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こんばんは。しんです。

今回も私の記事を読んで頂き
ありがとうございます。
 

さて、今回はいよいよ
キャスティング編の最後の章。

サミング編の解説になります。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

サミング?、フェザーリング?

一応、ルアーをキャストするという
点では前回のキャスト編までで
終わりですが、

スピニングリールのキャスティングで
どうしても重要になってくる技術が
あります。

それは一般的にはサミングと呼ばれて
いる技術のことです。
 
 

この技術、

知ってる人は知っていますが
実はスピニングリールで行う場合、
正式な呼び方をサミングとは
言わないんです。

正式にはスピニングリールで
行うものをフェザーリング。

ベイトリールで行うものに
関してだけ、サミングと呼びます。
 
 

ですから、これから覚える
あなたはフェザーリングで覚えて
頂いた方がいいですね。

ですが、半分くらいの釣り人は
フェザーリングという名称を
使いません。
 

私の場合、今までサミングといって
通じなかった人は会ったことが
ありません。
 

フェザーリングと言って
通じなかったらサミングと言えば
通じるのでこちらも覚えておいて
ください。
 
 
 
 

どう、違うのか?

まあ、どっちもやることは
同じです。
 
 

フェザーリングとは、
キャストした時にリールの
スプールからラインが放出されるのを
手で押さえて抑制する技術の事。

あっ、そうそう、スプールと
言うのはリールのラインが巻かれている
部分の部品名です。
 

いっぽう、ベイトリールの方は
ラインの出を抑制するのではなく
飛行しているルアーのブレーキ的な
意味が強いので、サミングと呼ばれて
いるんだと思います。
 
 

スピニングリールはラインが
出すぎるのを防ぐため。

ベイトリールはスプールの
逆回転でラインが出すぎて
絡まるのを防ぐため。

やってることは良く似ています。
 
 
 

では、実際にどういうものなのか?

スピニングリールの話です。
 
 

まず、キャストします。

するとスピニングリールの構造上
ラインは糸巻きの横から外れて
螺旋状に出ていきます。

そう、この糸巻きみたいなのが
スプールと呼ばれるもの。

 
 
 

この横から外れて放出される
ラインは、何の制約も受けずに
どんどん出て行きます。
 

この時です。

もし、強い横風が吹いていたら?
 

・・・。
 
 
 

そうです、何の制約も受けない
ラインは風に煽られて横へと
飛ばされます。

これが起こると余分なラインが
大量にリールから出てしまいます。
 
 
 

では、なぜそれがダメなのか?
 

まず、余分なラインが出ていると
ルアーが着水した時にテンションが
かかっていない為、すぐにアクションに
移ることが出来ません。

そうすると、ルアーがまっすぐ
下に沈んでいって、ラインテンションが
かかり始めてから不自然に泳ぎ出す事に。
 
 

自然界の魚に、この不思議な
動きを見せる魚はあまりいないと
思います。
 

小魚を狙っているシーバスというのは
基本的に、それが離れた場所で
あったとしても、下から上を見ています。

ということは、ルアーが着水した
時点でまず100%気が付いています。

下手をすればガン見してますね。
 

この状態でそんな怪しい
動きを見せれば3秒で偽物だと
気づかれます。
 
 
 

更にもう一つ。
 

ラインが横に流されると
予想外のものに引っかかったり
します。
 
 

たとえば、

船と船の間を狙ってルアーを
キャストして見事にコントロールが
決まったと思ったら、ラインが
風で横に流され船の上に・・・。
 
 

これは良くあることです。

なにせシーバスフィッシングは
そういうところを狙いますから。
 

こうなると、

・ルアーを無くす。
・船の管理者に迷惑をかける。

というダブルパンチ。
 
 

だって、船の管理者にしてみたら
「おっ、こんなところにルアーが。
ラッキー!」な~んて、まず
思いませんから。
 

普通は、

「なんだコリャ?、ルアーを
船にぶつけた上に、しかも
ゴミ(ルアー)まで置いて
いきやがって、このヤロー!」

となるのが普通です。
 
 
 

このようにならない為にも
ラインの出を抑制する必要があります。
 

こちらも分かりにくいので
映像で解説させて頂いています。

私は手で抑制しますが
別に人差し指だけでも慣れれば
可能です。

それでは、動画で御覧ください。


 
 

スプールを完全に抑えるのではなく、
放出されているラインに触れて
抵抗を作っているイメージです。
 
 

習得必須の技術になりますので
頑張ってください。
 
 
 
 

それでは、グッドラック!
 
 
 
 

「初めてのルアーキャスティング、
シーバス準備編。」、

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シーバスキャスト編。」の記事は
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