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しんさんこんにちは。
またまた質問です。

 

私の住んでいる地域の橋の明暗の
話なんですが、橋から水面を
覗くとシーバスが暗に居ます。

そしてもちろん明にも出てきます。
 

私と同じく橋の明暗部を
狙っている人は4人居ましたが、
ルアーを明暗に入れても
全く反応しません。

 

知り合いアングラ~に聞くと
「スイッチが入れば食いついてくる!」

と言ってましたが
その気配もありません。

 

しんさんならどんなルアーを
使って攻めますか?

川幅は70メートルくらいです。

みなさんバイブとか
ミノーを使っています。

 

こんな場合どうすれば良いか
対策教えてください。

 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

パターンを予想しよう

こんにちは、しんです。
 

おや、あなたは。

ご無沙汰です。
 

再びの質問、
ありがとうございます。
 
 

なるほど、難しそうな感じですね。
 

ちょうど今、潮が冬から夏モードに
変わってるところで、なおかつ複数の
パターンが混在する時期です。
 

しかも混在しているパターンが
どれも一筋縄では行かないという
おまけ付き。
 
 

ろんな可能性があるので
まずはシーバスが何を狙っている
パターンなのかを予想する
必要がありそうです。
 

ですから、シーバスをバイトへ
持ち込むために、シーバスが何を
補食しているのかを考えてみましょう。
 
 

私が実際にそこへ行って釣りを
したわけでは無いので、ここから
先はあくまで推測の話になります。

そのつもりで聞いてくださいね。
 
 

では、さっそく。
 
 

地域にも寄りますが
今の時期で考えれば、

マイクロベイトパターンや
バチパターン、イナッコパターン
などが考えられます。
 
 

そしてマイクロベイトパターンを
細かくすると、

・アミパターン
・稚鮎パターン
・ハクパターン
・ナゴパターン

に分かれます。
 

これらの中からシーバスの
捕食パターンを見つける
必要があるんです。

 

実際にフィールドを見たわけでは
ないので、あまり確かな回答は
出来ませんが、予想のレベルで
見ていきましょう。
 
 
 

質問文から見ると、
どうやらシーバスたちは
橋の明暗部に付いている
という事でしたね?
 

上のパターンで見てみると、
イナッコパターンと稚鮎パターン、
ハクパターンはシーバスが明暗に
付く必要がありません。
 

明暗以外でも効率よく捕食
しようと思えばブレイクや流芯部、
反転流などでも簡単に捕食
出来ますから。
 
 

なると、残るのは

・アミパターン
・ナゴパターン
・バチパターン

ですね。
 

このなかで、細かくキラキラした
ベイトの大群を発見出来れば
ナゴパターンの可能性も
ありますが、これも違いますよね?
 

そして、橋脚の明暗部で橋の
上から確認出来るようなレンジで
シーバスがステイしているという事は、

よほど水が透き通っているか
よほど水深が浅いか、又はそこで
表層付近を流れて来る”何か”を
待っているか、
くらいです。
 
 

さらに橋の明暗部でありながら
別に橋脚に付いているわけでもない。
 

となると、やはり何かが
流れて来るのを待ってるんです。
 

魚系のベイトなら、流されれば
橋脚などのストラクチャーに
身を寄せて少しでも流されない
ようにするハズですから。
 

とすると、バチパターンと
アミパターンを疑った方が
いいかもしれません。
 
 

そして、バチパターンであれば
分かりやすいです。
 

まず、バチが目視出来ますし
大潮の満潮時の夕まずめに
釣りをしているハズですから。
 

見ても分からなかったという事は
バチパターンも外れます。
 
 

その上、ミノーやバイブに
全く反応してこない。
 

おそらく、それは
アミパターンですね。
 
 
 
 

具体的な作戦をたてる

さて、アミパターンの作戦として
まず使うルアーを出来るだけ
泳がないものに変えます。

 

シンペンなどがいいですね。
 

またミノーであっても
フローティングでなければ
使えるものも多いです。
 

ういう事かというと
アミパターンを征するには
その時アミが流れてくるレンジ、

つまりシーバスがステイしている
レンジに微弱な波動を発する
ルアーをドンピシャで流しこむ

必要があるんです。
 
 

アーの操作としては、

キャストして着水したらレンジを
調整してから微妙な張らず緩めずの
ラインテンションをキープして
そのまま流れに乗せていきます。
 

少しロッドを立て気味にして
ラインが湾曲した状態を
一定のテンションに保ちながら
流していきます。

そう、まさに流されるアミの如く。
 
 

そして、レンジの調整ですが
これはルアーをチェンジする事に
よって調整します。
 

ですから、シンペンなら軽いものと
重いものや、水の抵抗が強いものと
弱いものを絶妙に使い分けます。
 
 

ミノーであればシンキングや
スローシンキング、サスペンド
などを使い分けていきます。
 
 

トリーブですが、先ほど
お話したラインの湾曲を一定に
保つために使います。

つまり、ほとんど巻かない。
 

そしてレンジはルアーチェンジで。
 
 

最後にルアーのカラーですが、

夜だと仮定して、明るめの夜なら
パールホワイトやナチュラル系の
カラーがいいですね。

明るくはないけど、真っ暗でも
ないというならクリアー系か
ナチュラル系がいいでしょう。

真っ暗なら真っ白なルアーか
真っ黒なルアーで攻めましょう。
 
 

これは、どういう基準
選んでいるかというと、

単純にその時の状況だとシーバス
からは見えにくいだろうな~という
カラーを選択
しています。
 
 

何故こんな事をするかというと、

アミと言うのは小さくて
発見しづらく見えにくいです。
 

こういうものをルアーで表現
するのは無理があります。

そもそも全然大きさが違うんで。
 

ルアーの大きさで
マッチ・ザ・ベイトをするのは
かなり無理があるんです。
 

だからわざとシーバスが
その時見えにくいカラーを
選択します。

でも確かにほとんど泳いでいない
微弱な波動がそこにある。

 

という状況を作り出すんです。
 
 

とか言って、

唯一、真っ白なルアーだけが
その時の全力アピールカラー
ですけどね。(笑)
 
 
 

以上が難攻不落の
アミパターンの基本攻略法です。
 
 

そして、以下がアミパターンで
過去に実績があるルアー達です。

参考程度に思っていてください。
 

デュオ タイドミノースリム120
ティムコ ナイトレイド80F
メガバス トラビス 7
邪道 スーサン
マングローブスタジオ マリブ78
邪道 ヤルキスティック 78
邪道 ヤルキスティック 93
アイマ ima スケアクロウ 75S
パズデザイン リード フィール 100
シリテンバイブ 53
 
 
 
 

まとめますと、

私の勝手な推測でものを言って
申し訳ありません。

 
 

アミパターンかどうかは
分かりませんが、

要するにその明暗部に付いている
シーバスがなんのパターンで
どんなベイトを食べているのかを
知る事が一番の近道だという事。

 
 

そして、単純にミノーや
バイブは強波動のルアーです。
 

それで反応がないなら、
波動の小さいシンペンなどを
明暗部に流し込んでみるのが
面白いという事です。

 
 
 

仮にそれが間違っていたとしても
それでいろんな事が見えてきて
答えにたどり着く事もあります。
 

ポイントを荒らさない程度に
いろいろとチャレンジ
してみましょう。
 
 

橋の明暗部はドリフトして
なんぼですよ。
 
 
 
 

それでは、グッドラック!