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しんさんこんにちは(^_^)
ただいまホゲ10連です。

 

まずラトル音シャカシャカ音が
出るルアーでシーバスは
どうでしょう?

 

もう一つは、この春先の活性が
低いシーバスに対して底から
攻めて目の前に通して食わすと
友達に言われますが、

どうしてもロストが怖くて
フローティングに逃げてしまい
いつも指摘を受けます。

この時期のシーバスはやはり
フローティングはダメでしょうか?

 

あとロストしないコツなど
あれば教えてください。

 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

ラトル音について

こんにちは、しんです。
 

まずは、お問い合わせ
ありがとうございます。

うれしいです。
 
 

そして、すばらしい!!!

10連ホゲを食らっても
尚、改善策を探して釣ることを
まったく諦めない前向きな行動。
 

ポジティブな思考に
不屈の闘志。
 
 

あなたこそ、
シーバスアングラーの鏡です。
 

まさに、スピリッツ・
オブ・シーバスアングラー!

 
 
 

いや~、昔は私もよく
ホゲたものです。(笑)

今でも3連ホゲくらいは
ざらに有りますけどね。
 
 
 

まあそれはさておき、
ラトルと春先のシーバスと
ロストしないコツでしたね。
 

順番に解説させてください。
 
 

では、いきましょう。
 
 
 

あなたの言うようにラトルに
関しては賛否両論でいろんな
考えがあります。
 

私個人の考えで言えば、ラトルの
ルアーは釣れると言えます。

 

実際に遥か太古の昔に
一世を風靡した、ラパラの
ラトリンラップなどは
よく釣れましたね。
 

ですが、これも他のルアーと
同じで要は使い処次第です。
 

だから今回はラトルのルアーの
特徴についてお話しましょう。
 
 
 

あなたもご存知のように
ラトルのルアーには少しだけ
魚を寄せる効果があります。
 

そして、スレていない
シーバスに有効ですね。
 

スレてないシーバスというのは
回遊性の個体や、しばらく
釣られていない居付きの
シーバスの事です。
 

音を発するためにアピール力
強く、リアクションバイト的な
要素を持ちあわせています。
 

そのため、普通のルアーでは
釣れない時や、ベイトの数が
多すぎてルアーを食ってくる
確立が低い時に重宝します。

 
 

でも、その半面
普通のルアーの比べて
シーバスに見切られるのが
速いです。

 

そして、一度見切られたら
そこではローテションをしてから
ラトルに戻しても食ってくる
事はないですね。
 

要するに目立つルアーだと
いう感じです。
 

ですから、それだけでは
シーバスフィッシングは
成立しないけど、持っていると
いいことがあるかも。

というルアーですね。
 
 
 

中には、ベイトが湧いていて
ナブラが立ってる時にラトル音で
まわりのベイトと差別化して
シーバスに喰わせるという、

戦略的な使い方をする
方も見えますね。
 
 
 
 

春先の活性の低いシーバス

このシーバスは産卵を終えて
河川に戻ってきたシーバスや、
多くのエサを求めて河川に
入ってくるシーバスですね。
 

様々な理由によって
この時期にはシーバス達が
汽水域にやってきます。

 

一応、河川を遡上します。

でもこの時期の河川の水は
かなり冷たく、産卵や越冬後で
元気の無いシーバスも多いです。
 
 

そのため、底に張り付いて
じっとしている群れが多く

バチやアミが湧くと盛んに
捕食を始めるという感じ。
 

普段は底に張り付いて無駄な
動きをしないし浮いても来ないので、

あなたの友達がおっしゃるように
シーバスの目の前にルアーを
通す必要が出てきます。

 
 
 

ちょっと考えてみてください。

ルアーのなかで最もレンジ
調整が効かないのは、どの
タイプのルアーでしょうか?
 

・・・、
 

・・・、
 

そうですね、
トップウォーターです。
 

では、その次にレンジの
調整が効かないタイプは?
 

・・・、
 

はい、フローティングです。
 

一定のレンジまでしか
沈まない上に、ゆっくり巻くと
どんどん浮いてくるので
狭いレンジでしか使えません。

 

もちろん、その範囲のレンジに
春先のシーバスの群れが
居るような場所なら問題ないです。
 

でもそんな場所、簡単には
見つからないですよね?
 
 
 

つまり、フローティングが
ダメだというわけではないけど、
まだスローシンキングや
シンキングの方が合わせやすい。

 

そして、動く気が無いシーバス
というのは、言ってみれば
ストラクチャーに潜んでいる
シーバスによく似ています。
 

そのシーバスに対して
こちらがルアーを目の前に
運んであげるというのは
リアクションバイトに似ています。
 

ですから、バイブレーション
などが一番オススメのルアーに
なるというわけです。

 
 

でも、根掛かりしてしまう。
 

では、次へいきましょう。
 
 
 
 

ロストしないコツ

ロストしないコツは使う
バイブレーションを
3つほどに絞ります。
 

そしてこのバイブレーションを
昼間の明るい時間帯に徹底的に
練習してレンジキープ出来る
ように使用感を覚えることです。
 

ですが、これには相当な
労力と時間がかかります。
 

ですから、コツではなく
”ロストしにくくなる方法”を
お話しますね。

 
 
 

まずは少しだけ効果が
ある方法から。
 

単純に軽いルアーを使います。
 

バイブレーションの中でも
キックビートの軽いヤツや
コウメ、シリテンバイブの
小さいヤツなどですね。
 

または、シンペンや
ローリングベイトを使うのも
これにあたります。
 
 
 

次はぼちぼち効果がある方法。

ルアーの腹側のフックを
ダブルフックに変えるか、
または外してしまうという
方法です。
 

ダブルフックに変えた場合は
針先が上に来るように
装着してください。
 
 

ただし、この方法は根掛かり
しにくくはなりますが、
同時にシーバスのフッキング率も
激減するのでオススメではないです。
 

釣れるシーバスが全て
リアフックにフッキングしてくる
時は使える方法ですね。
 
 
 

次は最も効果的な方法。

腹側のフックを外します。

そして、リアフックは
シングルフックに変えます。
 

このシングルフックですが、
出来ればPEラインの太いやつ
みたいなもので繋がれた、稼働
範囲の広いものがいいです。

ただし、長すぎてはダメ。
出来るだけ短いものです。
 

もちろん針先が上に向くように。
 

金属だけで出来ている、
フックの軸に”輪っか”が
付いたものは避けてください。
 
 

さらに同じシングルフック、
またはシーバス用のアシスト
フックをルアーのアイの部分に
装着してください。
 

これで完成です。
 
 

この春先のシーバスたちを
釣る時、彼らは基本的に横からか
後ろからバイトしてきます。

 

ですから、このフックの
仕様にするとフッキング率が
格段に上がる上になかなか
根掛かりしません。
 
 

でも欠点がひとつ。

もし根掛かりした場合は
100%、ロストします。(笑)
 
 
 

そして、こちらも効果的。

柔らかいロッドを使うか、
長めのナイロンリーダーを使う。
 

これは普通に根掛かりするんですが、
根掛かりした時のフッキングが
甘くなります。
 

ですから、ガッツリと合わせない
限りはけっこう簡単に根掛かりを
外すことが出来ます。
 

つまり、根掛かりはするけど
ロストしにくい方法ですね。

 
 
 

以上、

・ラトル音について
・春先の活性の低いシーバス
・ロストしないコツ

でした。
 
 

ロストについては、
お話したものを組み合わせて
オリジナルの仕様を創りだす
方法もオススメです。

 

私の個人的な考えも
混じっていますから、
もし良かったら参考程度
してみてくださいね。
 
 

そして、またお気軽に
お問い合わせください。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!