WS000303


シーバスのしんさんに
質問です。

 

僕はルビアス2506を
持っているのですが、
これをオールマイティーに
あらゆる釣りに使おうと
考えています。

ラインはPEの0.8号を
巻いてます。

 

これで小さいメバルくらいから
ランカーシーバスまで対応しようと
考えています。

このリールとラインで
イケるかどうかを知りたいのと、
しんさんのアドバイスを
頂きたいです。

やはり、オールマイティーに
行こうというのは僕の
ワガママでしょうか?

 

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

イケるでしょう。

こんにちは、しんです。
 

ルビアス2506ですか。

確かエギング用のリール
だったような気が・・・。
 

3万円くらいあれば
買えるヤツですよね?
 

全ての釣りに完全に対応するのは
無理だと思います
が、1グラムの
ジグヘッドを使ってガチでアジングを
するとかじゃ無ければイケますね。
 
 

軽い方なら1.5グラムのジグヘッド
くらいであれば飛距離は望めませんが
メバルと遊ぶことくらいは
出来るでしょう。
 

エギングはオススメしません。
 

もちろんジギングもやめて
おいた方が無難です。

スローなジギングなら
大丈夫だとは思いますが。
 

ハードなジギングをやると
リールの巻き心地にガタが
出る可能性があります。
 
 

ですが、それ以外のリールの
ギヤに負担が掛かりにくい
普通の釣りであれば問題ないです。
 
 

上はランカーシーバスなら
まったく問題ありません。
 

中型の青物まではなんとか
イケると思います。
 

青物は多分60センチを超えると
相手によっては厳しくなります。
 

この辺りが限界ですね。
 
 

つまり、完全にはカバー出来ない
けど、ある程度までなら
オールマイティーに使えるでしょう。
 
 
 
 

ロッドでバランスを取っていく

ただ、注意点として
ラインがPE0.8号なので
合わせるロッドがあんまり
硬いとまるで使えません。

 
 

シーバスロッドを使うという
前提で見てみると、

私的にはちょうど真ん中くらいの
ロッドの張りの少し下くらいが
いいと思います。
 

テーパーで言えばレギュラー
テーパーにあたりますね。

レギュラーテーパーの気持ち
柔らかめなロッドなら
わりとオールマイティーに
対応出来ると思います。
 
 

リールはダイワの2500番台なら
普通にシーバス用で使える
ので
リール的には丁度真ん中あたりを
押さえていますね。
 

ただ、巻いてあるラインが
細めなのでロッドでバランスを
取ることが必要になってきます。
 

ですから、ロッドパワーが
強く、ロッドの張りが強いものを
使うのは避けたほうがいいでしょう。
 
 

ターゲットに合わせてロッドを
変えると言うなら問題無いですが
それならリールとラインの号数を
固定する必要もないです。
 

ですから、ロッドも一つに
固定するつもりですよね?
 

だとしたら、いろんなところで
タックルバランスを取っていく
必要があります。

 
 
 
 

ラインシステムでバランスを取っていく

リール、ロッド、ラインは
決まっている。
 

となれば、メインラインのPEと
リーダーのラインシステムでも
タックルバランスを取る必要が
出てきます。

 

もちろん、そうするつもりだと
思いますが、狙うターゲットに
よってリーダーを変えて
対応してください。

 
 

例えばメバル。

メインがPE0.8なので、
フロロカーボンの0.6くらいの
リーダーがいいでしょうか。
 

ノリが悪ければナイロンの
0.6くらいに変えてリーダーの
長さでナイロンリーダーの
伸びを変えます。
 

これである程度はメバルの
アタリを弾く事なく
フッキングに持ち込めます。
 

大きいメバルが釣れるなら
0.6号では少し不安です。

その辺りは微調整してください。
 
 
 

ターゲットがシーバスなら。

普通に12ポンドくらいの
リーダーでいきましょう。
 

基本的にはメインラインのPEが
0.8号なら、12ポンドを超える強度の
リーダーを使うべきではないです。

なぜなら、それを超える
強度のリーダーはメインライン
よりも強い強度を持つから。
 

どうしても根ズレがヤバい
とか言う場合は16ポンドの
フロロカーボンリーダーを
使ってもいいでしょう。
 

ただ、当然リーダーのほうが
強いのでラインブレイクする時は
メインのPEのどこかで切れます。
 

下手をすれば、ロッドや
リールにもダメージが及ぶので
そのあたりは覚悟してくださいね。
 

これを押さえておけば
後はフィールド状況などによって
リーダーの素材や長さを
微調整していくだけです。
 
 
 

では、ランカーシーバスや青物は?

出来れば、12ポンドの長めの
ナイロンリーダーで対応するのが
いいでしょう。
 

あらゆる衝撃を吸収してくれます。
 

0.8号のPEと12ポンドの
フロロカーボンリーダーでは
ストイック過ぎて、プロレベルの
釣技を持っていないと厳しいです。
 

いつまで経っても勝敗が
決まりません。
 
 

ですが、長めのナイロンリーダー
なら致命的な衝撃を吸収して
くれるので、適度な余裕が
生まれます。
 

そのため、多少
優雅にやり取りできます。(笑)
 
 

こちらも同じように太い
リーダーを使う場合は
覚悟してください。
 

メインラインのとんでもない
ところで切られるか、最悪
ロッドを折ってしまいます。
 

ランカーシーバスはバイトした
ポイント付近に強力な流れがある
とかでない限りはまず大丈夫です。
 

でも青物、特に大きいのが出る
フィールドでは気を付けてくださいね。

 
 

とまあ、こんな感じで
それはもう様々な種類の
リーダーを操る必要があります。
 

ラインシステムでも
タックルバランスを取って
いってくださいね。
 
 
 
 

まとめますと、

ルビアス2506と0.8号の
PEラインである程度は
オールマイティーに釣りを
する事が出来る。

 

でも、オールマイティーに
釣りをするなら、使うロッドが
かなり大事になってくるという事。

 

そして、ターゲットに合わせて
ラインシステムを変える事で
臨機応変に対応する事が
必要になります。

 
 
 

ですが、基本的には
ある程度はターゲットによって
タックルを変えて釣りをされた方が
いいかと思います。
 

例えば、ランカーシーバス。

これはファイトに時間を
かけ過ぎると必要以上に魚を
弱らせる結果となり、
ポイントも荒れてしまいます。
 

あなたのためにもシーバスの
ためにもなりません。
 
 

今までいろんな釣りをしてきて
そこにたどり着いたというのなら、
新たな挑戦として充実したものに
なるかもしれませんが。
 

もしかすると、あなたは
そういったレベルの方なのかも
しれませんね。
 
 

釣りは楽しむもの。

私がなんと言おうと、それを
決めるのはあなたです。
 

自由にいろんなものとの
バランスを取って楽しんで
頂ければと思います。

 
 
 
 
 

それでは、また。