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エギンガーです。
 

シーバスを始めてみたいんですが
シーバスはエギングロッドでも
代用出来ますか?

 

また、代用した場合の注意点や
シーバスロッドとエギング
ロッドの違いを教えて欲しいです。

 

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

エギングロッド

こんにちは、しんです。
 

おや、エギンガーさんですね?
 

・・・、
 

「エギンガー、ぜぇぇぇっと!!!」
 

・・・、
 

すいませんでした・・・。

適当にスルーしてください。
 
 
 

さて、エギングロッドを
シーバスフィッシングに
使えないか?

という事でしたね。
 

こちら、結論からいきましょう。
 

まったく問題なくシーバス
フィッシングで使えます。

 

ですが、少し注意点みたいな
ものがあるので、エギングロッドと
シーバスロッドの違いを
比べながら見ていきましょう。
 
 

まずはエギングロッドから。

あなたは何号のエギを
よく使いますか
 

エギングロッドも3.5号のエギに
合わせれば大体どのエギも
投げられるというので、
その辺りが標準かと思います。
 

では、そのエギより一段階
重いエギ。

4.0号のエギの大体の重さを
ご存知でしょうか?
 

・・・、
 

これは、大体26グラム前後
なります。
 

シーバスのルアーも重めの
ルアーで大体このくらいの
重さです。
 

ですから、実はルアーの重量的な
スペックはエギングもシーバスも
ほとんど同じなんです。

 
 

そして、3.5号のエギに合わせて
エギングロッドを購入されたのなら
当然、4.0号のエギもキャスト
出来るので、ほぼ問題ありません。
 

ほとんど全てのシーバスルアーを
キャスト出来るし、スペックも
合っています。
 
 
 

では他の要素も見ていきましょう。

エギングロッドの長さは
基本的なところで大体
8.6フィートと言われていますね。

 

長すぎず、短すぎず、
ほとんどのパターンでこのくらいの
長さのロッドを持っていれば
対応出来るという長さです。
 
 
 

次はエギングロッドの調子と
硬さですね。

 

ロッドの調子においては
先調子寄りのロッドが多いです。
 

そして、ロッドの張りも
わりと強いものが多いですね。

ざっくり言うと硬い感じです。
 
 

これは何故かと言うと、

あなたも良くご存知のように
エギと言うのは水中で
キビキビと動かしたほうが
アオリイカの反応がいいからです。
 

エギのアクションの瞬発力
部分を重視したロッドの調子に
仕上がっているものが多いですね。
 

シャクってなんぼですから。
 
 
 

では、次はロッドの重量。

これは他の釣りに比べても
かなり軽く作ってあります。
 

エギングは一回の釣行でかなりの
回数、ロッドをシャクるので
腕もそうとう疲れます。
 

そのため、出来る限り
軽く作られているんです。
 

同じ回数ロッドを動かすなら
重いほうが疲れるか、軽いほうが
疲れるかという単純な法則ですね。
 
 

では、いよいよシーバスロッドを
見ていきましょう。
 
 
 
 

シーバスロッド

シーバスロッドの長さ。

これはスタンダードなもので
9フィート。
 

エギングロッドが8.6フィート
なので、少し長めです。
 
 

エギングロッドはロッド
アクションでエギに命を吹き込む
ので、ロッドの扱いやすさを
重視している傾向にあります。

だから、そんなに長くはない。
 
 

ですが、シーバスではロッドで
ルアーにアクションを付けるという
事はあまり必要ではありません。

なぜなら、下手にアクションを
付けないほうが釣れるし、
ルアー自体もそういう仕様で
作られているから。
 

そのため、ルアーのアクション
ではなく飛距離を重視して
作られています。
 

そして、シーバスフィッシングでは
この”ルアーの飛距離”が釣果に
大きく影響する事がけっこうある。
 
 

これがロッドの長さの違いですね。
 
 
 

次は調子と硬さ。

シーバスロッドも実はわりと
先調子のロッドが多いんです。
 

ルアーの飛距離や感度を重視して
PEラインを使うとシーバスを
釣るにはどうしてもフッキング
必要になります。
 

そのため、PEラインの感度を
見方に付けて、こちらからガンガン
合わせていくという事をする為に、

こちらの動きがルアーに
伝わりやすい先調子のロッドが
使われています。
 
 

シーバスロッドは2:8、
3:7くらいの調子のロッドが
ほとんどだと思います。
 

エギングロッドは多分
2:8が標準ですよね?

先調子の方がエギにアクションを
ダイレクトに伝えやすいですから。
 

調子もロッドの張りも若干ですが
エギングロッドの方があるような
気がします。
 
 

ですが、これは利点とともに
大きな欠点を併せ持っています。
 

あなたはご存知かもしれません。

先調子で張りがあるロッドは
シーバスのアタリを弾きます。
 

なぜならこれは、あなたにとって
感度がいいように、シーバスに
とっても同じくこちらの動きを
感じ取りやすいから。
 
 

ですから、向こう合わせで
シーバスが釣れてくる事は
ありません。
 

こちらから積極的にガンガン
合わせていく釣りになります。
 
 

ティップランのロッドなら
話は違ってきますが、今度は
逆にフルキャストが封じられます。
 
 
 

次はロッドの重量。

こちらはもちろんシーバス
ロッドの方が重いです。
 

ですが、ロッドの重心が
リールをつけた時に出来るだけ
リール付近に来るように
考えられています。
 

こうするとキャスト時の
支点がリール付近に来るために
ロッドが重くてもキャストが
しやすく、ストレスはありません。
 
 

シーバスは基本、
シャクらないのでキャスト時に
安定するタックルバランスで
作られているロッドが多いですね。
 

ですが、エギングロッドは
これとタックルの軽さの両方を
重視しています。
 

ですから、

シーバスロッドよりは
若干折れやすいと思って
間違いないです。
 

物理的には軽ければ軽いほど
強度が落ちますから。
 

なぜなら、頑丈にする機構を
ロッドに仕込もうとすると
どうしても重量がアップするから。
 
 

もちろん、ロッドが折れやすいのは
ロッドの調子や張りにも関係します。
 

基本的には先調子でロッドに
張りがある方が折れやすく、
扱いが難しいですね。
 
 

特に重要な違いは
こんな感じです。
 
 
 
 

まとめますと、

シーバスフィッシングに
エギングロッドを代用する事は
まったく問題なく普通に出来る。

 
 

だけど、シーバスロッドに
比べると、ほんの少しだけ、

・ルアーの飛距離が落ちる。
・シーバスのアタリを弾く。
・ロッドが折れやすい。

という傾向にあるという事を
頭の片隅に置いておいたほうが
いいという事。
 

でもほんの少しの話で
特に気にするほどじゃ無い。

 
 

そして、ティップランのロッドを
使うなら、ルアーが軽くなる
バチ抜けやアミパターンくらいに
しておいたほうがいいという事。

 
 

さらに、基本的にはティップラン
以外のロッドを使い、こちらから
ガンガン合わせていく攻撃的な
釣りが主体になるという事です。

 
 
 

以上がシーバスロッドと
エギングロッドの違いと
注意点でした。
 
 

ナイスなロッドをチョイスして
イケイケランガンスタイルで
行くのがオススメです。
 
 
 
 
 

それでは、また。