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質問です。

よくその時シーバスが捕食している
ベイトを見極めろと聞くのですが、
今ひとつベイトが見極められません。

何かベイトを見極める方法は
ありませんか?

 

しんさんはどのようにシーバスが
食べているベイトを見極めて
いるのでしょうか?

 

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

季節で予想する

こんにちは、しんです。
 

ベイトの見極め方ですか・・・。
 
 

これは難しいですね。
 

実は私でもその日その時の
ベイトがなんなのか、分からない
日もあります。
 

シーバスの偏食している
ベイトを特定するのは
そのくらい難しいですね。
 
 

そんなわけで今回は
どうやってシーバスが偏食している
ベイトを見極めるのか?

 

結論から言うと経験
ベイトを判断するんですが、
ヒントになるものが
いくつかあるんです。
 

その要素のいくつかを
解説させてください。
 
 

では、いきましょう。
 
 
 

まずは要素のひとつとして
季節で予想するというのがあります。
 

これはあなたも勉強されて
いますよね?
 

例えば、2月なら河川のバチとか。

3月ならアミと呼ばれる小エビ
であったり。

4月ならマイクロベイトの
ち鮎やハク。

5月なら港湾部のバチ、アミ。

6月ならイワシ、イナッコ。

7月8月もイワシ、イナッコ、アジ。

9月10月はイワシなどに加えて
落鮎やサヨリ、ハゼ。

11月12月はサヨリ、ハゼ、コノシロ。

1月はコノシロとアミ。
 

といった感じですね。
 
 

もちろんこれらは地域によって
若干の差があります
ので
あなたの地域の情報やパターンを
集めてみてくださいね。
 
 
 
 

ベイトの波紋や音

実はベイトの出す波紋や音は
そのベイトの種類によって
結構違います。

 

例えばイナッコの小さめのサイズなら
ピシャピシャやってて、ボイル
みたいになってる事がありますね。
 

でもこれが大きなサイズの
ボラだと、タッパーン、タッパーンと
派手に跳ねてる事が多いです。
 
 

この大きなボラは厄介で
ベイトになってる時もありますが、
ほとんどの場合はそうではありません。
 

ですが、ボラがいればシーバスが
居るというのも確かな話で、
また決してそうでない時もあります。
 

大きなボラはあまり当てに
しない
ほうがいいかもしれません。
 
 

また、水面でスーっと糸を引くような
波紋もイナッコであることが多いですね。
 
 

クネクネとV字型の波紋を出して
進んでいくのはバチですね。
 

冬場に河口などでピチャピチャと
叩くような音がしていたら
コノシロの可能性が高いです。
 
 

このように音や波紋からでも
ベイトを予測して特定する事が
できますが、これには経験が
必要
になりますね。
 
 

釣り場に橋などが掛かっていたら
橋の上から覗いて見るのも
いい方法です。
 
 
 
 

シーバスのライズの位置

そして、

シーバスがライズしている
位置も、ベイトを予想する
材料になります。
 
 

ベイトの種類によって
だいたい集まる場所が決まって
いるので、どこでシーバスが
捕食をしているかが見える
ライズは大きなヒントです。

 

シーバスがライズしている
ポイントがどんなフィールドかを
分析して、そこにはどんなベイトが
寄り付くのかを考えてみてください。
 
 

分かりやすいのは河川ですね。

例えば、

シーバスがライズしているのが
岸近くのシャローエリアだったら
イナッコやハク、稚鮎などが
考えられます。
 

でも反対にサッパやサヨリ、
アジやコノシロなどはあまり
この手のフィールドには
寄り付きません。
 
 

つまり、シーバスのライズの
位置
でもベイトをしぼるヒントに
なるという事。
 
 
 
 

ルアーに帰ってくる反応

これはあなたが実際に
釣りをしている時の手応え
話です。
 

分かり易いのはルアーフックに
引っ掛かって来るベイト。

 

サヨリやコノシロが多いですね。
 
 

ガッツリとアタってくるのは
稚鮎やイワシなどの表層を
泳いでいて、ちょこっと素早い
ベイトですね。

 
 

そして、今ひとつハッキリしない
モワッとかモゾッとする奴は
アミやバチなどの流されて来る系の
ベイトが多いです。

 
 

こういうルアーに直接
帰ってくる反応もまた、
ベイトを見極める判断材料に
なりますよ。
 
 
 
 

釣行記と経験

さて、いかがでしたか?
 

これらの細かいいろんな情報で
シーバスが偏食しているベイトを
判断していきます。
 
 

ですが、これらの細かい違いや
特徴はあなたが実際に釣り場に出て
注意深くまわりの状況を感じながら
実釣し経験値を積んでいく事で、

はじめてその情報たちをまとめて
答えを導き出す事が可能になります。

 
 
 

冒頭の方でお話しました。

結論から言うと経験でベイトを
判断すると。
 

つまり、ガンガン釣りに行って
全力でいろんな事を感じ取って
考えてください。

 

これ以外にシーバスが偏食している
ベイトを正確に判断する方法は、
もはや実際に酸素ボンベを付けて
泳いで確認するくらいしかないです。(笑)
 
 
 

そして、もう一つ大事なのが
実は釣行記。
 

あなたは
釣行記を記録していますか?
 

日時、潮回り、満潮干潮時刻、
天候、風向き、水温、発見したベイト、
実際にシーバスが食べていたベイト、
フィールド写真、ヒットルアー、
使用ルアーなどを常に記録してください。

 
 

これはかなり面倒です。
 

面倒ですが、これをやると
次の年には的確に釣れるパターンを
予想できます。

 

仮に外れたとしても、そのデータと
経験で簡単に釣れるパターンに
たどり着く事ができます。

 

つまり、シーバスフィッシングの
腕が相当あがります。
 
 

実際のシーバスのベイトは
シーバスが釣れた時に吐く場合も
ありますし、持って帰って食べる
ことがあったら、その腹の中身を
確認する方法もあります。

 

ただし、

それを確認するためだけに
シーバスの腹を切るのだけは
絶対にやめてください。
 

必ず、持って帰っておいしく
頂く時だけにしてくださいね。

 
 
 

これらが私が実際にやっている
ベイトの見極め方です。

ただ単に地道にやってるだけ。
 

決して変な魔法使ってるとか、
超能力使ってるとか、呪文を
使っているとかは無いです。(笑)
 
 
 

あなたも細かい釣行記を
つけてみてはいかがですか?

 

そうすれば一年後には、きっと
違った世界が見えていると
思いますよ。

 
 

面倒ですが頑張ってください。
 
 
 
 

それでは、グッドラック!