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シーバスをしています。
 

私はシーバスのPEラインの
150メートル巻きを使っている
のですが、100巻きのものも
ありますよね?

私は基本、欲ばりなので
つい150メートル巻きを買って
しまいますが、100メートル巻きと
150メートル巻きの違いって
なにかあるのでしょうか?

 

どんな理由で使い分けているのか、
100メートルと150メートルの
使用用途について教えてください。

 

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

リールによるもの

こんにちは、しんです。
 

昨日、私のホームの三重県の
南のほうで地震がありました。
 

とりあえず、津波の心配とかは
なかったようですが。
 
 

なんだか、”南海トラフ”が
どうとかこうとか、
騒がれているようです。
 

地震があると私は毎回
思うんです。
 

南海トラフの大地震が
起きた時、たぶん私は釣りを
しているんだろうなぁ~って。(笑)
 
 

どーでもいいですね。
 
 
 

さて、シーバス用のPEラインの
100メートルと150メートルの
使用用途の違い
でしたね。
 

そういえば、私のブログでも
これに関してはお話して
いなかったと思います。
 

せっかくですから、
簡単に解説させてください。
 

どちらを選ぶかはあなたの性格や
釣りの状況に応じてかなり
いろいろと変わってきます。

 

簡単に言えば、あなたの
好みで選んで頂ければ
いいという事になります。
 
 

では、いきましょう。
 
 

一つはリールによって
変わってくるパターンです。
 

これは、単純明快。

シーバスで使うリールはいい感じの
PEの号数が150メートル巻ける
ものがほとんどですね。
 

でも、実は100メートルしか
巻けないスプールもあったり
するんです。
 

スプールの溝が浅いPEライン専用の、
下巻きと言われる糸でスプール経の
大きさを調整する必要のない
便利なリールです。
 
 

ただ、オススメではありません。

スプールの溝が浅いリールほど
ライントラブルを起こしやすい
気がしますから。
 

巻いてあるラインがごっそり
出てしまう事があるんです。
 
 
 

まあ、それはさておき
こういったリールもあるので
世の中には100メートル巻きの
PEラインもあるんです。

ですが、そもそもこういう
リールが作られた理由が
おそらくマメにラインを交換する
人たちが居るため
だと思います。
 
 

では、次へいきましょう。
 
 
 
 

マメにラインを交換する

メインラインを3ヶ月か
4ヶ月くらいでマメに交換する
方たちがみえます。
 

釣りに行く頻度が高いから
という理由もありますが、
一番の理由はそこがもっとも
重要な部分になるからです。

 
 

メインラインというのは
ルアーとロッドをつなぐという
タックルにとって一番重要な
ところになります。
 

言ってみれば、
まさにタックルの心臓部。
 

ここにトラブルが起きたら
その瞬間に全てが終わります。
 
 
 

そのため、うまい人や
意識の高い人はものすごく
メインラインに気を使います。

 

ここを適当にないがしろに
していたら、数少ないモンスター
サイズのシーバスが掛かった時に
確実に逃げられます。
 

それだけにとどまらず、余計な
ライントラブルや高切れなどで
ルアーやラインを海へ捨てる
結果を招きます。
 

こういった事から、私も
ラインはマメに交換するか
常に気を使っておくべきで
とても大切な事だと考えています。
 
 

ですから実用的な話でいうと、

数少ないチャンスを全力かつ
ベストコンディションで戦いたい
という方は100メートル巻きで
マメに交換しています。
 
 

そして、常にメインラインを良い
コンディションに保っておきたい
方は150メートル巻きをまずは
普通に使います。
 

そして、古くなってきたら
150メートル巻きの反対側を
使います。
 
 

これは、あらかじめ予備の
スプールを準備しておいて、
使っていたスプールを外します。
 

そして予備のスプールをリールに
装着して150メートルのPEを
その予備のスプールへ巻いていきます。
 

すると、巻いてあったラインの
下にあった、使われていない
新しいライン75メートル分
使うことが出来ます。
 
 

150メートル巻きはこういう事が
出来るんです。
 
 
 
 

あなたのルアーの飛距離

そして、これはあなたの
ホームフィールド
関係してきます。
 

例えばホームフィールド、
又は釣りに行く場所が小規模
河川などで、そもそも川幅が
40メートルくらいしか無いとか。
 

だからシーバスを釣るのに
ぜんぜんルアーの飛距離を
必要としないとか。
 
 
 

運河だらけのちょっと特殊な
フィールドがホームフィールドに
なっているなど、中には
そういった人もみえます。
 
 

そういう場合は先程の
150メートルラインの反対側を
使う方法が100メートルラインで
出来ちゃったりします。

 
 

でも普通に遠投する人は
150メートルラインでないと
都合が悪いわけです。
 

シーバスフィッシングの
遠投の飛距離の平均がだいたい
50メートル~60メートルと
言われていますから。

普通に遠投する人は
100メートルでは足りない
というわけです。
 
 
 

「えっ、でもでも、そもそも
なんでそんな面倒な事をするの?」

「長いラインを巻いておいて
劣化したラインをどんどん
切っていけばいいんじゃないの?」

 

という事をおっしゃる方も
たま~にみえます。
 

ですが、ラインをどんどん
切っていくと、リール一回転で
巻き取れる糸の長さが短くなって
しまうんです。

 

リールのスプールのラインが
巻いてあるところの直径って
変わりますよね?
 

ラインを巻けば巻くほど太く
なって行き、ラインがなくなって
来ると細くなります。
 

リールのギヤ比や一回転で
何センチ巻き取れますよというのは
このスプール経によって結構
変わってくるんです。
 
 

ですから、ラインをどんどん
切っていけば、釣れるリトリーブ
スピードが変わってしまうんです。

 

シーバスフィッシングはここが
かなりシビアでスプール経が
変わるたびに自分のリトリーブ
感覚を修正する必要が出てきます。
 

体の感覚でつかむものなので
スプール経が変わってしまうと
ヘタをすれば各ルアーの巻き速度を
覚えるところからやり直しになります。
 

そして、スプール経がいちいち
変わられたら、釣るための答えも
導き出せなくなってしまいますよね?
 
 

だからリールのスプールに
下巻きと呼ばれる使わない糸を
巻いて、スプールの表面の糸だけを
新しく取り替えるように
なっているんですね。
 

ルアーフィッシング専用で
造られたリールなんか下巻きすら
必要ない、巻き始めから150メートル
くらいしか巻けないリールもあります。
 
 

質問内容からして、あなたは
下巻きが必要な理由については
ご存知だと思いましたが、一応
念のために解説させて頂きました。
 
 
 
 

まとめますと、

メインラインのPEは150メートル
巻きと100メートル巻きで
交換の仕方や買い替え頻度が
違ってくるという事。

 
 

そして、それらはあなたの
ホームフィールドやあなたの
性格などで変わってきます。

 
 

そのあたりを考えてあなたの
好みやノリでメインのPEの
長さを選んで頂ければ
いいという事ですね。

 
 

そうそう、お財布事情も
関係してきます。(笑)
 
 
 

シーバスフィッシングの釣れる
リトリーブの感覚を早くつかむ
ためにも、

150メートルか100メートルの
ラインのいずれかの交換方法を
使って頂いた方がいいと思います。

 

そうすれば、スプール経は
変わらないので。
 
 
 

だいたい、こんな感じです。
 

さあ、あなたはどっちを
選びますか?
 
 
 
 
 

それでは、また。