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とある港湾部でやっているのですが
なかなか反応がないです。

ナイトゲームで行くのですが
レンジが悪いのか時間帯か潮なのか
まったくわかりません。

 

シーバス始めてから1年半ぐらいで
潮目や常夜灯周りらへんやってます。

どう攻略すればよいのでしょうか?
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

秋のフィールド選定の優先順位

こんにちは、しんです。
 

お問い合わせ、
ありがとうございます。
 

なるほど、1年半ぐらいですか。
 

それなら、何も分からないという
訳ではなさそうですね。
 

基本的な用語などは知っておられる
という前提でお話させて頂きます。
 
 

ですが、何が悪いのかが
サッパリ分からないというのは
基本的で大きなところがしっかりと
見えていないからだと思います。
 

ですから、それらを交えて
解説させてください。
 
 

じゃ、さっそく。
 
 

まず、大きなところから
いきましょう。
 

シーバスフィッシングの上達に
おいて大切なのは、

・シーバスについて知ること
・ルアーについて知ること
・フィールドについて知ること

この3つになります。
 
 

「そんなことは分かってるよ。」
と、あなたは思うかもしれません。
 

でもこれらは高いレベルで理解すれば
するほど、狙い通りにシーバスを
釣る事が出来るようになります。
 

少し細かく見ていきましょう。
 
 

はじめにシーバスについて知ること
から考えていきます。
 

これが最も重要で
最も奥が深い部分になります。

 
 

ーバスとはフィッシュイーター。

沿岸部に生息していて、エビや
カニ、虫や小魚などの生き物を食べる
肉食性海水魚。
 

でも、淡水への適応能力も高く
河川の奥まで入り込み、エサとなる
ベイトが豊富な汽水域を好みます。
 

でも、フィッシュイーターのくせに
それほど泳ぎが得意ではなく、

ベイトを補食するために自分にとって
有利になる複合要素をいくつか
利用して効率良くエサを捕まえる
けっこう賢い魚です。
 

そして、冬には産卵、又は安定した
水温を求めて深場に落ちるので
その前に荒喰いをします。
 
 

と、ここまでは大体の釣り人が
知っている内容です。
 

これをさらに深く見ていくと、
シーバスという魚はベイトを偏食します。
 

この最大の理由はベイトの種類に
よって味が美味しいかどうかも
あるとは思いますが、シーバスが
泳ぎが得意ではないから
です。
 

例えば物陰に隠れて通りかかる
ベイトを待ち伏せする理由がこれで、
その状況下で捕れるベイトを補食するので
当然食べる種類が偏ります。
 
 

さらにこれは季節によっても
変わりますよね
 

季節が変われば
そこに居るベイトが変わります。
 
 

でも、季節によってはベイトの
薄い時期というのがあります。
 

いちばん薄いのはやはり冬ですね。

ヤバい時は何も発見できません。

こんな時はシーバスが居るとしたら
エビやカニを食べています。
 
 

そして、春もわりとベイトの種類は
薄いですね。
 

一種類のベイトの数は多いんですが。
 

バチやアミ、マイクロベイトですね。
 
 
 

では今の時期、秋はどうでしょうか?
 

・・・、
 

そうですね。

年間を通して最もベイトの種類が
多い時期になります。

 

これだけ考えれば荒喰いの時期でも
あるので、シーバスがいちばん
釣れやすい時期になります。
 

ですが、
シーバスはベイトを偏食します。
 

そのため、ベイトの種類が多い
秋の季節は活性は高いんですが
シーバスが補食しているベイトを
特定するのが難しい季節なんです。

 

ですから、今の時期の釣りに行った日に
シーバスがどのベイトを食べているのか、
これを予想する精度が求めれれる
というわけです。
 
 
 

そして、フィールドについても
良く知る必要があります。

 

何故なら、フィールドを水中まで
よく把握していないと、どこに
どのベイトが居るのかが
予想できないから。
 

さらに、シーバスがどんな複合要素を
利用してベイトを捕らえようと
しているかが読めず、シーバスが
待ち伏せてる場所が分からないから。
 

そのため、私のブログに遊びに来て
くださる初心者の方には最初にホーム
フィールドを1つに決めてくださいと
オススメしています。
 
 
 

つまり、今の時期に限らずシーバスを
釣りきるにはシーバスの居場所を
探す必要があって、

それにはまず、シーバスという魚と
あなたが釣行するフィールドについて
高いレベルで深く知る必要があります。

 
 

そして、これらのことからも
分かるように、秋は”潮目や常夜灯
周りらへん”を叩くのではなく、

単純にベイトの居る場所を探して
ランガンしていくのがオススメです。
 

シーバスは荒喰い気味で
ベイトしか見ていないので。
 

ポイントを叩くのではなく
ベイトの見える場所を叩くと
いい感じですね。
 
 

では、次はルアーについて知ること
について、見ていきましょう。
 
 
 
 

ルアーが合っていない

先ほどお話させて頂きました。

秋は最もシーバスが補食する
ベイトの種類が多いと。
 
 

あなたもご存知のように、
ルアーというのはほとんどが
あるベイトのある特定の動きしか
表現出来ないようになっています。
 

これは、ひとつのコンセプトに
特化した方がルアーの扱いが
簡単になるから。

 

いろんな状況やいろんなベイトに
使えるルアーもありますが、そういった
ルアーはかなり経験豊富なアングラー
でないと的確に合わせられません。
 
 

これらのひとつのコンセプトを
持ったルアーをその時の状況に
合わせていくには、まずシーバスの
補食ベイトを特定する事が必要です。

 

ですが、

シーバスの補食ベイトが分かった
ところで、どのルアーがどんな状況の
どのベイトにマッチするのか?

これが分かっていなければ
そもそもルアーのチョイスが
間違ってしまいます。

 
 

そのため、シーバスやフィールド
だけでは無く、どうしてもルアーに
ついても深く知って頂く必要が
出てくる
んです。
 

これは、

「このルアーはイナッコ用だ。」

とかいうレベルではなく、

どのリトリーブスピードの範囲で
出るアクションでシーバスがバイト
してくるのか、という1つのルアーを
使いこなすレベル
で知ってください。
 
 

今は意味が分からなくても
この使いこなすレベルでルアーを
順番に知っていく事が後々もの凄く
あなたの力になります。
 
 
 

ススメとしては、今の時期
あなたのフィールドではいろんな
ベイトが混じっていますが、コノシロ
パターンで反応が得やすいです。
 

あなたの持っている軽めのバイブ
レーションで表層をタダ巻きの
早巻きで広範囲に探ってくるという
攻め方一本でランガンする
のがいいです。
 

この攻め方のみでベイトの居る場所を
探して叩く、そして反応がなければ
次のベイトを探して移動します。
 

こんな攻め方がオススメです。
 
 

これはあくまで一例です。

例えばサヨリであってもいいし、
イナッコであってもいいです。
 
 

今すぐに全てを高いレベルで
知ってくださいというのはムリなんで
こんな方法で1つのルアーを
使い込んでいってみてください。
 
 

ルアーが合っていないなら
そのルアーが合うポイントに
当たるまでランガンすればいいみたいな
開き直り釣法です。(笑)
 

これで以外にアッサリ釣れたりします。

おまけに1つのルアーを使いこなす
練習にもなるという一石二鳥の
釣りかたになります。
 
 
 
 

まとめますと、

秋のシーバスを攻略する大前提として、

・シーバスについて知ること
・ルアーについて知ること
・フィールドについて知ること

という3つの内容を高いレベルで
深く考えていくのがオススメという事。

 
 

そして、レンジや時間帯、潮まわりも
あるけど、”潮目や常夜灯周りらへん”
ではなく単純にベイトの居る場所を
ランガンしていこうという事。

 
 

さらに、コノシロパターンに的を
絞って軽めのバイブでランガンするのが
オススメで、そうしている内に
見えてくるものがあるという事ですね。

 
 
 

さて、いかがだったでしょうか?
 

今回、少し基本的なところを
しっかりと固めた方がいい様子を
感じたので、

「そんなもん、分かってるよ。」

という余計な事もたくさんお話させて
頂いたと思います。
 

ですが、ここが大事な部分で
これらを突き詰めて行きながら
シーバスフィッシングを楽しんでいく、

これがシーバスフィッシングの
すべてだと思います。

 

良かったら参考にしてみてくださいね。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!