シーバス 外洋サーフがホームフィールド 適切なPEライン教えて 【Q&A】

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シーバスを始めて
もうすぐ一年になります。

 

僕のホームは外洋に面した
サーフなんですが、今現在
PEラインの1.2号を使っています。

ですが、ある人から、
「サーフは飛距離が必要だから
0.8号の方がいいよ!」
と、言われました。

 

そこでデュエルの8本ヨリPEライン
あたりを考えているのですが、
しんさんの意見を聞かせて
頂きたいと思いまして。

 

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

ルアーで考えてみると、

こんにちは、しんです。
 

お問い合わせ、
ありがとうございます。

嬉しいです。
 
 

さて、0.8号がいいよと言われて
ラインの候補まで考えているのに
私に相談して頂けるという事は、

その0.8号説に違和感を
感じているんですね?
 

その違和感はあながち
間違いではないと思います。
 
 

ここからは私個人の考えで
お話させて頂きます。

あくまで一つの考え方として
参考にして頂けたら嬉しいです。
 
 

結論から申し上げると、
あなたのホームの状況では
0.8号8本ヨリのPEラインを
オススメ出来ません。

 

その理由をこれから
解説させてください。
 
 

では、いきましょう。
 
 
 

外洋に面したサーフでは
基本、ベイトサイズが大きので
ルアーの標準サイズが140ミリが
普通です。

 

となれば、ほとんどのルアーが
20グラムくらいの重さを
持っていることになります。
 

このくらいの重さのルアーを
フルキャストしようと思ったら
そうとう柔らかいロッドでないと
0.8号ではキャスト切れします。
 

外洋サーフなのでそんなに
柔らかいロッドは使ってない
と思います。

ロッドパワーはMですよね?
 
 

では、

キャスト時にリーダーの結び目を
ガイドの中に入れるかと聞かれれば
これも無理があります。
 

結び目がガイドに当たった時に
リーダーの放出速度が失速します。

そして、その後ろから来る
PEラインはそのままの速度で
リーダーの結び目を追いかけます。
 

運が悪いとここでライントラブルが
発生して、一瞬ルアーキャスト時の
抵抗になる事があります。
 

この時に0.8号では
間違いなく耐えられません。

100%ラインブレイクします。
 
 

仮に上手くキャスト出来たとしても、
毎回いらないスリルを味わいながら
ルアーをキャストする事になります。
 

仕様ルアーの重さから見ると、
PE1.2号が適切かと思います。

 
 
 

そして、ルアーの飛距離に
ついてですが、1.2号と0.8号では
0.8号の方が飛距離が出るのは
間違いありません。

 

ですが、それはあくまで
軽いルアーを使った時の話。
 

ルアーが軽ければ軽いほど
1.2と0.8とでは
飛距離に差が出ます。
 

でも逆にルアーが重ければ
重いほど、目に見えて分かるほど
明確な差は出なくなります。
 
 

これは・・・、
いちおう解説しておきます。
 

地球上の全ての物質には
”慣性の法則”というものが
働いています。
 

ルアーの飛行を邪魔するのは
風や空気抵抗もそうなんですが、
ラインも邪魔をしています。

これは正確に言うと、
ラインの重さがルアーの飛行に
ブレーキをかけています。
 
 

PEラインが最も飛距離が出るのは
フロロやナイロンに比べて
その全体重量が圧倒的に軽いから。

全体重量とは、リールから
放出されているライン全ての
重さのことです。
 

ルアーというのはラインを
尻尾みたいにくっつけながら
ポイントへと飛行していきます。
 

飛び始めは出てるラインは
まだ短いですよね?
 

でも飛べば飛ぶほど尻尾が
長くなります。
 

そして、この尻尾は長くなれば
なるほど重くなっていきます。
 
 

例えば、この尻尾の重量が
ルアーの重量を超えてしまったら。
 

・・・、
 

そうですね。

ルアーはラインを引っ張って
飛ぶことは出来ません。
 
 

もちろんこれは極端な話
実際にこんな事は起こりえません。
 

ですが、リールから放出された
ラインにルアーを引っ張る力が
あるのは分かりますよね。
 

この微弱な力がキャスト時には
発生しています。
 

小さな力ですが、それゆえに
軽いルアーは強く影響を受けます。
 

でもルアーがその力、つまり
放出されているラインの重量よりも
圧倒的に重ければ、
さほど影響されません。

 

ルアーが重ければ重いほど
それは微弱な力になります。
 

軽いルアーが2グラムの物を
引っ張るのと、

重いルアーが2グラムの物を
引っ張るのでは、まったく
次元が違うという事です。
 
 

つまり、使用ルアーが基本的に
重いので、ラインの細さによる
ルアーの飛距離は目に見えて
変わらない。

 

飛距離を伸ばす目的で
0.8号を使う必要性はかなり
薄いということです。
 
 
 

ただし、風が強い中では
細いラインを使った方が
ルアーの飛距離は伸びます。
 

これは放出されるラインに
風が力を与えるから。
 

つまり、太ければ太いほど
風の影響を受けます。
 

これは解説はいりませんね。

極端に言えば昔の船が
マストを下ろすか
たたむかの話です。
 
 
 
 

外洋サーフで考えてみると、

サーフシーバスにおいて
PEライン0.8号というのは
基本的にヤバいです。
 

サーフは砂地でほとんど
根ズレはしないから、細い
PEラインを使っても大丈夫だと
あなたは思うかもしれません。
 

ですが、ちょっと考えてみて
ください。

サーフの波打ち際の水中って
どうなってますか?
 
 

波が寄せては返して海底の砂が
常に巻き上げられているエリアが
ありますよね?
 

リトリーブしている以上、
必ずあのジャリジャリの水質の
中を引いてくる事になります。

 

サーフでの釣りは砂の粒子が
浮遊している水中をリトリーブ
してくる事になるんです。
 
 

確かに根ズレはありません。

ですが、

実は目に見えないレベルで
砂の粒子に擦れてラインが傷つく
現象が起きています。

 

これにサーフシーバス
特徴を掛けあわせてみてください。
 

サーフでシーバスを狙う時は
基本的にサーフが荒れている時を
狙うはずです。

釣れますから。
 

サーフが荒れていると先ほど
お話した海底の砂が巻き上げられて
いるエリアが格段に広く大きくなり、
いわゆる”砂ズレ”も酷くなります。
 

細いラインではマメに交換しないと
ラインブレイクするので、
ラインを買うお金が高くつきます。
 

これが私がサーフシーバスで
PEライン0.8号をオススメできない
最大の理由です。
 
 
 

更にサーフシーバスでは
8本ヨリではなく、4本ヨリの
PEラインをオススメします。

 

確かに引っ張り強度で考えれば
4本よりは8本の方が強いです。
 
 

ですが、これもちょっと想像
してみてください。
 

同じ太さのラインであったなら、
8本ヨリのと4本ヨリとでは
どちらが一本一本の繊維が
太いと思いますか?
 

・・・、
 

そうですね。

4本のほうが一本一本の繊維が
太いんです。
 

根ズレであれば、どっちでも
ズバッと切れるのであんまり
関係ないんですが、

砂の粒子による目に見えないような
レベルの砂ズレなら、繊維が細い
8本ヨリの方が早く切れます。

 

細い繊維の一本が切れて
そして2本3本と切れていき、
強度が落ちてきたところでバイトを
合わせてラインブレイク。

こんな感じです。
 
 

でも、4本ヨリなら繊維が
太いので8本ヨリよりは結構
長持ちします。
 

こういった理由もあって
私としてはサーフシーバスでは
4本ヨリを推奨しています。
 
 
 
 

まとめますと、

使用するPEラインはあなたの
フィールドの特徴をいろんな
方向から考えて選ぶべきです。

 

でも、私個人の分析からは
PE1.2号を推奨するという事。

 

ルアーで考えてみても、外洋
サーフで考えてみても0.8号の
PEラインで釣りをするのは、私は
ギャンブラーに近いと思います。
 
 

いつ行っても横風や向かい風が
吹いていて釣りにならないと
言うのなら細いラインでやって
みるのもいいかもしれません。

 

ただ、ラインはマメに交換する
事になると思います。
 
 
 

この話は一応、

「こういう考えもあるんだ」

くらいに思っておいてくださいね。
 
 

所詮は私個人の意見です。

誰がなんと言おうと、
あなたの釣りを選ぶのは
あなた自身です。

 
 

実際に実験して体感してみるのも
また釣りの面白いところです。
 
 
 
 

それでは、また。

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【釣り用語】

ルアーフィッシングに おける、釣り用語の 解説です。
参考にして頂けると うれしいです。


・アップクロス
(水の流れに対して 自分の立ち位置から 上流へキャストする事)

・キャスト
(ロッドを使って ルアーを投げる事)

・ロッド
(竿)

・アフタースポーニング
(魚の産卵後の意味で アフターと略される事も ある)

・アプローチ
(釣りたい魚に対する コンタクト方法の事で 要するに戦術です)

・アミ
(直径3センチくらい までの小さなエビの事)

・アワセ
(魚が餌を食べた時に こちらからフッキング する行為)

・フッキング
(竿を煽って魚の口に 針を貫通させる事)

・アタリ
(バイトの事で、魚が 餌を食べて竿に伝わる 衝撃の事)

・バイト
(アタリの事で魚が ルアーに食いつく 行為の事)

・アクション
(竿やリールの操作で ルアーを動かした時の ルアーの動きの種類の事)

・レンジ
(そのルアーが泳ぐ 水深の幅の事)

・ウエイト
(ルアーの重量)

・ベイト
(ターゲットが捕食して いる対象生物の事)

・アングラー
(釣り人の事で、特に 疑似餌を使って釣りを する人の事)

・まづめ
(朝晩の暗い時から 明るくなる、または その逆の中途半端な 明るさの時間帯の事)

・ラインスラック
(ルアーを操作する 際に出る糸のたるみ の事)

・ウォブリング
(ルアーの重心あたりを 軸にしてブルブルと震える 振動の大きい動きの事)

・馬ノ背
(水中のたんこぶ地形の事)

・バチ
(イソメやゴカイなどの 釣り餌に使われる多毛類の 総称です)

・バチ抜け
(バチが産卵のために 大潮の満潮前後に 一斉に水面付近まで 浮上する事)

・ハク
(ボラの稚魚)

・イナッコ
(ボラの幼魚)

・マイクロベイト
(シーバスタックルで キャストするルアーサイズ では表現しにくい小さな ベイトの事)

・ウエーダー
(漁師さんが履く丈が 腰くらいまである長靴の 事)

・ウエーディング
(ウエーダーを着用して 川、湖、海岸などで水中に 入り、釣りをする事)

・Mリグ
(シンキングミノーの腹側の フックをはずし、ガン玉を 付けてさらに沈ませる松尾 道洋氏の考案したチューニング)

・松尾道洋
(シーバス、ランカー クラブの副部長)

・カーブフォール
(ラインの出を抑制したり 止めたりして常にライン テンションがかかった状態で ルアーを沈めていく技術で ”テンションフォール”とも 言われる)

・かけ上がり
(水深が浅くなるときに 見た目にもまる分かりな 斜面になってる地形変化の事)

・大野ゆうき
(年間シーバスキャッチ量 1トンを超える、スーパー アングラー)

・汽水域
(淡水と海水がまじり合った 河口付近のエリアの事)

・ゴロタ場
(人がやっと持てるくらいで まず流されないだろう程度の 石が敷き詰められたように なっている水中地形の事)

・サミング
(リールを使ってキャストする 時に手を使ってラインの放出を 抑制する事。本来はベイト リールで行うときにサミングと 呼ばれ、スピニングリールの 場合はフェザーリングと 呼ばれるが、どちらでも サミングで通じる)

・サスペンド
(水中で沈んだ状態で止まり そこから浮きも沈みもしない 状態でルアーのタイプを 表すときに良く使われる)

・サンドバー
(流れ込みで砂が体積して 細長い沖に伸びている岬の ような帯状の水中地形の事)

・時合い
(潮回りや天候など様々な 条件が重なって魚の食いが 活発になる時間帯の事)

・シェード
(水中に出来る影の エリアの事)

・シャロー
(水深が2メートルくらい までの浅いエリアの事)

・潮目
(水中の流速変化によって 起こる、水面の目に見える 境界線みたいな変化の事)

・ショートバイト
(喰いが浅く、アタリは あるが魚がフッキング しない状態の事で魚の 警戒心が高い時や、元気が ないときに起こる)

・シンキング
(水中で沈んでいく状態の 事でルアーのタイプを表す 時によく使われる)

・ストップ&ゴー
(リールを巻いては止め、 巻いては止めるという ルアーフィッシングの 技術の事)

・ボトム、ズル引き (バイブレーションなどを ボトムに着底させて底を 引きずりながら引いてくる 技術の事)

・ストラクチャー
(水中の魚が身を隠したり するのに使う障害物の事)

・スレる
(魚が何かに警戒して 餌を食べなくなる状態で 釣り場で騒いだり、ルアーを キャストしまくったりする ことで起こる)

・スレ
(正確には”スレ掛かり”の ことで魚の口の外からや体に 針がフッキングした状態の 事で上記の”スレる”と かぶり、ややこしい。文脈から 察するしかない)

・スナップ
(ルアーとラインを簡単に 接続するための金具の事)

・スロープ
(船やボートを水面に 出し入れする為に港などに 作られた滑り台みたいな かけ上がり地形の事)

・瀬
(浅くて水の流れが速く なっている場所でさざなみが 立っているようなフィールド の事)

・遡上
(魚が季節により海や湖から 川を遡る事)

・ダート
(ジャークによってバランスを 崩したルアーが左右に蛇行する アクションの事)

・ジャーク
(やや大きく竿をあおって ルアーにイレギュラー アクションを与える行為で 魚を寄せるとかリアクションで 喰わせるという攻撃的な意思を 持ったアクションの事)

・トゥイッチ
(小さく竿をあおって ルアーにイレギュラー アクションを与える行為で 魚にルアーの存在を気づかせる とか、ルアーのバランスを 崩して魚に攻撃するスキを 与えるという受け身的な意思を 持ったアクションの事)

・ターンオーバー
(気温低下や風などに よって表層の水温が急激に 下がり、水中で上層の水と 下層の水が入れ替わる事で 魚に致命的なダメージを 与えることがある)

・チェイス
(魚がルアーを追尾して くる事)

・チャンネル
(流芯の地形のことで 他のエリアよりも流れが 強く、底が深くなって いて水が干上がると確認 できる水の通り道です)

・テクトロ
(岸壁際を歩きながら ルアーを泳がせるという お手軽釣法の事)

・手返し
(投げる、釣る、魚を 針から外す、そしてまた 投げるまでのサイクルの 事で手返しが良いとか 手返しが早いとか言われる)

・ドッグウォーク
(トップウォーター ペンシルの水面で頭を 左右に振りながらゆっくり 進むアクションの事で 酸欠状態の魚や下から 追われて逃げ場を失った 魚を表現した技術です)

・ナブラ
(大量のベイトが下から 追われて界面にさざなみを 立てる現象で小魚たちが 群れで移動するために 起こる、目に見える 捕食行動です)

・二枚潮
(海中の層によって 潮の流れる向きが違う 現象の事で上は右に 流れているけど、底の 方は左に流れているという 川で起こる反転流が 縦に起きてる状態です)

・リアクションバイト
(魚に見切られにくい 素早い動きで反射的に バイトしてしまう事で れっきとした釣技として 確率されている)

・リーダー
(シーバスフィッシングに おいてルアーからメイン ラインまでをつなぐ糸の 事でPEラインだけでは 補いきれない性能を ラインシステムに加える ために付ける)

・ラインシステム
(ルアーからリールまでを つなぐのに使われる、魚や そのときの状況に合わせた 性能を持たせる糸の 組み合わせの事)

・リップ
(ルアーの先に付いた 透明なくちばしみたいな ヤツの事)

・ボイル
(沸騰するなどの意味を 持ち、シーバスなどにベイトが 追われて逃げ場を失い、 水面で大量に浮いている 状態。)

・ライズ
(立ち上がる、飛び上がる などの意味を持ち、 シーバスがベイトを捕食 するために水面に飛び出す ときの様子を表す。)

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