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初めまして。

一度止めていましたが最近また
シーバスを始めました。

ネットで色々調べていますが、
しんさんの記事が1番解りやすく
早速試してみたくなるものばかりで
かなり参考にさせて頂いています。
 

早速本題ですが今通っている
フィールドは大きな川を挟んで
両側に大小の漁港があります。

そして、ナイトゲームで
漁港へ通っています。

 

漁港内は十数隻の小さい漁船と三隻の
台船があり無数のロープが縦横無尽に
張り巡らされています。

外洋には面しておらず幅30m程の
船道が潮が上げてくる方向にあり
底は砂地で藻のような海藻が
至る所に生えています。
 

シーバスの行動パターンですが、
干満の差があまりない潮回りの
干潮から上げに入った時に潮とともに
漁港の岸壁沿いから入ってきます。

アジやイワシの回遊がある時は
ベイトを追い回しています。

二月、三月になると表層を漂って
いる小さいメバルを捕食音を
立てて食べています。
 

攻め方ですがリップレスミノー、
リップ付きのミノーと
バイブレーションを使い徐々に
レンジを下げて中層より少し上から
バイブレーションに切り替えます。

台船や漁船の際やベイトを
追い回している台船や漁船との間に
キャストして遅いリトリーブから
徐々に早くしていきます。

チェイスがあるものの足元で
Uターンや足元の岸際のロープの
下にステイしてどう攻めたら良いか
分からないという感じで苦戦してます。

 

このような状況、しんさんなら
どう攻略するか参考までに
聞かせて頂ければ幸いです。

タックルは93MLにダイワの2500番の
ノーマルギア、PE1号に
ナイロン16lbです。
 

よろしくお願いします!
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

チェイスの対策法

こんにちは、しんです。
 

私のブログを参考にして頂き
ありがとうございます。

嬉しいです。
 
 

なるほど、淡水の影響を
強く受けるいい感じの
フィールドですね。

 

釣れる時合いはわりと長いけど
シーバスの活性は異常に高い
わけではなく、冷静なシーバスを
相手にする事が多いみたいですね。
 
 

では、さっそく。
 
 

まず、チェイスについてですが
シーバスがチェイスしてくる
という事はそのルアーの選択が
正解に近いという事です。

 

間違っていればシーバスは
見向きもしませんから。
 

ですが、何かが足りていません。
 
 

フィールドの状況から見ると
シーバスは活性は高いけど
けっこう冷静だと思います。
 

ですから、そこに
リアクションバイトの要素を
加えてみてはどうでしょうか?
 
 

例えば、シーバスが船の下から
出てくる位置がありますよね?
 

そこを通過した直後に
ルアーを少し加速させてみるとか。
 

他にはルアーを足元まで
引いてきてから加速させるとか、
足元でロッドを使ってルアーを
カーブさせてあげる方法があります。
 
 

あなたは8の字メソッドという
ものを知っていますか?
 

これはリールを巻かずに
ロッドを使って足元でルアーを
8の字に泳がせる方法です。
 

台船の横などにキャストして
足元までルアーを引いてきたら、

ルアーを回収する寸前にリトリーブを
止めてルアーの動きを止めずに
そのまま8の字メソッドに入ります。
 

といった方法もあります。
 
 
 

もう一つはルアーを変える事。

チェイスしてくるなら食べる気は
あるので、そのシーバスが何に
反応するのかを探ります。
 

反応する要素は、

・ルアーのカラー
・ルアーの波動の強弱
・ルアーのアクション

があります。
 

チェイスしてくるレンジで
これらの要素を変えていきます。
 

ルアーのカラーなら同じルアーで
カラーチェンジ。
 

波動を変える場合は速く引くか
ルアーをバイブレーションに変えて
レンジをそのままで引いたりします。
 

アクションの場合もルアーを
変えるんですが、こちらは
ウォブリングかローリングか
タイトロールかワイドロールか
といった感じです。
 
 

私のチェイス対策法は
だいたいこんな感じです。
 
 
 
 

ロープに付いているシーバス

ロープに付いているシーバスは
かなり難しいです。
 

たぶん、ロープの近くに
ふわふわと浮いているメバルの
稚魚を捕食しているヤツですよね?

 
 

あれは目先を変えてロープの
周辺で先ほどお話した8の字メソッドを
やると下から飛び出してくる事が
あります。
 

ですから、そのロープに付いている
見えてる個体に固執しないほうが
いいですね。
 
 

こちらの方法は足元の明暗部でも
使えます。
 
 

そして、メバルの稚魚が
居る時はアイマのメバカームという
カームの小さいヤツを持っていると
連続トゥイッチで釣れる事があります。

ただし、メバルも釣れて
しまいますが。
 
 

あとは邪道のやる気スティックが
有効な時もありますね。
 

普通のヤツとヤルキバという
バチに特化したタイプがありますが
ヤルキバのほうがいいかもです。
 

こちら、注意してほしいのが
難易度の高いルアーだという事。
 

デッドスローでリトリーブする
ルアーなんですが、バイトしてくる
リトリーブスピードの範囲が
非常に狭いです。

 

あなたはノーマルギヤなので
このルアーを使いやすいですが、
難易度が高いのは知っておいて
ください。
 
 
 
 

シーバスは上を意識している

さて、船の下に居るシーバス。

岸際を通って漁港に入ってくる。

ロープに付いている。

足元の明暗部に出る。
 
 

状況から見るとシーバスは
明らかに表層を意識しています。

 

シーバスがチェイスしてきて
足元でUターンするのは
ルアーを見切られている証拠です。
 

興味はあるけど、
何か違和感を感じている。
 
 

こんな表層を意識した状況で
一番注意しなければいけないのが、
実はルアーの立ち上がりの速さです。

 
 

ほとんどのシーバスが
水面付近に注意を払っていて、
チャポンと着水したルアーは
必ずと言っていいほど見ています。
 

ですから、キャスト時は必ず
サミングやフェザーリングでラインの
余分な放出を抑えてルアーの立ち上がりを
出来るだけ速くしてみてください。

 

着水時の不自然なルアーの姿勢を
長い時間見せれば見せるほど
シーバスは違和感を覚えます。
 

なぜなら
例えば移動重心のルアーで言えば、

おしりが下になって立っている
状態から頭を下へ倒れこませて
泳ぎだすベイトは居ないから。
 
 

表層を意識している状態では
この一部始終をシーバスに
見られています。
 

そのため、出来るだけ
ルアーの泳ぎ出しを速くする
必要があります。

 

ですから、
サミングやフェザーリングに
加えて、固定重心のルアーを
使うのもいい方法です。
 

固定重心のルアーは
そのルアーの釣れるアクションに
到達するまでの時間が速いです。

 

これを私はルアーの
立ち上がりの速さと呼んでいます。
 
 

総合的に見てみると、
ラパラCD9なんかがオススメですね。
 

このルアーは岸際を探るのや
8の字メソッドに向いています。
 

もしかしたら、
93MLでは足場が低いと8の字は
やりにくいかもしれません。
 
 

そして、岸壁ジギングなんかも
面白いかもしれませんね。
 
 
 

私の攻略法としては
だいたいこんな感じです。
 

よろしければ
参考にしてみてくださいね。
 
 
 
 

それでは、グッドラック!