ブラックバスをしています。
実はシーバスを釣ってみたいと
思っていて、今度挑戦します。
バスタックルしか持ってないので
これで行こうと思うのですが、
しんさんにアドバイスを
頂きたいです。
使うタックルは
ベイトタックルにフロロの
14ポンドラインです。
手持ちのFミノーで
釣れるでしょうか?
釣り方やルアーなどを
教えてください。
よろしくお願いします。
と、言うのが今回の【Q&A】
私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。
あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
よろしくお願いします。
必要なルアー
こんにちは、しんです。
おお、シーバスに挑戦
されるんですね?
しかもバスタックルで。
分かりました。
及ばずながら、アドバイスを
させてください。
バスタックルでシーバスを
釣るというのは面白いです。
ゲームフィッシング的な
目線で見てもテクニカルで
エキサイティングです。
シーバスタックルがオール
ラウンドにカバー出来る、
適切なタックルという感じ。
ですが、ブラックバスの
タックルは接近戦に特化した
攻撃的なタックルです。
シーバスフィッシングにおいて
飛距離があった方が断然有利ですが、
近距離にもシーバスは居ます。
接近戦に的を絞ってテクニカルに
攻める事においては、完全に
バスタックルの方が上です。
ですから、狙いを絞って
いきましょう。
では、さっそく。
まず必要なルアーですが、
フローティングミノーから
いきましょう。
これは接近戦とか言いながらも
やはり少しでも飛距離があった
方がいいです。
ですから、あなたの手持ちの
フローティングミノーの中でも
重いタイプ、又は飛距離が出る
ものを選んでください。
そして、あんまり潜らない
タイプのリップが小さいものが
オススメです。
そして、これとは別に
シャッド系を2つほど。
フローティングミノーと
シャッドで浅いレンジと
深いレンジを攻め分けます。
カラーは最低でもナチュラル系と
ブラックの二種類あれば
なんとかイケると思います。
あとは、鉄板系の
バイブレーションですね。
バス用であれば、それを
使いましょう。
無ければシーバス用のものを
購入されるといいでしょう。
アイアンマービーやIPなどが
オススメですね。
最後にブレードスピン系の
バイブレーションを準備。
スピナーベイトではないです。
バイブレーションの後ろに
クルクル回るブレードが
付いたヤツです。
参考までにオススメは
クルクルリベンジや
湾ベイトですね。
とりあえずはこのくらい
あれば大丈夫でしょう。
オススメの戦術
さて、先ほどお話したように
バスタックルではほとんど
接近戦になります。
ですから、接近戦に的を
絞って狙う場所を解説させて
ください。
基本的にはストラクチャーを
打ってください。
ただし、これはテトラや
海中のパイル、ブレイクが
中心になります。
こういうところに魚が
付くので、ストラクチャーの
すぐ脇にルアーを通してください。
気をつけるポイントは2つ。
一つは上のレンジから
順に探っていく事。
もう一つはこれは全てに
共通して言える事なんですが、
絶対にポイント、つまり
ストラクチャーを直撃しない事。
必ずストラクチャーの向こうに
キャストしてリトリーブ、
又は流れでストラクチャーに
ルアーを通過させてください。
このへんはバスフィッシングの
カバー打ちなどとは違うので
ポイントを直撃しない事を
常に頭に置いておいてくださいね。
さて、次はでっかい
ストラクチャーたちです。
あなたがフィールドに立って
いちばん最初に探るのは、
実は足元の岸壁です。
軽めのシンペンをフォール
させるのも良し。
岸壁ジギングをするのも
また良しです。
岸壁ジギングとは、
バイブレーションなどを
岸壁の際に落としてボトムに
付いたら50センチ刻みくらいに
ロッドを上げては止める。
という事を繰り返して、
バイブが表層まで来たら
また沈めてからバイブを
シャクリ上げていきます。
これらの釣り方はベイトタックル
なら簡単に出来るテクニック。
でもスピニングのロングロッド
では、やりにくいんです。
ですから釣り方次第では
シーバスアングラーよりも
あなたの方が有利なんです。
次は台船の脇をルアーで
通す釣り方です。
港湾部などには台船と呼ばれる
上から見ると四角い、台のような
船が係留してあります。
季節にも寄りますが、
シーバスは結構この下に
居ることが多いです。
釣り方は台船の際ギリギリに
キャストして、巻いてくるだけ。
そしてこれもベイトタックルの
方が断然有利ですよね?
基本的には昼間で水が
澄んでいる時によく居ます。
あとは漁港のスロープ。
こちらもベイトタックル向き。
スロープがある場所は
港の一番奥でとても静かな
場所が多いです。
そしてシーバスも警戒して
いるので、出来る限り気配を
抑えて釣る必要があります。
ベイトタックルはルアーの
着水音をかなり抑えられるので
静かに丁寧にスロープを
攻める事が出来ます。
こちらは夜に攻めるべき
フィールドですね。
以上がオススメの
戦術になります。
まとめますと、
重めのFミノー、シャッドの
ナチュラルカラーとブラックを
タックルに入れておく事。
鉄板バイブ、ブレードスピン
バイブはいろんなところで
必ず必要になるので入手して
おきたいルアーだという事。
これらを準備したら、
ベイトタックルの利点を
最大限に利用して、
・ストラクチャー
・岸壁
・台船の際
・漁港のスロープ
を徹底的に狙っていく事です。
そして、最後にフロロカーボン
14ポンドラインはシーバスの
リーダーの基本的な強度と
同じくらい。
ですから、ラインはまったく
問題ないと言うか、丁度いい。
以上、こんな感じでしょうか。
ベイトタックルとあなたの
バスフィッシングで磨き上げた
釣技があれば必ず釣れるハズです。
あとは接近戦に特化して
釣れるタイミングや条件の
覚えていけば完璧です。
そして、大事なのがルアーで
ポイントを直撃しない事。
これを忘れなければ
簡単に釣れますよ。
それでは、グッドラック!