WS000448
 

こんにちは、しんです。
 

ここ最近は忙しくてなかなか
釣りに行けない。
 

水辺には何度も立ち寄っているけど
写真を撮ったり、観察する程度で
とても竿を出している時間は
ありませんでした。
 
 

もう、何ヵ月くらい釣りを
していないんだろうか。
 

そろそろ禁断症状が出て来ていたので
先日、なんとか時間を作って港湾部の
バチ抜け調査に繰り出しました。
 

今回はその模様を
お伝えさせてください。
 
 
 
 

降りしきる雨と異常潮位

1日前から結構まとまった
降り続いていました。
 

そんな大潮の後の中潮まわり
2日目の夜、私のホームでもある
港湾部へ。
 

なぜ、このフィールドを選択したか
というと、このまとまった雨量が
原因です。
 
 

本来ならば、昼間の増水パターンの
河川を攻めるべきでしたが、夜しか
時間が取れなかった。
 

だけど、これだけの雨量に加えて
雷がどうのこうのと言ってる状態で
さすがに夜の河川に浸かるのは
危険だと判断した為です。
 

そして、もうひとつはまとまった
雨によって水温が急激に
下がっていると判断したから。
 
 

フィールドに入ったのは21:30。

満潮時刻は21:08。

もう少ししたら下げ潮が動き出す
まあまあなタイミング。
 

実際に車を降りて改めて
フィールドを眺めてみる。

「やっぱりか・・・。」

予想はしていたけど、低気圧による
異常潮位が発生している。
 

水面がすぐ足下まで来ていた。

明らかに普段の大潮の満潮時よりも
潮位が高くなっている。
 

ここはホームの港湾部で最も
水面が近いフィールド。
 

温排水溝の影響を強く受ける
水温が急激に下がった時や厳寒期に
強い数少ない貴重な場所である。

 
 
 
 

予想外の苦戦

「これなら、イケる!」

と呟いて速やかにカッパを着て
ライフベストを装着。
 

何故なら、私の経験上この異常
潮位はシーバスの活性がいちばん
高くなる要素で、年に数回しか
当たらない美味しい状況だから。
 

そう、この状況とタイミングに
当たれば、もはや釣れたも同然
といってもいいほど美味しい。
 
 

さっそく、バチパターン狙いで
カームをキャストしてみる。
 

・・・、
 

反応がない。
 
 

でも、シーバスはいる。
 

気配がするのである。

釣れる気配が。
 
 

次はワンダーをキャストしてみる。
 

・・・、
 

同じくチェイスもない。
 
 

「そういえば、バチがみあたらないな〜。」
 

そう、雨がけっこう
降っているのである。
 
 
 

このフィールドには外灯があり、
かなり明るくなっている。
 

今度はエリア10のスモークブラックを
キャストしてみる。
 

・・・、
 

「来た!!!」
 

・・・、

引かない。
 

・・・、
 

あがって来たのは
ビニール袋である。(笑)
 
 
 

少し移動して、今度は
プレックスをキャストしてみる。
 

・・・、
 

反応がない。
 

すると、雨が止んだ。
 

水面を見ていると、何かが
泳いでいる。

トリックバチと呼ばれる、小さくて
アクロバティックな素早い動きを
するバチである。
 
 
 

今度はマニックをキャストしてみる。
 

・・・、
 

これも反応なし。
 

「ん?、流れが。」
 

下げ潮による流れが出てきた。
 
 
 

「フッ、そうか、私に
このルアーを使わせるのか。」

と、つまらない負け惜しみを
呟きながらフィールにチェンジ
してキャスト。
 

・・・、
 

「チェイスだ!」
 

けど、そんなに大きくはない。

もしかしたら、シーバスですら
ないかもしれない。
 

すると、私がルアーをキャストした
奧の方で何かがライズ。

どうやら捕食みたい。
 

「あれは・・・、」
 

私はライズのまわりに小さく
飛び散るような僅かな波紋を
運良く見逃さなかった。

 
 

今度はメバル用のシンペンに
ルアーをチェンジ。
 

名前は忘れたけど、このシンペンは
メバル用の中でも重めに設定されて
いて、シーバスタックルでも
キャストが出来るすぐれもの。
 

真っ暗なところから、外灯の
向こうのくらいところにキャスト。
 

また、大雨が降り始める。
 
 

水面下20センチのレンジを
キープして引いてくる。
 

・・・、
 

暗部から明部へとルアーが入り、
また暗部へと差し掛かる。
 

・・・、
 

ガツッ!!!
 
 

「間違いない。」
 

シーバスがルアーを喰って
反転した時に出るアタリである。
 

と同時に、ちゃっかり
フッキングを叩き込む。
 

「嬉しいねぇ、歓迎するよ。」
 

上がってきたのは35センチほどの
ちぃバス君だった。

WS000446
 
 

どしゃ降りになってきたので
ここで終了です。
 
 
 
 

まとめますと、

シーバスの活性は異常潮位の影響で
ものすごく高かった。

 
 

だけど、私が港湾部バチ抜け
パターンだと勝手に予想して
攻めたために、せっかくの美味しい
チャンスを減らしてしまった。

 
 

そう、結論をいうと
これは完全なマイクロベイト
パターンだったという事ですね。

 
 
 

さて、本当はもう少し
釣りをしていたかったけど
ちぃバス君で妥協して
帰ることにしました。
 

なぜなら、その時
同行者がいたからです。
 

実は私の妻もいっしょに釣りに
来ていたので、あきれるほどの
釣りバカっぷりを見せるのも
アレだったんで。

 

まあこの辺りが引き際かなぁと。(笑)
 
 

っていうか、誰だよ?
ビニール袋捨てるヤツ。

「フッキングしちゃうじゃないか!」

( ̄▽ ̄;)
 
 
 

それじゃ、また。
 
 
 
 
 

さあ、釣りに行こう!