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こんにちは、しんです。
 

前回、井和多川河口の調査記事を
上げさせて頂きました。
 

今回はその続き、後編になります。
 
 

いよいよ、梅雨がやってきましたね。

今年は安定的に雨が降っています。
 

冬は私の地域ではほとんど雪が
降らなかったので、山頂から来る
雪解け水がまったく期待できない
ヤバい状態でした。
 

でも、いい感じで定期的に雨が
降ってくれるお陰で、私と同じく
その恩恵に預かっているアングラーの
方たちは多くみえると思います。
 

まさに恵みの雨ですね。

自然の恩恵に感謝して、これからも
シーバスフィッシングを楽しんで
いこうと考えています。
 

あなたも、楽しむ事を大前提に
シーバスフィッシングをこれからも
愛していってくださいね。
 
 

では、後編いきましょ!
 
 
 
 

降りしきる雨の中、何かが・・・。

さて、気を取り直して今度は
反対側、北側の堤防の調査です。

 

こちら側は陸地を壺状にくり貫いた
ような形の漁港が造られています。
 

この部分ですね。
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そして、この出口にはスロープが。

もの凄く、魅力的なフィールドに
仕上がっています。
 
 

いくら、安定して降りまくっている
雨でもここならイケる気がします。
 

と言うわけで、まずは漁港から
偵察してみます。
 

思ったよりも広い漁港に
なっていました。
 

中型船も係留してあり、
水深もわりと有りそうな感じ。
 

完全においしいフィールド
なんですが、漁港の規模が
大きいせいか、斜めに張ってある
ロープがかなり多いです。

 

そのため、船の間はほとんど
打てません。

そして、同じく岸壁も。
 

ひらけた場所を狙うしかないようです。
 

ナッコでも居ないかなぁと
思ってモルモ80を投げてみましたが
完全にズレてる感じです。
 

「これは違うな〜。」
 
 

よく見るとマイクロベイト、
それにバチが。
 

「へぇー、河川なのに港湾部の
バチパターンも成立するんだ。」

 

そんな独り言をつぶやきながら
岸壁沿いを偵察していきます。
 

これでロッドを持ってなければ
はたから見たら、
完全に怪しい変な人である。
 
 
 

一通り見てまわって釣れる
感じが全くしないので
いよいよ本命のスロープへ。
 

ちょうど漁港と河川の境目に
造られていて、ちょっとした堤防が
あり、外側が河川、こっち側が
スロープとなっている。
 

ちょうど、潮も下げに入って
いたので本格的にシーバスを
迎え撃つ。
 
 

「この厳しい状況でベイトが居ると
すれば、間違いなくここだ。」

 

スロープにウェーディングで
少しだけ浸かって、堤防の外を
流れる本流との境目をタイドミノー
SLD-Fで探っていく。
 

・・・、
 

反応はない。

だけど、いい感じで運がよければ
シーバスが通りかかるはず。
 

そう考えて、流れの境目を
丁寧に探っていく。
 
 

すると突然、雨が止む。
 

「これは・・・、!」

雨の波紋が無くなって水中が
見えるようになる。
 

そう、マイクロベイトの群れだ。
 
 

そして、また雨が降り始める。

すぐに小型のシンキングペンシルに
ルアーチェンジ。
 

外側の太い流れにぶちこんで
そのままドリフトで流れの
境目に流し込む。
 

境目を通過したところで
スローリトリーブしはじめる。
 

スロープの切れ目くらいまで
引いてくると、ククッ、コンと
アタリが出た。
 

「うっしっ!」
 

すかさずフッキング。
 

するといきなり、ちょっとした
堤防の方へ走り出す。
 

「ヤバイ!」
 

無理やり魚の猛進を止めようと
ロッドを倒して反撃開始。
 

次の瞬間にフッと手応えが
軽くなった。
 

バラしてしまったんです。(泣)
 
 

そんなに大きな魚ではなかったはず。

フッキングした時に魚の頭が
一瞬だけこっちを向いたのが
ロッドからの手応えで分かったので。
 

さらに言うと、多分シーバスでは
なかったと思います。

 

バイトの仕方やロッドに伝わる
魚の走りの波動はなんとなく
根魚に近い感じでした。
 
 

あれは一体、なんだったんだろう?
 
 

雨もさらに強くなって、いい加減
疲れてきたので、ここで終了。
 

「シーバスには出会えなかったかぁ。」
 
 
 
 

河川北側石積堤

最後にその先の石積堤を
偵察してみた。

 

こちらです。
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ここも先ほどのスロープと
同じような、おいしい感じの
フィールドに仕上がっています。
 

ここでは足元がかなり滑るので
フェルトスパイクのブーツが
必要になります。
 

先の方は立ち入り禁止なので
石積堤の根元から打つ事になりますが、
ここもかなり釣れるポイントですね。

 

ドリフトで丁寧に探ると
いいと思います。
 
 

ここでも、大量のマイクロベイトを
発見出来ました。
 

下げ潮狙いのポイントですね。
 
 

これにて、井和多川河口の
調査を終了します。
 
 
 
 

まとめますと、

この周辺では数少ない貴重な
水深のある河口フィールドである事。

 
 

そのため、深いレンジを
丁寧に探れるルアーたちを
軸にタックルを組んでいくのが
オススメだという事。

 
 

そして、打つポイントによっては
朝マズメのトップゲームが
面白そうな素晴らしいフィールド
だという事ですね。

 
 
 

今回、簡単にザックリと
フィールド調査をさせて頂きました。
 

良かったら参考にしてみてくださいね。
 
 

オススメルアーとしては、IPや
PBなどのバイブレーション系は
もちろんですが、これらは多分
多くの方が使うのでスレています。
 

それよりも深いレンジが得意な、

・アイマのガブリン
・マリアのスカッシュS
・ラパラCD9
・アピアのDOVER99S

などで丁寧かつ精密にレンジを
刻んで刻んでいくのがいいでしょう。
 
 

以上、井和多川河口調査でした。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!
 
 
 
 
 

前編はこちら。
>>>雨降りの河口。 とある、
河口のシーバス調査。 【前編】