シーバス  ディアルーナ906ML使用  リールをストラディックの何番にしようか?  ディアルーナ906MLでバチ抜けもイケるかどうか教えて  【Q&A】

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初めまして。○○と申します。

ブログ参考にさせて頂いています。

タックルの事なのですが、現在
ディアルーナ906MLを使用しています。

シーバスをメインにライトショア
ジギングも兼ねています。

そこで、
リールを新しくストラディックに
しようと考えていますが、
番手で悩んでいます。

C3000HGか3000XGMです。
もう一つ。

ディアルーナはMLでも硬めの竿で、
バチ抜けには使えるか心配です。

どうでしょうか?

もし使いにくいなら、オススメの
バチ抜け用ロッドを教えてください。

と、言うのが今回の【Q&A】

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。

よろしくお願いします。

ストラディックのモデルチェンジ

こんにちは、しんです。

はじめまして。

お問い合わせ、
ありがとうございます。

いや〜、すっかり寒くなって
やっと冬らしくなってきましたね。

その影響か、私の子供は今
風邪を引いています。

あなたもお体に気をつけて
シーバスフィッシングを
楽しんでくださいね。

にせ、私たちは風邪ではなく
ルアーを引かなければいけませんから。(笑)

さて、リールを新調されると。

なるほど、ストラディックですか。

C3000HGか3000XGMという所まで
決まっている
という事ですね。

もしかしたらご存知かもしれませんが
ストラディックを選ぶにあたって
知っておいた方がいい事がある
ので
それらも含めて解説させてください。

じゃ、さっそく。
ストラディックと言えば
あのクールなデザインの前の型が
思い浮かびます。

でも新しく、16年モデルがリリース
されているのはご存知ですよね?

以前のストラディックはハガネボディで
イメージとしては頑丈で長く使えて
機能的にも素晴らしい機種でした。

ですが、16年モデルは大幅に
軽量化が図られています。

もちろんシャフトやギヤなどの
内部構造に関してはハガネギヤを
採用しているので変わりません。

ただ、その内部構造を支える
ボディに関しては軽くて硬度の高い
物質が使われています。

そのため、リール自体の強度は
間違いなくあるんですが、以前の
ストラディックの様に長きに渡っての
安定した強度と安心感は微妙
です。

といっても私の個人的主観
実際の強度はまだリリースから
1年も経っていないので
分からないんですけどね。

何でもそうですが、度が過ぎる
軽量化は基本的に強度が落ちるし
内部構造は以前のままなので
当然それとのバランスも変わります。

これがまずひとつ目の大きな違い。

そして、次に新型ストラディックは
ハンドルの回転慣性を抑えて
作られています。

転慣性とは、

リールのハンドルというのは
リトリーブしていると回転している
惰性で手を離しても少しの間回り続けます。

この惰性でハンドルが回ってしまうのを
抑えているのが新型の大きな特徴。

この機構を付けるとまずリールの
巻き始めが軽くなって、いきなり
動きだしからルアーにスピードを
与える事が出来るようになります。

そして手を離せば通常のリールよりも
ハンドルが止まりやすいので、
魚の方から引っ張ってもハンドルの
動きに反応が出やすいです。

つまり、ハンドルの惰性から生まれる
力に邪魔されにくくなるので
飛躍的にリールの感度が上がります。

ルアーの操作性も繊細でキビキビと
したものに出来るのでアクションを
多様するタイプの人にはいいですね。

でも、ひたすらタダ巻きをされる
方にとってはハンドルの惰性が
使えないので最終的には前の型より
巻き疲れるという事になります。

そして、向こう合わせの釣りも
シーバスがフッキングしにくいです。

ちょっとした抵抗でリトリーブが
止まってしまうので、こちらから
確実にフッキングを入れないと
フックが掛からないし貫通しません。

これが二つ目の大きな違い。

要するに、前の型と新型では
モデルチェンジというよりは
どちらかというと別のリールだと
考えた方がいい
かもしれません。

前の型のイメージでストラディックを
購入されると「あれっ?」と思うかも
しれないので一応解説させて頂きました。

以上の事を考えて、あとはあなたの
釣りのスタイルで合うものを
選んでいくのがオススメ
です。
例えば、以前のような少々ぶつけたり
地面に雑に置いたりしても信頼できる
圧倒的な頑丈さと安心感を求めて
いるなら、前の型。

頑丈さを求めてシーバスを主体に
釣りをしていくなら前の型のC3000HG。

ジギング寄りに特化していくとか
バイブレーション主体のスピードの
ある巻きの釣りで頑丈さも求めるなら
前の型の3000XGM。

「私はタダ巻きしかしない。」
というのなら前の型がオススメ。

そして、ディアルーナ906MLは
そんなに軽いロッドじゃないので
タックルバランス的な面でみても
前の型のストラディックが向いている。

だけど、タックルの全体重量は
重くなるので、ジギングなどの
アクション系の釣りを得意とするなら
迷わず軽い新型を選ぶといい感じ。

「そもそも私はタックルをそんなに
雑には扱わない。」
という、シーバスフィッシングに
特化したい、シンキングペンシルを
多様するという場合は新型のC3000HG。

リールの感度が大事でバチ抜けも
視野に入れているなら新型C3000HG。

ルアーの立ち上がりやアクション重視で
感度を利用してガンガン合わせていく
テクニカルな釣りがしたくてシーバスに
特化するなら新型のC3000HG。

シーバスのフィーディングゾーンが
圧倒的に遠いとか、シーバスは
ほとんどミノーとバイブレーション
しか使わないなら新型3000XGM。

まあ、こんな感じであなたの
スタイルに合った組み合わせで
チョイスして頂けるといい感じですね。

一応、私のオススメとしては
シーバスメインでたまにジギング、
候補に選んだタックルにも
かなりの本気度が感じられるので、

シーバスフィッシングを突き詰めて
楽しんでいくという意味も込めて
新型のストラディックC3000HGが
いいかと思います。

バチ抜けも視野に入れている様ですし。

そこからさらに追及するなら
リールのバランサーが必要
なるかもしれませんね。

バチ抜けロッドについて

バチ抜けロッドについてですが、
現在あなたが使われているタックルを
見る限りかなり強めのものを選ばれて
いるようなので、

通常のタックルとバチ抜け用などの
繊細なタックルは分けた方がいい

私も思います。

その場合、どうやらシマノと相性が
いいというのと、しっくり来るだろうと
いう理由からディアルーナS809LSTが
オススメのロッド
になります。

こちらはバチ抜けに特化した
ロッドになりますね。

リールは出来ればノーマルギヤの
ものを合わせた方がいい
です。

だ結論からいうと、
ディアルーナ906MLでもやり方次第で
バチ抜けに対応出来ます。

どういう方法かというと、
リーダーで調整するという方法です。
まず、リーダーを細くします。

メインラインがPE1号なら
リーダーを10ポンド、2.5号くらいに。

メインラインがPE0.8号なら
リーダーを8ポンド、2号くらいです。
そして、これにはナイロンリーダーを
使ってください。

最低でも一ヒロ取ってください。

一ヒロというのはあなたが両手を
いっぱいに広げた長さです。

この長さはリーダーが太くなるほど
長くしていきます。

ですが、タックルによっても
変わってくるので、手始めに2.5号
くらいのナイロンリーダーを使って
バチ抜けで釣れるくらいまで様子を
見ながら長さを伸ばしていってください。

こうやって、あなたのタックルに
合ったナイロンリーダーの強度と
長さを探していってください。

イロンは柔らかくルアーを水中で
ナチュラルに動かす特質があります。

そして伸びるのでセレクティブな
シーバスのショートバイトを
弾きません。

極論をいうと、ディアルーナ906MLで
あってもメインラインをナイロン
ラインに変えてしまえば向こう合わせで
シーバスを食わせる事が出来ます。

と、いうわけ。

まとめますと、

シーバスフィッシングに特化していく
なら、ハイギヤまでにとどめた方が
シンキングペンシルを使いやすいので
オススメだという事。

そして、あなたの選択肢の中では
私個人的にはストラディックC3000HGが
オススメのリールになるという事。

さらに、ディアルーナ906MLでも
やり方によってはバチ抜けに
対応出来るという事ですね。

さて、いかがだったでしょうか?
今回、モデルチェンジの件も
あったので少し難解なお話も
あったかもしれません。

良かったら参考にしてみてくださいね。

そうそう、どうしてもディアルーナ
906MLでバチ抜けシーズンを
乗り切ろうというのなら、

もう1つ予備のスプールを準備して
それに2号くらいの品質のいい
ナイロンラインを巻いておくのも
オススメです。

これならお安く上がる上に
仲間からもやるな〜と思われます。

それでは、グッドラック!