LOS(ライブ・オブ・シーバス!)しんの
考える、トゥイッチの定義とは?
ジャークの定義とは?
あなたは、トゥイッチとジャークの
違いについて考えた事はあるかな?
あるのだとすれば、知っておくと
いいかもしれない”うんちく”。
今回はそんなお話を
させてください。
よろしくお願いします。
トゥイッチとジャークの意味
こんにちは、しんです。
この三連休、いろんな人が
釣りに出かけると言っていた。
みんな釣れただろうか・・・。
うん、きっといい写真を
見せてくれるはず。
さて、そろそろ終盤を迎えますが
連続トゥイッチやジャークが
良く効くシーズンですね。
でも、そもそもトゥイッチとジャークの
違いってなんだ?って話です。
実は英語の動詞としては
意味は同じです。
そう、結論を言うと
どっちも同じ。
ですが、細かいところで
ちょっと違う。
両方とも”けいれん”という意味を
持っていますが、
トゥイッチは”けいれんさせる”という
意味を持っています。
短いけいれんを与える、
又はけいれんを起こさせる
と言った感じ。
そしてジャークは”けいれんしている”
という意味を持っています。
只今けいれん中、みたいな。
身もだえるという意味も持っていて
シーバスに攻撃されて逃げ惑うベイトなんかが
そんな感じですよね。
シーバスフィッシングにおいても
だいたいそんな感じですね。
トゥイッチはリトリーブの合間に
定期的に織り交ぜるのが一般的。
普通に泳いでいるベイトに
けいれんを起こさせる。
通常の動きにイレギュラーな
動きを与えてシーバスに食べる
隙を与えるのが目的。
単調な動きのルアーを見切らせない
ようにしたり、リアクションバイトを
誘ったりする狙いもあります。
ジャークはず~っと連続して
動かしていますね。
すでにけいれんしている、
要は只今逃げ惑い中のベイトを演出して
興奮しているシーバスにルアーを
見切るという選択を与えない方法。
逃げ惑うベイトの波動で
シーバスを寄せて、更に興奮させて
バイトさせる狙いがあります。
トゥイッチとジャークの決定的な違い
あなたは多分これが知りたいんじゃ
ないでしょうか?
どうもよく分からないから
使い方もわからないし
使い分けもできない。
だから
白黒ハッキリ付けたいんですよね?
コレはよく分かります。
私も始めた頃はそうでしたから。
では、何が決定的に違うのか?
それは、
”あなたが狙っているシーバスの意識”
なんです。
トゥイッチは例えば、
後ろから付いてくるシーバスに
ベイトを食べる隙を与えたり。
又はルアーを観察中のシーバスに
リアクションバイトさせたりします。
そう、つまり冷静な状態のシーバスに
対してアプローチする時にやります。
対して、ジャークは例えば、
ベイトを探している、食べるき満々の
シーバスを寄せたり。
又は寄ってきたシーバスを興奮させて
捕食スイッチを入れたり、興奮中の
シーバスを更に興奮させてルアーを
追い掛け回させたりします。
そうです、冷静ではない興奮状態の
シーバスにアプローチするパターンです。
分かりにくいんですが、トゥイッチと
ジャークの決定的な違いとは、
あなたが狙っているシーバスが
冷静な状態か、又は興奮気味の
状態にあるかの違いなんです。
つまり、決定的な違いは
あなたが狙っているシーバスの
その時の意識だという事です。
動きの違い
トゥイッチとは、短いけいれんを与える。
リトリーブしながら時々
チョンとロッドを動かして
ルアーが水中でヒラを打つような
イメージでやります。
リトリーブ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
トゥイッチ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
極々小さなラインスラック
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
リトリーブ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
トゥイッチ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
・・・、
みたいな感じ。
ですから、シェイクなんかも
トゥイッチの部類に属します。
ロッドティップを小刻みに
震わせるアレですね。
ジャークとは只今けいれん中。
リトリーブしながら、常に
ロッドを動かしています。
リトリーブしながら、
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ロッドを大きめに煽る
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ラインスラックを回収
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ロッドを大きめに煽る
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ラインスラックを回収
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ロッドを大きめに煽る
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
・・・、
といった感じです。
ラインスラックとは糸ふけの事。
ですから、岸壁ジギングなんかは
ジャークに属します。
ではでは、
連続トゥイッチはどうなのか?
コレは分かりにくいですが
先ほどお話した”決定的な違い”を
考えて頂ければ答えは出るでしょう。
さて、いかがだったでしょうか?
まとめると、
トゥイッチかジャークかの違いは
あなたがどんな状態のシーバスに
アプローチを仕掛けるかで
決まってくると考えて大丈夫です。
ざっくり言えば意味やアクションは
同じなので、どういうつもりで
仕掛けるのかで、あなたがどっちか
決めていただいていいんです。
寒いですが、今年の落ちの時期も
残りあと僅か。
気合を入れて釣りまくりましょう。
それでは、また。