、場所によっては
ヒイカがベイトになります。

率が高いのはコノシロとイワシ。
 

ベイトがコノシロであった場合は
バイブレーションや大きなルアーで
狙います。

イワシであった場合はタイトロール
アクションのルアーを選びます。

マリアのスカッシュや邪道の
ヤル気スティックなどが
このタイトロールに当たります。

もし迷った場合はとりあえず、
大きなルアーを投げておきましょう。
 
 

次は漁港。

漁港では、
ほぼイワシパターンになります。

小さなイワシが湧いている
漁港を探してみてください。

こちらはシンペンですね。

10センチ程度のものがいいですね。
 
 

以上、これらの情報を元に
試行錯誤してシーバスフィッシングを
楽しんでみてください。

なお港湾、漁港、は
ベイトを叩く釣りになります。

まずはベイトを探しましょう。
 
 
 
 
 

まとめますと、

あなたが新調するタックルに
いちばんオススメなのは
ラテオ96ML・Qと16ナスキーC3000HGの
組み合わせだという事。

 
 

そして、冬の釣り方ではシンキング
ペンシルが主体になり、ボトムに
付いてるシーバスを誘い出す
釣りになるという事。

 
 

さらに、寒い地域でなければ
シーバスフィッシングは年中
楽しめるので、いろんな可能性を
考えながら挑戦してほしいという事ですね。

 
 
 

さて、いかがだったでしょうか?
 

あなたが現在使っているタックルにも
よりますが、これらの情報を元に
じっくりと新調するタックルを
考えて頂けるといい感じです。
 

そして、冬はテトラ際をタイトに
探ってリアクションでシーバスに
口を使わせるという釣りもあります。

いろんな可能性があるので、
あまりこれらの釣りに固執せず
試行錯誤して楽しんでください。
 
 

以上、良かったら
参考にして頂けると嬉しいです。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!