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実釣編記事を書くにあたって、

そういえばシーバスルアーの種類
使い分けなどの基本的解説の
記事を書いていなかったなと
思う今日このごろ。
 
 
 

そんなわけで、

今回ルアーのタイプ別に
ざっくりと簡単に
解説させてください。
 
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
 
 

まず、どんなタイプがあるのか?

こんにちは、しんです。
 

いつも、ありがとう!
今日もよろしくです。
 
 

シーバスフィッシングで使うと
思われる種類だけを解説します。

 

しかも、ハードルアーのみ。

ハードルアーとは、いわゆる
ソフトと呼ばれるワームなどの
ウニウニした感触のルアーではない
硬いヤツらの事です。
 
 
 

大きく分けると上から、

・トップウォーター

・フローティング

・サスペンド

・シンキング

・バイブレーション

の5つが主なタイプになります。
 
 
 

トップウォーターとは、
水面でアクションを行うタイプで
ここからさらにポッパーと
ペンシルベイトに分けられます。

 
 
 

ポッパーとは、先端が水を受けて
水面で泡を出すように造られている
頭がうつわ状になっているルアーです。
 

シーバスフィッシングでは
あまり使われませんが、何をしても
食って来ない時やクロダイ
狙いたい時のためにタックルに
忍ばせている方が多いルアーです。

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ペンシルベイトとは、
頭に水流を受ける構造が
付いていない、パッと見た目が
ペンシルのようなルアーです。
 

フローティングとシンキングが
ありますが、トップウォーターに
属するのはフローティングペンシル。
 

酸欠状態の魚や、シーバスなどに
追われて逃げ場を失ったベイトが
水面まで追い詰められた状況を
演出するためのルアーですね。

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次は、フローティング。

今さっき説明したフローティング
ペンシルはトップのカテゴリに
なるので、ここでは省きます。

ここからは水中のルアーですね。
 
 

フローティングタイプは
フローティングミノーと呼ばれる
ルアーだけです。
 

まず、ミノーの中には
頭にリップと呼ばれる水流を受ける
くちばしみたいな物が付いた
一般的にミノーと呼ばれるルアーと、

それが無い、頭の形で水流を受ける
リップレスミノーと呼ばれるものに
分けられます。
 
 

いずれも着水時には浮かんでいて
リトリーブを開始すると水の
抵抗を受けて水中へと潜行します。
 
 
 

ミノーの方はしっかりと水を
受けることが出来て荒れた海でも
キッチリ泳ぎ切るような設定が
出来ます。

そのため使えるバリエーションが
多く、いろんな状況に合わせて
いろんなタイプが選べます。
 
 

ですが、水流抵抗の調整幅が
広く大きいためにリトリーブを
止めると前傾姿勢になる物が
多いんです。

構造上の問題で仕方ないんですが
この頭が下がった時にリップが
下に下がってシーバスに目撃され
ルアーだとバレてしまう、

つまり見切られやすいという
欠点を持っています。

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一方、リップレスミノーの方は
水流抵抗を大きくするのに限界が
あるのでナチュラルに泳ぐルアーが
多いですね。

言い変えれば水中での安定感が
ミノーよりも劣りますので
海が荒れている状況には弱い
ものが多いです。
 

反面、リップが付いてないうえに
不自然な前傾姿勢を取るものも
少なく、見切られにくい
特性をもっています。

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サスペンドタイプ

フローティングとシンキングの
間にあるルアーですね。
 

水中の塩分濃度によって
水圧が変わります。
 

この微妙な水圧と浮力のバランスを
取って、浮きも沈みもしないように
調整されているルアーです。

 

ですから、フィールドによっては
浮いたり沈んだりしますが、
そのスピードは非常にゆっくりで
大体どこでもサスペンドとして
機能します。
 
 

このタイプはストップ&ゴーという
引いては止めて引いては止めてを
繰り返す釣法に向いています。

なぜなら、止めてもそのままの
状態を維持するのでシーバスに
見切られにくいんです。
 

フローティングなら止めれば
浮上しますし、シンキングなら
沈んでいきます。
 

ですが、サスペンドは止まったまま。
 
 

こちらもミノーとリップレスが
ありますね。

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シンキングタイプ

キャストして、着水したら
沈んで行くタイプのルアーです。

同じく、ミノーとリップレスが
あります。

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それとこのタイプに先ほど
トップで説明したペンシル
加わります。
 

おそらくあなたも知っている
シンキングペンシルと呼ばれる
ルアーですね。

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フローティングよりも若干
深いレンジを攻める時に使うのが
一般的ですが、実はこのカテゴリーが
一番レンジ幅が広いです。

 

なんと、水面直下から
ボトムまでのレンジのルアーが
種類別で存在します。
 
 

主な使い方としては

フローティングよりも少しだけ
下のレンジを探りたい時や、

うねりがあって、安定感を
少しアップしたい時などに
使われます。
 
 
 

飛距離も出てしっかり泳ぐ
ものが多いですが、比重が重ければ
重いタイプほどしっかりと
釣れるパターンを合わせる
必要があります。

なぜなら、シーバスの捕食は
吸い込み型だから。
 

小魚を吸い込んで食べるために
単純に比重が重いほど
吸い込みにくいんです。

そのため、ガッツリと吸い込める
パターンにはめる必要があります。
 

ショートバイトではフッキング
しにくいという事です。
 
 
 
 

バイブレーション

最も重量感のある、超早い
スピードで沈んでいくルアー。

手に持った感じは
ただのオモリです。
 
 

ほかのタイプとは違って
ボディで水流を受けてアクション
するルアーが多く、そのため
体高があるものが多いです。

ペンシルベイトも同じで
ボディで水流を受けて
アクションしますね。
 
 

ミノーは頭とボディの水流抵抗の
バランスでアクションしています。

 
 
 

さて、このルアー
引いて来ると手にブルブルと
振動系の感触が伝わってきます。
 

これが、バイブレーションと
呼ばれる由来ですね。
 
 

乱暴に言ってしまえば
トップ以外の全ての
レンジに対応可能です。
 

が、基本的には
ボトム付近の深い層や
底の地形を探るルアーです。
 
 

手に伝わって来る感触と同じように
水中でも騒々しく、アピール力の
大きいルアーです。

そのアピール力をフルに使った
リアクションバイト系のパターンに
使われる事が多いです。
 
 
 

ボトムのリフト&フォールという
釣法に使えて、カニやエビなどの
ベイトを演出することが出来ます。
 

リフト&フォールとは、
ボトム付近でルアーを上下に
アクションさせる誘い方です。
 

シーバスルアーの中では
上下にアクションさせるのは
基本これだけです。

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メタルジグというものも
ありますが、今回は説明しません。
 
 
 
 

上から下までのレンジ順

上から、
 

ポッパー
↓↓↓
トップウォーターペンシル
↓↓↓
シンキングペンシル
↓↓↓
リップレスミノー
↓↓↓
フローティングミノー
↓↓↓
サスペンドミノー
↓↓↓
シンキングペンシル
↓↓↓
リップレスミノー
↓↓↓
シンキングミノー
↓↓↓
シンキングペンシル
↓↓↓
バイブレーション
 

大体こんな感じです。
 
 
 

シンキングペンシルと
リップレスミノーは重いタイプから
軽いタイプまでいろいろあります。

ですから複数書いて置きました。
 

とりあえずはこれだけ
違いを知っていれば大丈夫です。
 
 
 

あとは釣りながら覚えて
いってくださいね。
 
 
 
 
 

それでは、また。