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こんにちは、しんです。
 

いやぁ〜、暑い!

梅雨はもう明けたんでしょうか?
 

明けた事をハッキリと言わないのか、
それとも私が聞き逃しているだけなのか?
 
 

事の真相は闇の中ですが、今回は
そんな梅雨の雨が定期的に降り続いた
最後の雨の翌日の釣行のお話。
 

このところ、しっかり釣果を出させて
頂いていたありがた〜い湾奥サーフで
またしても釣りやすい釣りに
どっぷりと浸ってきました。
 

実は最近お気に入りなフィールド。
 
 

では、さっそく。
 
 
 
 

かわいいゲスト

そろそろ梅雨が終わるという
タイミングで最近お世話になっている
伊勢湾奥サーフへと入りました。
 

この日の潮まわりは小潮。
 

満潮、11:50。
干潮、17:48。
 

12:00から17:00までの下げの
タイミングでの釣行です。

 
 

ここは、岬状のサンドバーが
沖の方まで伸びている、ちょっと
変わったフィールド。
 

相変わらずテクテクと歩いて
サンドバーの尖端付近まで出る。
 

ここは魚との距離が近い事が多いので
今回もウェーダーを履いているけど
いきなり水の中には入りません。

 

それどころか、水際からも離れる。

波打ち際にロッドティップが
届くか届かないかくらいの
微妙な間合いを取ります。
 
 

まずは、前回と同じように
マイクロベイトパターンだと予想
出来るので、例によってユラメキを
キャストしてみました。
 

そして、キッチリと波打ち際まで
リトリーブ。
 

・・・、
 

反応なしです。
 
 

「う〜ん、なんか違うな。」
 

そう呟いて、
一度釣りをリセットする事に。
 

この日はイナッコもけっこう
見かけていたんです。
 
 

そこで、フランキーにチェンジ。
 

状況を探ります。
 

・・・、
 

・・・、
 

サンドバーの尖端の少し沖を右側に
ある広すぎるワンドエリアに向かって
わりと強い流れが入り込んでいる。
 

その遥か先のルアーでは届かない
テトラ際の深いライン、

そこから水が猛烈な勢いで抜けて
いるようですが、あそこは沖テトラ
なので大潮の干潮時でないと
近づけません。
 
 

イナッコやそれ以外の大きな
ベイトも見えますが、シーバスらしき
反応はまったく無いので、どうやら
シーバスの狙いはマイクロベイト。

 
 

フランキーを使う事で、フィールドの
状況はだいたい分かったので
魚の付き場がみえてきました。
 

サンドバー右側沖のあの流れの際と
足元の反転流によってできる
微妙なブレイクでほぼ決まりです。
 
 

今度はシーバスの活性を確かめるために
ブレード系のルアーを二種類ほど
キャストしてみます。
 

・・・、
 

反応はありません。
 
 

「マイクロベイトパターンだと
思うんだけど、ブレード系にまったく
反応して来ないという事は・・・。」

 

触りやチェイスの気配すらないので
どうやらシーバスは渋いようです。
 
 

「ちんまいので行くか。」
 

カームのメバル用にチェンジ。

右沖の流れの奥へキャスト。
 

2、3回ジャークを入れてから
ドリフトに入ります。
 

すると、コンッ!
 

すかさず合わせます。
 

・・・、
 

「軽い・・・。」
 
 

プルプルしているので、
魚は付いています。
 

足元まで寄せてくると、
なんともかわいい“チビレ”
ではありませんか!

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「これがいっぱい
ワンドに入ってるんだ・・・。」

 
 

下の方に大きいのが居るかなと
思って、今度はローリングベイトの
小さいヤツにチェンジ。
 

同じようにキャスト。

少し沈めてドリフトに入る。
 

右沖の流れを抜けてローリングベイトの
ブルブル感が少しかわる。
 

すると、クックッ!
 

間髪いれず合わせます。
 
 

今度は少しだけサイズアップのよう。
 

「軽いし、魚が違う気が・・・。」
 

セイゴが上がってくる。

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チビレの次はチーバスです。
 
 

かわいいゲストたちに癒されながらも
優しくリリースしておきました。
 
 
 
 

時合い到来

そんな事をして遊んでいると、
すぐ近くに小規模なワンドたちが
出現し始めます。
 

このワンドに水が濁る、雨が降る、
サーフが荒れるなどの複合要素が
混ざると、足元でシーバスの
ライズ祭りが始まります。

 

シーバスたちはこの小規模なワンド群に
マイクロベイトたちを追い詰めて
楽して補食しようという考えです。
 
 

潮が下げているので、ちょっと深い
水深30センチくらいのところで
待ち伏せしていれば、マイクロベイトの
方からどんどんやって来ます。
 

干上がってしまうのでマイクロ
ベイトたちは、深い方へ移動せざる
を得ないんです。

 
 

つまり、

マイクロベイトたちが移動する、
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
それをシーバスが狙う、
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
そのシーバスを私が狙う、

という図式が成り立つわけです。(笑)
 
 
 

ルアーをシリテンバイブにチェンジ。
 

小規模なワンドのブレイク付近、
シーバスが待ち伏せしていると
思われるフィーディングゾーンを
通せるようにキャスト。
 

水深が浅く、ルアーを見切られやすい
のでフェザーリングを使って余分な
ラインを出さずに着水後すぐにルアーを
泳がせられる状態を作ります。

 

・・・、
 

反応なし。
 
 

「お気に召さないか・・・。」
 

ドシャローで激濁りの時はシーバスは
波動でバイトしてくるんですが、
マイクロベイトパターンはこの波動が
実は日替わりで変わります。
 

そこで、似たような違う波動の
ディブルにルアーをチェンジ。
 

同じようにキャスト。
 

・・・、
 

ガツッ!!!
 

「ぬぉりゃぁ!」
 

すかさずフッキング。
 

走る走る!
 

「今度はまともなサイズっぽい。」(笑)
 

エラ洗いをかわしてクリップで
ランディング。

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50センチほどのシーバスです。
 

大自然に感謝!
 
 

しばらくそのまま探ってみましたが
アタりません。
 
 

「やっぱ、ローテーション
しないとダメだよね?」

 

そこで、またローリングベイトの
小さいヤツにチェンジ。
 

ちょい投げして、足元のブレイクを
通せるように引いてくる。
 

ガツン!!!
 

これまた、一気に沖へ走って
派手にエラ洗い。
 

もちろん、ロッドは倒してある。
 
 

「足元で掛けるとたまらんな。」

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同じようなサイズのシーバス。
 

生まれてきた時代とフィールドに感謝!
 
 

時間が近いのでこれで終了。

今年の梅雨をガッツリと
楽しませていただきました。

 

少しだけ、名残惜しいですけどね。
 
 

日本の四季は最高ですね。
 
 
 
 

まとめますと、

たとえ穏やかなサーフであっても
人の気配がなく天候や濁りなどの
複合要素が絡めばシーバスに
出会う事が出来るという事。

 
 

そして、小潮であったとしても
こんなオープンエリアのわずかな
ブレイクというストラクチャーに
シーバスが付くことがあるという事。

 
 

さらに、せっかく日本に生まれた
のだからシーバスフィッシングを
通して四季と生命の醍醐味をたっぷりと
楽しんでほしいという事ですね。

 
 
 

さて、個人的にはそろそろ梅雨が
終わると思われます。
 

次にこのフィールドへ入った時には
雨の恩恵を受けられないと思います。
 

さらにそろそろ、マイクロベイト
パターンがイナッコパターンに
変わりそうな感じになっています。

 
 

難しくはなりますが、その攻略を
楽しむのもまた、シーバス
フィッシングの醍醐味です。
 
 

暑くなりますが、昼間の釣りが
楽しめる貴重な時期でもあります。
 

あなたも熱中症対策を万全にして
デイシーバスゲームに挑みましょう。

 
 
 
 

それでは、グッドラック!