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シーバスフィッシングを
しています。

 

河口に近い河川の橋脚の
明暗部を攻める時の質問です。

 

下流に向かって流れている時は
橋の上流側から攻めますよね?

上げ潮で上流に流れている時は
やはり下流側から攻めたほうが
いいのでしょうか?

 

また、橋の橋脚を攻める時も
こんな感じでいいのでしょうか?

 

教えて下さい。
よろしくお願いします。

 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

狙う状況に応じて変わる

こんにちは、しんです。
 

河川の明暗部ですか。
 

そうですね、明暗部といっても
かなりいろんな攻め方が
あるので、基本的なもの
解説させてください。
 
 

じゃ、さっそく。
 
 

まず、下流に向かって流れている
場合ですが、あなたの言うように
橋の上流側から最初に攻めます。

 

気をつけるポイントとしては、
ただ単に橋に近づけばいいという
わけではないという事です。
 

橋脚の明暗を攻めるときは
フィールドや流れにも寄りますが
キャストする時のあなたの
立ち位置が重要になります。

 

多くの場合、あんまり橋に
近づき過ぎると攻めにくく、
失敗する事が多いです。
 

橋から近すぎず遠すぎない
微妙な位置に立ってキャスト
してみてください。
 
 

いろんな立ち位置を
試してみると、いろいろと
見えてくると思います。
 

これ、実はかなり釣果に
影響するので、いろいろと
試行錯誤してみてくださいね。

 
 

そして、

上流側から攻め終わったら
今度は下流側に立って暗い所に
キャストして下流側の明暗部も
探ってみるといいですね。
 
 

最後は上流側の明暗部の
境目の上、つまり明るいとこです。
 

ここも忘れずに探ってください。

この明暗の上の明るい所に
居る時も結構あります。
 
 
 

次は上流に向かって流れている時。

上流に向かって流れている時は
流れが複雑に入りくんでいる
事があります。

 

まずは表層から攻めます。

この時ベイトが居るかを
確認してください。
 

ベイトが目視出来れば
そのベイトの頭がどっちを
向いているかを見て、ルアーの
頭の向きを合わせてください。

それが出来る立ち位置と
キャスト角度を取ります。
 
 

ベイトが見つからない場合は
表層の流れの上流にルアーの
頭が向くように立ち位置を
調整してください。
 
 

そして、ここから徐々にルアーの
レンジを下げていくんですが、
この時、ルアーがおかしな動きを
する事があります。
 

これはシーバスのバイトでなければ
表層とその下の流れの向きが
逆になっているという事です。

 

こういう時は下のレンジを
探る時、表層を攻めた時の
ルアーの頭の向きとはまったく
逆の向きにしてみてください。
 

そして、下のレンジまで
ルアーを沈めます。
 
 

又は表層の流れを横切るように
キャストするのもアリですね。
 
 
 

上げ潮の時は一見流れが
全て逆流しているように見える
時があります。
 

でもそれはそう見えるだけで
河川のどこかに必ず下流に
流れている場所が存在します。

 

なぜなら、全ての流れが
逆流していたら、理論的には
あっという間に大洪水になるから。

なにせ、上流からは絶えず
水が流れてきてますからね。
 
 

つまり、上げ潮の時は
あなたが探るレンジによって
どっちから攻めるかが変わります。
 
 
 

上げ潮下げ潮、どちらにしても
ルアーを明暗部付近に漂わせるか
泳がせる事を考えてください。
 

そして、その時その流れの中で
ベイトの頭がどの方向に
向いているか?

これを想像して釣りをする。
 
 

この2つが明暗部の釣りの
大原則になります。
 
 
 
 

橋脚はそのまわりに魚が付いている

橋の橋脚は先ほどの大原則は
変わらないんですが、橋脚の
まわりのどこにでも
シーバスが付いています。

 

こんな感じですね。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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基本的には橋脚の上流側
一番やる気のあるシーバスが
付いていると言われています。
 

ですから、まずは橋脚の
上流側から狙って確実に
一本捕っておきましょう。
 
 

そして上流側が終わったら、
今度は橋脚の側面に同じく
上流側からルアーを流し込みます。
 

この時ラインを良くみておいて
くださいね。
 

あなたの手元よりも先に
ラインにアタリが現れます。

というか、手元にはアタリが
伝わらない可能性があります。
 

神業ですが、上手く橋脚の
側面にルアーを流し込んでみて
ください。
 
 

そして、最後に橋脚の下流側
一番やる気がないらしい
シーバスを狙います。
 

橋脚の下流側ギリギリを
かすめるようにキャストするか、
橋脚の側面にキャストして
そのまま流すという方法です。
 

この時もロッドを少し
立て気味にしてラインを空中に
出して上げたほうがアタリは
取りやすいです。

でもこれも風次第。
 

その後は橋脚によって出来る
下流側の流れのヨレもちゃっかりと
狙っておきましょう。
 
 
 
 

まとめますと、

上げ潮下げ潮、どちらにしても
ルアーを明暗部付近に漂わせるか
泳がせる事を考える。

 

そして、その時その流れの中で
ベイトの頭がどの方向に
向いているか?

これを想像して釣りをする。
 
 

という、大原則を守りながら
あなたの感じるままに自由な
発想でいろんな攻め方を
してみよう。
 
 

明暗部も橋脚の上流側も
ご存知だとは思いますが、
ドリフトでルアーを流し込んで
狙います。

 

ドリフトとは流れにルアーを
乗せて目的の位置まで流しこむ
という釣技です。
 

絶対に明暗部や橋脚の上流側を
ルアーで直撃しないでくださいね。
 

一瞬でポイントを
潰してしまいます。
 
 

さらに橋脚を攻める時は
そのまわりを丁寧に探るのが
釣果に影響します。
 

根掛かり率が高いので
昼間に練習しておいたほうが
いいと思います。
 
 
 

私も何度もルアーをロストして
打ちひしがれながら頑張ったのを
よく覚えています。
 

今ではだいぶマシになりましたが。
 
 

ほどほどに頑張ってくださいね。
 
 
 
 

それでは、グッドラック!