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シーバス初心者です。
 

暗い時間帯を狙って釣りに
行っているのですが、
なかなか釣れません。

 

何かナイトゲームのコツみたいな
ものを教えて頂けると助かります。

 

よろしくお願いします。
 
 
 

と、言うのが今回の【Q&A】
 
 
 

私はよく、いろんなところから
いろんな相談や質問を頂きます。
 

よくある質問や
緊急性の高い質問など
当ブログの記事で
お答えしていきます。

 
 

あなたもお気軽に問い合わせて
頂けるとうれしいです。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 

基本はゆっくり

こんにちは、しんです。
 

ナイトゲームですか。
 

ざっくりとコツと言われても
一般的に言われている基本的な
内容になってしまいますね。

ですから、ナイトゲームにおける
注意点みたいなものをいろいろと
お話させてください。

 

まあ、デイゲームよりは簡単に
シーバスに会えるんで大丈夫ですよ。
 

では、いきましょう。
 
 
 

まずナイトゲームの注意点として
言われているのが、ゆっくりルアーを
巻いてくるという事です。
 

これはフィールドが暗いとシーバスの
活性はあがるんですが、暗いので
ベイトを目視しにくくなります。
 

そのため、デイゲームのような
リアクションバイトの要素を考えた
リトリーブではシーバスがベイトを
見失ってしまうんです。

 
 

そして、シーバスという魚はベイトを
補食する時に、決して深追いしません。

これは、シーバスが泳ぎが得意じゃ
ないからです。
 

基本、不意打ちで楽して補食するので
もう追われている自覚があるベイトを
追い回すのは疲れるし非効率的。
 

ですから、一度失敗したらそのベイトを
食べるのをあっさりと
諦めることが多いんです。
 
 

そんな理由から、夜はルアーを
ゆっくり引きます。
 

闇なのでゆっくり引いても
見切られにくいというのも
理由の一つ。

ルアーを見切られにくいという
私たちにとって都合がいい要素を
見方に付けて、シーバスがルアーを
追えるようにしてあげるんです。
 

そして、ゆっくり引く事によって
シーバスのバイト成功率
上げるのが狙いですね。
 
 
 

じゃあ、とにかくゆっくり
引けばいいかと言うと、コレも
また違った話になります。

 

なぜなら、夜でもシーバスは
ルアーを見切る事ができるから。
 
 

昼間はシーバスは自分の姿を
隠したがるのでサッと浮上して
パクっとやって、すぐに反転して
潜りたがります。
 

ですが、夜はシーバスの身体自体が
見えにくいので、わりとルアーの
後ろを追尾してくる事があります。
 

でもこの時、
あんまりゆっくり巻いていると
たとえ夜でも見切られます。
 

なぜなら、シーバスは闇に
まぎれているおかげで昼間よりも
冷静にルアーを追尾できるから。
 

遠くからずっと付いてくる、
でも結局いちばん最後まで食わない。

みたいな事が起こります。
 
 

つまり、見切られてしまう
スピードのちょっと速いくらいで
リトリーブしなければならないんです。

 

これは、昼のリトリーブ
スピードから考えて、何度も
何度も実験してあなたのものに
してくださいね。
 
 
 
 

明暗部を狙う

明暗部は昼間でも狙いますね?
 

昼間の明暗部といえば
日向と日陰。
 

いわゆるシェードですね。

でも、所詮は明るいんです。
 
 

では、はどうでしょうか?
 

夜の暗部はほぼ完全な闇です。

日陰と闇とでは、その濃さが
まるで違います。
 

つまり、昼間のシェードと
夜の明暗部の闇とでは
まるっきりレベルが違うんです。
 
 

夜の暗部ではシーバスは
いとも簡単に身を隠すことが
出来るんです。
 

そのため、かなり効率よく
ベイトを捕食する事ができます。
 

ですから、夜こそ
明暗部を狙うべきなんです。
 
 

しかも常夜灯などには
ベイトが寄ってきます。
 

シーバスにとっては
まさに食堂です。
 
 

ですが、絶対に常夜灯の近くには
立ってはいけません。
 

なぜなら、その常夜灯の下が
まさにポイントだから。
 

暗いところに立ってキャストして
その明暗部を通過させてくださいね。

 

コレは凄く重要です。

絶対に常夜灯の下には
立たないでくださいね。
 
 
 
 

上から狙う

先ほど、闇はシーバスが簡単に
身を隠せるとお話しました。
 

普通、シーバスはレンジを下げて、
自分の上を通るベイトを
待ち伏せして捕食します。
 

ですが、夜はそこまでレンジを
下げなくても自分の姿を隠す事が
出来ます。
 

つまり、夜はシーバスのレンジが
上がる事が多いです。

 
 

フィールドを探る時は
なるべく浅いレンジから
探るのをオススメします。
 

水面直下くらいから順に
下へ探っていくのがいいです。

 
 

極端に言えば場合によっては
トップウォーターのレンジから
探ってもいいくらい。
 
 

これを考えずにいきなり
シーバスのホットレンジを
捉えるような水面下100センチまで
潜るミノーを使ってしまう。

そして、表層のベイトを
狙っていたシーバスに警戒されて
一気に食わなくなるみたいな事が
けっこう起こっています。
 
 

できるだけ水面直下、
サブサーフェイスから
探る事をオススメします。
 
 
 
 

まとめますと、

夜にアタリが出る
リトリーブスピードを
あなたなりに見つけ出して
習得する事。

 

これは地域、フィールド、
タックルなどの様々な要素によって
そのスピードが変わってくるから。
 
 

そして、夜こそ明暗部を
見逃さない事。

言ってみれば夜の醍醐味です。
 
 

更に、ルアーフィッシングの
基本中の基本、”上から探る”
徹底する事ですね。

 
 

以上がシーバスナイトゲームの
具体的なコツみたいなものに
なります。
 
 
 

意識してみてくださいね。
 

わりと簡単に釣れると思います。
 
 
 

さあ、釣りに行きましょう!
 
 
 
 

それでは、また。