初めまして。
今月からシーバスフィッシングを
始めまして、こちらのサイトを知り、
日々参考にさせて頂いております。
現在は、しんさんが提言されてるように、
通勤途中にあるあまり大きくない河川を
ホームフィールドとして、
先ずは基本と思われる夜間の明暗部の
攻略に力を注いでます。
最近になりだんだん釣果も
あがって来たのですが、
頻繁にバラしてしまいます。
先日は7バイトで4バラし、
今日は3バイト3バラし、
全て手前に寄せてからのバラしです。
ちょっと凹んでます…
魚を掛けてからのやり取りの中で
バラさないコツのようなものが
あれば是非教えて頂きたいです。
ロッドは7フィート8インチ、ML、
レギュラーファストの
ロックフィッシュロッド。
リールはダイワ2500番台にPE1号、
ナイロン16lbリーダーです。
お時間のあるときにでも宜しく
お願いしますm(_ _)m
と、言うのが今回の【Q&A】
私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。
あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
よろしくお願いします。
おそらくはロッドが原因
こんにちは、しんです。
はじめまして。
お問い合わせ、
ありがとうございます。
私のブログを参考にして頂いて
嬉しいです。
今月からシーバスを始められたんですね。
早くもシーバスの手応えを感じて、
釣果もあげられているようですね。
素晴らしいです!
これからハイシーズンに入るので
しっかりとバラし対策を
マスターしていきましょう。
及ばずながら、アドバイスさせて
頂きたいと思います。
タックルシステムを教えて頂いた
ところ、リールやラインシステムには
問題はないので、それ以外を
見ていきましょう。
じゃ、さっそく。
まずロッドの長さですが、基本的に
短ければ短いほど魚のあしらいが
難しくなってきます。
シーバスとの距離が長ければ
そんなに大きな影響はないんですが
この距離が近ければ近いほど
掛けた魚をバラしやすくなります。
例えば、あなたは極端に短い竿と
邪魔なくらい長い竿を使ったことは
あるでしょうか?
長い竿であれば、かなり余裕で
魚とのやり取りが出来ますが、
これが極端に短い竿になると
よほど魚にピッタリとマッチした
ロッドでないと、のされてラインを
切られたりバラしたりします。
さらにロックフィッシュのロッドの
MLだと、ロックフィッシュの中では
中の下くらいに位置するパワー。
尺くらいのロックフィッシュであれば
ほぼ引けをとらないくらいのロッドで
なかなかのパワーを持っています。
メーカーにもよりますが。
そのくらいの力を持ったロッドだと
7フィート8インチの長さでは
ほんの少しバラしやすいテクニカルな
ロッドになっていると思います。
ただ、それだけであれば問題は
ほとんど無いでしょう。
ですが、他にもバラす要素が
あると思われます。
それは、レギュラーファスト。
つまり、ロッドの調子ですね。
こちらも先調子であればあるほど
シーバスをバラしやすく、本調子で
あればあるほどバラしにくいです。
あなたのロッドはレギュラーファスト
なので調子で言えば先調子にあたり、
フッキングの効果がシーバスに及ぶのが
速く、バラしやすいのが特徴。
なぜ、バラしやすいのかと言うと
ロッドの曲がる部分が短く、
魚をいなす力がバットから曲がる
ロッドに比べて小さいからです。
普通のラインであれば取るに足りない
事ですが、これがPEラインになると
ものすごく顕著に出ます。
アタリも取りやすく、あなたの方から
ガンガン合わせていくロッドですが、
操るには多くの経験が必要になります。
そして、実はまだあります。
これはわりと見落とされがちなんですが
あなたはどちらの手でロッドを操り
どちらの手でリールを巻いていますか?
ヘラブナ釣りという釣りをやった事が
あるなら分かりやすいんですが、
利き腕とそうでない手の方で
ロッドを握って魚をあしらうのには
雲泥の差があります。
リールの付いていない竿でやってみると
よく分かります。
利き腕じゃない手の方でやると
魚をあしらう時の細かな対応が
全てぎこちなくなります。
リール竿の場合はドラグ機能が
あったり、魚が遠くで掛かっている
時もあるのでそんなに影響は出ません。
ですが、これは魚が遠いうちだけ。
至近距離の接近戦になれば、
ドラグを使っても腕が柔軟に
対応出来ていないので、やはり
どこかぎこちなくバラしに繋がります。
ですからもし利き腕でロッドを
操っていないのなら、利き腕で操作して
もう片方の手でリールを巻く事を
オススメします。
リールの巻きがぎこちなくても
ロッドを握っている手が利き腕なら
シーバスのほとんどの動きに
対応することが出来るので。
と、まあ3つほど理由を上げましたが
ひとつひとつはそれほど大きく
影響していないと思います。
おそらくは、いろんな細かい
事が重なってバラしやすくなって
しまっているんでしょう。
ですが、ロッドを変える必要は
全くありません。
もっと根本的なところに
主な原因があるんです。
次はそんなお話。
フッキングが決まっていない
先ほどお話したように、細かい部分で
バラしやすい、バラしにくいは
確かにあります。
ですが、シーバスフィッシングに
おいて最も多くのバラしの原因は
フッキングが上手くいってない
という事がほとんどです。
どういう事かと言いますと、
あなたがシーバスのアタリを感じて
合わせた時の衝撃をロッドという
素晴らしい道具が上手いこと
吸収してしまっているんです。
これに関する細かい解説は
ここでは割愛させて頂きます。
この記事のいちばん下にリンクを
貼っておきますので、後ほど
確認して頂けると嬉しいです。
先に対策法からいきましょう。
まず、シーバスがバイトしてきた点、
つまりルアーのある場所ですね。
この点とあなたの立ち位置を
直線で結んだと仮定してください。
ルアーをリトリーブ中の話です。
この時ロッドを構えている角度が
先ほどの直線に対して直角であれば
あるほどフッキングの衝撃を
ロッドが吸収してしまいます。
ですが、フッキングの時は
あまり衝撃を吸収されては
困るわけです。
もし、そういうふうに構えて
リトリーブしているのであれば
ロッドを構える角度を変えてください。
具体的には先ほどの直線に対して
直角ではなく、もっと竿先を前へ
傾けます。
ルアーのある方向に傾けて
シーバスのバイト地点に対して
斜め前にロッドを傾けて
リトリーブしてきます。
ルアーのある位置に対して、
直線ではなく、竿先を支点にして
ロッドとラインがくの字になる感じ。
この状態でリトリーブしてきて
アタリがあったらロッドを持つ手を
腕ごと後ろへスライドさせると同時に
クイッと合わせを入れます。
こうすると、フッキング時の衝撃が
ある程度ダイレクトにシーバスに
伝わってフックがしっかりと貫通します。
実はシーバスのバラしのほとんどは
このフッキングが完全に決まってない
ことで起きています。
しっかりとフックのふところまで
貫通させないと、バラしの原因に
なったりフックを伸ばされる
原因になってしまうんです。
そんなわけで、この合わせ方か
もしくはこれに近い合わせ方を
練習してみてくださいね。
まとめますと、
タックルシステムを見る限り、
ロッドの長さ、ロッドの調子、利き腕
かどうか、などの要素が関わっている
可能性があるという事。
そして、それらの細かい原因が
いくつか重なって相乗効果を
出しているかもしれないけれど、
シーバスフィッシングにおける
バラしの原因のほとんどは
フッキングの甘さから来ている
可能性が高いという事。
さらにロッドの長所をしっかりと
理解して、状況に応じて使い分ける
ためにも、私の合わせ方を参考にして
頂けるといいかもという事ですね。
さて、いかがだったでしょうか?
基本的に接近戦になればなるほど
バラしやすいというのが分かって
頂けたと思います。
だから、バラしの原因はあなたの
せいではなく、単に道具の特徴と
知識が不足していただけの事です。
良かったら参考にしてみてくださいね。
それとファイト時のコツでよく
言われている事で、シーバスが浮いて
きたら竿先を下げて、シーバスが
潜ったら竿先を上げるというのがある。
だけど、これは多くのシーバスを
釣った経験がないと、そもそも
そのレベルでシーバスの動きを
感知するのが難しいです。
ですから、これに関してはシーバスを
釣り慣れてから突き詰めていって
頂ければと思います。
それでは、グッドラック!
そうそう、先ほどの詳しい解説の
記事のリンクはこちら。
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>>>シーバス 初心者 シーバスの
サイズアップをしたい。 バラしが
気になるので合わせ方教えて。【Q&A】