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はじめまして。
 

シーバスフィッシングを
始めようと思っています。

ですが、シーバスフィッシングの事を
ほとんど何も知りません。

そこで、しんさんにお聞きします。
 

シーバスが釣れるようになるには
どんなことが必要になりますか?

分かりにくく、ハッキリしない
質問ですみません。

シーバスが釣れるようになるのに
必要な要素みたいなものが
知りたいです。

 

よろしくお願い致します。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

シーバスという魚を知る

こんにちは、しんです。
 

はじめまして。

お問い合わせ、
ありがとうございます。
 
 

なるほど。

シーバスフィッシングを始めたいけど
何もかもが手探り状態で、どうしたら
いいのか、何から始めたらいいのかが
よく見えないといった感じ
ですね。
 

大丈夫です。

シーバスフィッシングとは、
楽しむもの。
 

ああしなければいけない、こう
しなければいけない、
なんて事はありません。
 

極端な話、あなたが思うように
していただければいいし、
最終的にそうでなくては面白くない。

 
 

だけども、シーバスを釣るために
知っておいた方がいい事というのが
3つほどあります。
 

シーバスフィッシングで釣果を
あげるための根っこになる部分です。
 

それが、

・シーバスという魚を知る
・フィールドの特徴をよく知る
・ルアーを知って使いこなす

という内容になります。
 

これはどれ1つ欠けてもダメです。

まぐれで釣れる事はありますが、
狙って釣るのであればこの3つの
要素が全て揃っていないと釣れません。
 

ですから、1つずつ順番に
見ていきましょう。
 
 

じゃ、さっそく。
 
 

まず、シーバスという魚を知るという
ところから始めましょう。

 

シーバスとは、沿岸部に生息する
肉食性海水魚です。
 

海水だけでなく、淡水も混じった
汽水域でも活動出来て、淡水にも
馴れる事が出来ます。
 
 

小さなカニやエビなどの甲殻類、
ゴカイやイソメなどの多毛類、

ハゼ、アジ、イナッコ、サッパ、アユ、
イワシ、小イカ、ヒイラギ、サヨリ、
コノシロ、メバルの小、キビナゴ、
コウナゴ、シラス、キス、小サバ、

などの小魚をエサとする
フィッシュイーターです。
 
 

これらのエサを総じてベイトと
呼ばれますが、季節、天候、環境、
時間帯などで補食するベイトを
臨機応変に変えます。

 
 

そして、フィッシュイーターのくせに
泳ぎがあんまり得意ではなく、

瞬発力があってパワーはありますが
持久力がなく、高速で長い時間泳ぎ
続ける事が出来ません。
 

ですから、ブリやサワラなどの
青物に比べたらぜんぜん泳ぐ
スピードが遅い
です。
 
 

でも非常に賢く、地形、明るさ、
流れなどの自分の力以外の要素を
いくつか合わせて利用して
ベイトを補食します。
 

例えばワンド状の地形にベイトを
追い詰めて、ある程度逃げ場
無くして襲いかかったり。
 

暗いところに自分の姿を隠して
やってくるベイトに襲いかかったり。
 

強い流れの脇にステイして、流れに
流されてくるベイトを襲ったり。
 

障害物に隠れて通りかかるベイトに
襲いかかったりします。
 
 

さらに、シーバスの身体には
側線という感覚器官があって、

目でベイトを視認して、側線で
ベイトが泳ぐ時に出す水の振動、
つまり波動を読み取って、
正確な位置を掴んでいます。

 

そして、この側線という感覚器官は
ベイトの群れを探す時にも
おおいに役に立っています。
 
 
 

とまあ、大体こんな感じの魚です。

ですからこれを知れば、シーバスが
その季節のベイトをどんな方法で
補食しているのかが見えてきます。

 
 
 
 

フィールドの特徴をよく知る

次に知らなければいけないのは
フィールド、つまり釣り場の事です。
 

例えば、そのフィールドは水深
何メートルあるだとか。
 

手前の方は浅いけど、岸から
5メートル程の地点から徐々に
落ち込んでいて、カケアガリ
なっているだとか。
 

10メートルくらい沖にはテトラが
沈んでいて、ちょっとした
漁礁になっているだとか。
 

30メートルほど沖は船がよく通る
船道になっているだとか。
 
 

20メートルくらい沖にブレイクが
あって、その向こうが深くなっていて
下げ潮時にクッキリと潮目
出来るだとか。
 
 

その下流に少し出っ張った地形が
あって、下げ潮時になるとその向こうに
流れのヨレや反転流が出来るだとか。
 

さらにその先の橋の橋脚付近は
夜になると上の道路に灯りがついて
橋の下にハッキリした明暗部
橋脚が絡むポイントを作り出すだとか。
 
 

潮がある潮位まで下げて来ると
ワンドが出来上がって、そこに
ベイトが溜まるだとか。
 

上げ潮になると、シーバスがズケズケと
入ってきて、シャリーエリアの角や
ワンドなどにベイトを追い詰めて
喰いまくるだとか。
 

上げ潮になると、潮が左から右へ
一気に流れ出して、そのエリアだけ
異常に活性が上がるだとか。
 
 

底の地質は砂泥でところどころに
石や杭があったりだとか。
 

15メートル先にがあって、そこだけ
根掛かりするだとか。
 
 
 

ういった細かいフィールドの
特徴を掴まないと、シーバスがその
フィールドのどこでどんな地形や
複合要素を使ってベイトを喰おうか、

というパターンが分からないので、
どこにどうやってルアーを通したら
釣れるのかが予想出来ません。
 

つまり、そのフィールドでの
シーバスの居場所が分からないんです。

 
 
 

ですから私のブログでは、
まず始めにあなたの釣りのルーツ
となるホームフィールドを決めよう
という事をオススメしています。
 

このホームフィールドとは、
シーバスが確実に居てあなたの
家から近い通いやすい釣り場の事。
 

これがいわゆる、シーバス
フィッシングの練習場になります。
 
 

ですが、いくつもあると
いつまで立ってもフィールドの特徴や
シーバスが喰うタイミングなどが
分かりません。
 

そのため、ホームフィールドは
1つに絞ってくださいと、私の
ブログではお願いしています。

 

そして、そこに通いつめることで
フィールドの目に見えない部分が
鮮明になっていきます。
 

ですから、フィールドを知ると
今度はシーバスの居場所、
レンジなどが見えてきます。

 
 
 
 

ルアーを知って使いこなす

最後にルアーについても
知って頂かなくてはいけません。
 

実は、

シーバスについても良く知ってるし
居場所も大体分かっているという
アングラーは過半数を占めます。
 

ですが、釣れないアングラーの
多くはこのルアーについて知るという
事がおろそかになっている事が多いです。
 
 

例えば、このルアーはシンキングで
低い立ち位置では何センチまで
潜って、高い立ち位置では何センチの
レンジをキープ出来るだとか。
 

このルアーは完全な海水では
フローティングだけど、湾奥などの
塩分濃度ではサスペンドタイプになって、
ストップで喰わせられるだとか。
 

のルアーは引き波が出るくらい
水面直下だけど、こっちのヤツは
水面下20センチくらいを泳ぐ。

でも3つ目のこいつは水面下
10センチをキープ出来るだとか。
 

このルアーはスローリトリーブと
ノーマルリトリーブの間くらいの
スピード域に物凄くよくアタる
速度域が存在するだとか。
 

このルアーはウォブンロールの
アクションだけど、どちらかと言えば
タイトなロール寄りのアクションで
あのベイトの時にいいだとか。
 

このルアーはフォールが素晴らしく
ドリフトでピンを打つ時に
役に立つだとか。
 
 
 

このように、ルアーには様々な
個性があって多種多様な動きに
対応出来るほど種類があるけど、

逆に言えば、多くのベイトの動きの
中の、ほんの数パターンにしか
対応出来ない単なる物体だという事。

 

所詮、生きてる本物のベイトの
動きには敵わないし、当然エサでも
ありませんよね
 
 

だから、適切なフィールド、レンジで
シーバスが喰らいつく動きをうまく
表現しようとするなら、あなたが
操るルアーについても知る必要がある。

 

なぜなら、フィールドでシーバスの
位置とレンジが読めていても、
どのルアーをどう使えばバイト
させられるかが分からないからです。
 
 

そんなわけで、あなたが使うと
決めたルアーたちは、昼間の明るい
時間帯に釣りをして、あなたの目で見て
動きや使い方を覚える事が重要です。
 

これが出来ているとシーバスが
居る場所に、適切なレンジと
アクションでルアーを送り込む事が
出来るようになります。
 
 
 
 

まとめますと、

シーバスという魚についてよく知ると
その季節のベイトをどんな方法で
補食しているのかが見えてきて
大体のパターンを知れるという事。

 
 

そして、フィールドについてよく知れば
シーバスがその釣り場のどこの
どのレンジに付いているのかが
正確に予測出来るという事。

 
 

さらに、ルアーについてよく知れば
シーバスの居る場所をナイスな動きと
絶妙なレンジで攻める事が出来るように
なるので釣れるという事ですね。

 
 
 

さて、いかがだったでしょうか?
 

今回、全体的にぼんやりとしていますが
シーバスフィッシングを楽しむ上で
根っこになる最も基本的で絶対に
外せないこと
をお話させて頂きました。
 

もし良かったら、
参考にしてみてくださいね。
 
 

これを知ってしまったら、
もうあなたは大丈夫。
 

いつも頭の片隅に置いといて頂ければ
迷った時にも道が見えてきます。
 
 

お互い、シーバスフィッシングを
ガッツリと楽しみましょう。
 
 
 
 
 

それでは、グッドラック!