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さて、昨日は12月17日。

最近、師走の忙しさに
嫌気がさしていたので
全てを投げ出してとある河口
ウェーディングに出掛けてみた。
 
 

風も強すぎず、弱すぎず
少し寒いけど以外に濁りが
入っていていい感じ。
 

小潮まわりの満潮から
1時間ほどたったタイミング
入水して釣りをはじめた。
 
 

「釣る気あるのか?」

と言われそうな潮回りと
真っ昼間の11時ほどに開始した
無謀なウェーディングシーバス。
 
 

さてさて、どうなることやら。
 
 
 
 

まずは水深の浅いエリアから

こんにちは、しんです。
 

昨日は日々の忙しさで
心が荒んで来ていたので
すべての用事を投げ出して
河口へ海況調査に行ってきました。
 

なんだか今から寒くなるらしい。
 

今年のこの時期はどんな
様子なのか?

ちょっとワクワクしますね。
 

では、いきましょう。
 
 
 

天候は晴れ。

潮回りは小潮。

風は北の風、5メートルくらい。

3日ほど前の雨の影響かは
分からないけど、わりと濁りが
入っている。

満潮から一時間後の
午前11時くらいに開始です。
 
 

小潮とは言え、まだ水位が
高い状態にあるので、このエリアでも
かなり浅いシャローのところから入水。
 

ここは一見何も変化のない
単調なフィールドに見えるけど、
潮が引くと水の流れによって
掘られた深みなどがある。

 

見かけによらず複雑で
面白いフィールドです。
 
 

まず、最初に思ったのが

「ベイトが全く見当たらない」

「コレは厳しい釣りになるな」

という感じ。
 
 

「でもけっこう濁りがあるから
見えないだけかもしれない」

 

無理やりプラス思考
タイドミノー 125 SLD-Fを
キャスト。
 

ところどころで海藻に
引っかかる感じがある。

「やっぱりか・・・。」

フックに少しだけわかめ色の
海藻が付いてくる。
 
 

「魚はいるのか?」

アップクロスからダウンクロスまで
3投してみるが、それらしい反応はない。
 

ここは水深が浅く、魚との距離も
近いために同じルアーばかり
投げるとシーバスに警戒されてしまう。

 
 

ここでルアーを
コモモ SF-110にチェンジ。
 

10メートルくらい先には
落差1メートルほどの天然ブレイク。

狙いはもちろんソレ。

河川に対して斜めに入っていて
岸によってくるブレイクです。
 
 

同じように、アップからダウンの
3投で攻める。
 

「反応なしか・・・。」
 

時折、ボラが跳ねている。

といっても、デカイ奴。
 

「ベイトには見えないよなぁ~・・・。」
 

な~んて、くだらない事を
考えていると、私の左5メートル
くらいの場所でシーバスがジャンプ。
 

「!!!、居やがる・・・。」
 

たまたま目視できたから
間違いはない。

「40センチくらいか・・・。」
 

「でも、そこに居るってことは
私はもっと後ろへ下がったほうが
いいってことでは・・・。」

 

ちょっぴり、やってしまった感が
漂う感じである。
 
 

「もう、警戒されているな。」
 
 

そんなわけで、ここでルアーを
ワンダー80にチェンジ。
 

同じくアップからダウンで
3投してみるが反応は無い。
 
 

「ワンダーでもダメか・・・。」
 

「じゃあ、シルエットの細さだな。」
 

と考えて今度はカーム110に
ルアーチェンジ。
 

またしてもアップからダウンで
攻めるが、2投目でラインが
一瞬張りかける。

 

流れによるラインスラックの
影響を少し減らすためにロッドを
少しだけ立ててラインを水面上に
出している。

でも風も横から吹いているので
ショートバイトを感じられるほど
ラインテンションは張ってない。
 

水面から出した方がいいか、
水中に入れた方がいいか、
どっちもどっちである。
 
 

更にダウンへ3投目を打つが
反応は無い。
 
 
 

次は先程ラインが張った、
2投目のコース
にキャスト。
 

今度は不定期でジャークを入れる。
 

コツッ、コン!と明確なバイト。

「よし!」
 

すかさずフッキング。
 

しかし、エラ洗い一閃。

5秒で外れる。
 
 

「しまった!やっちまった。」

そう、ココはフィールドが
浅くシーバスが食ったレンジも
浅いのでフッキングしたらすぐに
ロッドティップを下げないと
やられてしまう
のである。
 
 

「やっぱり40センチくらいか。」
 
 

次はリ・バード 90Sで
ブレイクへと流し込んでいく。
 

・・・、
 
 

「S字アクションは
お気に召さないか?」

 

3投して次はレンジバイブ 70ES。
 

一通り、底を探って
第一部終了。

 
 

1バイト、1バラシ。
 
 
 
 

橋脚攻め

だいぶ潮も下げて来たので
今度は対岸に移動してみた。

WS000381
 

今度は橋脚をドリフトで攻める。
 

実はこちらが流芯部である。
 

いい感じに激流だったけど
潮が下げすぎていて時合いは
終わった感じ。
 
 

調査の意味が大きかったので
一応橋脚を攻めてみる。
 

見た目によらず、けっこう
橋脚まで距離があるので
迷わずハニートラップ 70S
を選択した。
 

河川に強いヘビーシンペンです。
 
 

橋脚の奥の上流3メートルほどに
キャスト。

目一杯ロッドを立てて
ラインスラックを巻き取りながら
橋脚の上流側50センチくらいの
位置にルアーを流しこむ。

 

「反応なしか。いい感じに
入ったんだけどな。」

と、つぶやく。
 

さらにルアーの着水点を
微調整してハニートラップで
レンジを刻んで流し込む。
 

でも、反応無し。
 

「最初にこっちに
入るべきだったか。」

 
 

そうこうしている内に
風が以上に強くなる。
 

10メートルくらいはありそうな
感じになってきた。
 
 

「仕方ないな。今日は
このくらいで勘弁してやるぜ。」

と、精一杯の負け惜しみを
つぶやいて14:30に終了。

 
 

この悔しさでまたいい感じに
日々の忙しい生活に精を出せそう。
 
 
 
 

さて、今日感じた事は
まだまだ河川のシーズンは
終わらないという事。
 

久しぶりに水に浸かって
みたけど、足は全く寒くなかった。
 

完全に空気に触れてる
上半身の方が寒い感じです。

 

風のせいもありますが。
 

今回の寒気でかなり水温が
下がって来て、いよいよ河川の
ラストスパートが始まるような
印象を受けました。

 

私も暇をみて、今度は
別の河川でヒイラギパターンに
どっぷりと浸かってみようと
考えています。
 
 
 

さあ、釣りにいこう。
 
 
 
 

それではグッドラック!